平成24年3月定例会 3月16日一般質問 吉川里已議員

樋渡啓祐武雄市長が認識している武雄市図書館の問題点。 吉川里已議員は市長とは無二の親友。
1
武雄市(公式) @takeocity

本日(3/16)午後1時から武雄市議会定例会一般質問が行われます。 吉川里已議員、上田雄一議員が質問を行います。市内CATVでは中継放送および夜に録画放送を行います。... http://t.co/954QqjCC

2012-03-16 09:21:35

武雄市議会定例会H24.3.16一般質問 吉川里已 Ustream

12月11日追記

公式の議事録が出ています。(PDF)
3月16日全日分
吉川議員分
追記ここまで。

44分30秒から

吉川議員

はい。よろしくお願い致します。それでは新エネルギーについてはですね、この辺にしておきたいと思います。

続きましてですね、図書館関係に入りたいという風に思いますけども、まあ合併して7年めを迎えるということで、平成28年からはですね、合併特例の地方交付税も段階的に減って行くということで非常に厳しい状況になっていくわけであります。今の、今後のですね、予算の状況等を見ると、やはり社会保障費の自然増が増えてくる、そしてまた、普通建設事業にしてもですね、市民の皆さんのインフラ整備の要望、非常に多いものがございます。それもまた伸びていく。そういう状況の中で、国の方は財源不足ということで、臨時財政対策債を平成13年からですか、3年間を目途に展開をしてきたわけでありますけども、この臨時財政対策債、いまだにですね、国の方はこの、赤字地方債に頼っている。そういう状況にこうあるわけであります。非常に厳しい。

そういう状況の中で樋渡市長が誕生されて6年間、色んな行財政改革をしていただきました。この改革については、これからもですね、一つ一つ進めていかなければならないという風に思っておりますけども、その中でですね、一つ改革をする部分として、図書館の改革があるという風に思っております。図書館も12年になります。そろそろ、見直しをして行く時期に来ておるわけでありますけれども、今年度からですね、MY図書館事業を推進をしていただいておるかと思いますけども、このMY図書館事業ですね、iPadを使った読書の無料配信サービス。この今の状況についてお伺いをしたいと思います。

浦郷教育部長

お答えいたします。現在のMY図書館の状況でございますけれども、登録者数が370名、そして配信可能のデジタル図書数でありますけども、これは23年の目標、100冊としておりましたけれども、151冊ということでございます。

吉川議員

はい。まあ予定通りいっとるということですね。ただ、まだまだですね、デジタル図書はもっともっとこう、増やしていかないかんと思いますけどもこの、今後二年めに向けてですね、どういった課題があるのか、どういった対応をされるのかですね、お伺いをしたいという風に思います。

浦郷教育部長

今、議員がご指摘の通りですね、色々な課題があります。で、確かに配信可能な図書数、150冊、151冊ではですね、十分じゃないということで、これも、前、市長が申し上げておりましたように、できるだけ早く増やす、ということであります。とりわけ、元々のMY図書館構想の考え方が、来館が困難な、子育て中のお母さんとかも考えておりましたので、絵本とか、そういうものなどの検討もしていきたいという風に考えてますし、登録者数、これにつきましても、iPad以外の端末、スマートフォンなどの端末からも閲覧可能にするとか、あるいはiPad貸し出しをしてますけども、これについても、各公民館等でもですね、できるようにということを考えていきたいという風に考えています。

樋渡市長

えっと、補足を、します。えー、あとですね、たとえば新武雄病院もそうなんですけど入院をされている方々が、な、なかなか本を触れる機会が無いと、えー、いうこともありますので、入院中の患者さんのね、えー、読書ニーズ等に応えるのは、これはあの杉原館長の、あの、強い希望なんですけれどもね、えー、図書館への本を病院へ団体貸し出しをしようと、これはiPadも含めてです、っていうことだったり、病院内での出張読みきか…聞かせもね、あの、きちんとして行きたいなと、え、いうように思っております。

