2012年6月16日 科学技術社会論学会シンポジウム「東日本大震災をめぐるこれまでとこれから~問題の現在と将来、そのエビデンス~」実況まとめ。
2012年度科学技術社会論学会夏のシンポ( http://t.co/C9bW37Po )に関するハッシュタグはこちらです。 #JSSTS2012
2012-06-15 11:25:22これより、2012年度科学技術社会論学会シンポジウム「東日本大震災をめぐるこれまでとこれから~問題の現在と将来、そのエビデンス~」 の実況です。ハッシュタグは #jsst_0616 を。
2012-06-16 13:40:27#jsst_0616 総研大標葉氏「リスク分配の不平等、原発立地自治体を他の自治体を比較すると嫌な格差が見えてくる。住民の収入の多い自治体ほどなくなる方は少ないという相関が見えてくるが、あくまでも相対的なもの」
2012-06-16 13:44:58標葉「津波の高さだけで被害が決まったわけではない。産業構造など、いろいろな条件が結びついて被害に影響している。」 #jssts2012
2012-06-16 13:46:33#jsst_0616 総研大標葉氏「しかし浸水面積と人口の割合には勿論大きな相関が出てくる。一般的に人口割合が一極に集まる自治体は産業構造的に財政的にも厳しい自治体が多くなる傾向が元々あったため、これらの震災前からの格差が存在する」
2012-06-16 13:46:45#jsst_0616 総研大標葉氏「またもうひとつの視点として、情報。2点問うべき、今回の災害での情報の生産者消費者は誰だったのか、また情報の関心はどこに集中していたのか、その背景に何があるのか」
2012-06-16 13:48:16標葉「もうひとつに、情報格差がある。今回の災害に関する情報の生産者、消費者は結局のところ誰だったのか?」 #jssts2012
2012-06-16 13:48:33#jsst_0616 総研大標葉氏「ネットの利用調査、震災前のもの。一般に年齢が若く、また所得の高いほど利用の多くなる傾向がある。地域格差も首都圏などの都市圏と比べて東北での利用率も低い、利用端末にも差が出ている」
2012-06-16 13:49:31標葉「インターネット利用には、所得格差と年齢格差がある。所得が低いほど、インターネットを利用する割合は低い。」 #jssts2012
2012-06-16 13:49:33#jsst_0616 総研大標葉氏「確かに大量の情報流通が活発にされるようにはなって、情報ボランティアなどの動きも出てきた。しかし誰が情報を作り出しているのかを考えると、結局は言論空間での主な生産者消費者は首都圏、つまり安全地帯の人が中心であったと」
2012-06-16 13:50:29標葉「結局のところ、言論空間における主な生産者、消費者は都市圏の、安全だった人たちだった。被災地においても情報格差があった。」 #jssts2012
2012-06-16 13:50:49#jsst_0616 総研大標葉氏「被災地でも情報格差が存在していた。仙台とそれ以外でも触れられる情報量にも発信にも大きな差がある。更に東京関西となると全く別の事情となる。」
2012-06-16 13:50:58#jsst_0616 総研大標葉氏「震災後1週間の報道を分析すると、1周目と比べて4週目になると傾向が分かれている。特に原発事故と津波は1ヶ月半ほどは一緒にされている」
2012-06-16 13:52:16標葉「震災に関して、とくにどこに大きく関心が寄せられたか。朝日新聞のキーワードをビジュアル化すると、原発と地震、津波が一ヶ月程度はセットで取り扱われいたことがわかる。」 #jssts2012
2012-06-16 13:52:36