江口聡さんが収集したパフォマティビティ(あるいはパフォーマティブ)の言い換えや定義

”ジュディス・バトラーの「パフォーマティビティ」とはいかなる概念か http://togetter.com/li/320015 ”の第五弾。
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江口某(焦土) @eguchi2012

それはまあ長い旅になります。しかしもう5年以上たつからたしかになんとかしないとならんような気もするです。

2012-06-15 01:49:47
江口某(焦土) @eguchi2012

ていうか日記見直したら2004にはすでに記載があった。

2012-06-15 01:50:05
江口某(焦土) @eguchi2012

2004年7月「ジュディス・バトラーとか。なんかよくわからんので英語見てみるとぜんぜん違うこと書いてあるような気がする。大丈夫なんかいな。つーか、ポストモンダンとかってのにかかわる本て翻訳やばいことが多いんじゃないかとか。」

2012-06-15 01:51:03
江口某(焦土) @eguchi2012

「ヤバイ。バトラーやばい。超やばい。マジヤバイ。まず翻訳わかんない。もうわかんないなんてもんじゃない。超わかんない。わかんないとかいっても「カント20人ぶんぐらい?」とか、もうそういうレベルじゃない。なにしろ」

2012-06-15 01:51:06
江口某(焦土) @eguchi2012

次の日。「さらにバトラーについて考察。ああいうものとかがイリガライだとかクリステヴァとかそういう人びとのあやしげな「思想」が死に絶えないのは、やっぱりそういうひとびとを扱う学者共同体が男性中心の他の分野に比べてヌルいからじゃないかとか。」

2012-06-15 01:52:26
江口某(焦土) @eguchi2012

「男社会だとちょっと弱みを見せると白黒つけられちゃって殺されちゃうという恐怖があって、それはそれでアレなんだが。ていうか、それは極端に男社会で暮した一時期の私の経験のアレなのか。」

2012-06-15 01:52:37
江口某(焦土) @eguchi2012

2006年2月。「諸般の事情により、もう1年近くジュディス・バトラーを読んでいるわけだが、いつまでたってもさっぱりわからん。英語として悪文なのはまちがいがない。気づいた特徴をあげておくと、」

2012-06-15 01:56:27
江口某(焦土) @eguchi2012

「ポイントになる場面ではさすがに注をつけるが、実際に原典にあたってみるとぜんぜん見当違いで、やっとそこでそれがバトラーの解釈であるということがわかる。」

2012-06-15 01:57:08
江口某(焦土) @eguchi2012

「動作主の明示されていない受動態の文が多い、現在形の文が多く、それが仮定の話なのかなんなのかよくわからん。特にほとんど仮定法を使わないのが気になる。めったに直接の引用を行なわず、したがってある命題がバトラーの解釈なのか他人の主張なのかが不明。知的な不誠実を感じる。」

2012-06-15 01:56:55
江口某(焦土) @eguchi2012

ちょっと再構成してみるかなあ。

2012-06-14 19:08:00
江口某(焦土) @eguchi2012

まあしかしこうしてみると、「パフォーマティブ」が言語行為論とはまったく関係ないのはもうはっきりしたと思う。

2012-06-14 19:44:52
江口某(焦土) @eguchi2012

というか、言語行為論で使われる「パフォーマティブ」という語とはまったく別のものである。

2012-06-14 19:45:20
江口某(焦土) @eguchi2012

「パフォーム」という語からふつうに理解されるものともまったく異なっている。

2012-06-14 19:47:19
江口某(焦土) @eguchi2012

逆に、パフォーマティブでない慣習や行為は存在するのだろうか。

2012-06-14 19:48:21
江口某(焦土) @eguchi2012

まあどういうわけかそうなのです。4つも収集させてもらって感謝しております。

2012-06-14 21:51:49
江口某(焦土) @eguchi2012

Xにどんなが入りうるかを考えよう。

2012-06-14 19:23:07
江口某(焦土) @eguchi2012

とりあえずA案「Xがパフォーマティブであるのは、Xが強制的な引用と反復とを通じて、そのおゆな作用以前から自然なものとしてみずからを作りだす場合である(そしてその場合に限る?)」

2012-06-14 19:12:07
江口某(焦土) @eguchi2012

A案やりなおし。「Xがパフォーマティブであるのは、Xが強制的な引用と反復とを通じて、そのような引用と反復の作用以前から存在する自然なものとしてみずからを作りだす場合である(そしてその場合に限る?)」

2012-06-14 19:21:36
江口某(焦土) @eguchi2012

A案はなんか社会ルールとか規範とかしか入らないように思う。

2012-06-14 19:23:21
江口某(焦土) @eguchi2012

B案「Xがパフォーマティブであるとは、Xがすでにある規範を引用し繰り返すことによってX自身を維持・再生産するプラクティスであり、(かつ?/または?)その効果である場合(でありその場合にかぎる?)」

2012-06-14 19:14:48
江口某(焦土) @eguchi2012

A案やB案は、「引用する」とか「繰り返す」という言葉を生物以外のものがすることにあるからいやなんだよなあ。まあこういうのヘーゲルな流派なのでしょうがないか。

2012-06-14 19:52:54