でわたしから最後にしますけれども、あのー、これ今ね、文科省のねえ、著作権課ってあんですよ、文化庁の。これがまた頭が固くてですね!あのー、どんどんやっぱデジタル化を進めていって、その図書館法の枠内でしようと思ってもねえ、もう抵抗するのは文科省!ですので、あの、これはちゃんと我々としても、あの、きちんと、えー、こういう風にしたいんだということを声を大にしていきながら、今のところ順調に行けば三年間で10万冊、え、えー、何ちゅうんですかね、電子化を図る。でその時の貸し出し方は、おそらく著作権法で、あのー、公衆は…公衆送信に触れてしまいますので、その、iPadに、その、法律が改正される前はiPadに入れた形でね、こう貸し出すという形にこうなると思うんですけど、あと保存ですよ。

あのー、陸前高田もあの、沿岸部の図書館の本もほとんどすべて流されてますもんね。ですので、あのー、なるべくその、保存という観点、やっぱりほら、図書館の本で人気ある本っていうのは、あのわたしの方はきれいなまんまなんですけど、なかなかこうほら、汚れてね、あとこう破損したりこうしてるじゃないですか。だからきれいなまんま、あの、いつでもこう読めると、いう保存と、あの読み易さということもありますので、そういったことを含めて、えー、進めていこうと思っております。どっちにしてもまた文科省から色んな横槍、てえ…抵抗がありますので、守っていただくのは武雄市議会の皆様方と思ってますので、よろしくお願いしたい、特にIT特別委員会、IT特別委員会には期待をしたいとこのように思っております。

吉川議員

はい。病院とか、公民館等でもですね、利用できるようにしていただくということで、ぜひお願いをしたいと思います。

それでは次に行きたいと思います。予算面からですね、ちょっと図書館を見てみたいと思うんですけれども、これはあの、平成22年度の決算ベースでございますが、図書館のですね、ランニングコスト、年間1億4500万円、かかっております。でその内訳をこう見てみますとですね、人件費が6500万。全体の45%を占めている。そして委託料が、3800万で、26%。これ合わせますと7割なんですね。人件費と委託料で。そして授与費。まあ光熱費だとか何とか色々ありますけれども、これが12%。そして図書の購入費。これが1400万円。全体からするとですね、10%ということで、非常に低い、状況にあるわけであります。この人件費、委託料、図書の購入費等をですね、まあ、どのように認識されているのか。

それとちょっと内訳を見てみますけども、これはあの、人件費の内訳ですね。

まあ人件費はちょっと飛ばしまして、委託料。委託料を見てみますと、3800万円あります。で、その内一番多いのが管理業務。1300万円、34%ですね。これはあの、この管理業務の中には、iPad…あ、ごめんなさい、MY図書館事業を推進をされましたので、その予算がここにちょっと乗っておりますので大きくなっております。ここで注目する所はですね、清掃、843万円、22%を占めてるんですね。で先ほど言いました図書館費、図書の購入費ね、これが年間1400万円に対して、清掃に840万もかけとる、ということで、本来の図書館のミッションは何なのかというところをやっぱり、もう一つですね、突き止めてこういった委託料関係にしてもですね、見直しをしていく必要があるんではないかという風にみておりますけども、執行部はどのように感じられているのかお伺いをしたいと思います。

浦郷教育部長

数字的には今、議員から申された通りでございますので、必要最小限、ようするに維持管理の所につきましては、できるだけ切り詰めるということを念頭にしながらですね、やっていかなければならないという風に思います。そういうことで、委託費、委託料の中でも、清掃等については見直しを図っていきたいと思います。

樋渡市長

こりゃありえんですよね、ちょっと、ありえ…て、ごめんなさい。わたしが予算を配分しまし…あの、わたしが天に唾するようなもんなんですけれども、これはまず市民の皆さんにきん…ちっち…これはお詫びしたいと思うんですけど、図書館の購入費が10%っていうのはありえない話なんですね、ありえない!ですので、あの、これ本来の、あのう、ミッション、図書館が為すべきその使命に立ち返って、「徹底的に」見直していきます。

その上で、ただ誤解なきように、あのう、申し上げたいのは、これはあの、図書館の購入費っていうのは国からの補助金がやっぱあるんですね、あのう、これは、え、交付税の中にきちんと算入されますけど、これを、あの、よその自治体は、名前は言いませんけれども、他にどっかつまみ食いしてんですよ、っと。うちはしてませんので!うん。「ちゃんと」、あのう、国から、図書館を買いなさいっていった本は、あの、きちんと図書館を、買ってますよね、はい。もう、自信満々、部長も言ってますので、え、そういっ…そう、「その」、あの、誤解はなきようにお願いをしたいと、思います。見直します。

吉川議員