違法音楽ファイルを自動検知するシステム、インターネットの検閲?
.@siritori からネタフリあったFluzo関連のお話。 まず、itproのおさらい記事 http://t.co/xFmWwpxz それからFluzo開発元?通称CDC http://t.co/eWnTSdSI
2012-06-21 17:09:18*
ココマデお話の予習ネタ
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朝日新聞デジタルで記事になった、「違法音楽ファイルを自動検知するシステム(プログラム)をISPに導入要請」ってヤツを少しつっついてみる。http://t.co/KtPJvKzN
2012-06-21 17:47:47で、朝日新聞さん取材が甘いのか、ゆるく書いたのかわかんないけど、かなりもや~っとした書きっぷり。そこでこっち。音楽権利者組織が新たな違法音楽配信対策、ISPにモジュールの導入を働きかけ:ITpro http://t.co/VuEKS0oN #itprojp
2012-06-21 17:48:39で、権利者団体とか組織とか呼ばれる人達その他でCDCという機関があります。http://t.co/0J5vTiZJ ここの人達が「Fluzo」と呼ばれるシリーズのシステムを作ったよ それをISPに導入要請しているよ っていうのがざっくりとしたお話。
2012-06-21 17:51:312007年くらいからもにょもにょやってて、2010年の4月頭から「Fluzo」なるものがサービス開始したようです。(itpro) - http://t.co/xFmWwpxz 色んな権利団体があるけれど、横断的に照会できるシステムがなかったからそれを作ったみたい。
2012-06-21 17:54:42この時点の物だと、アーティスト名や楽曲名みたいなテキストで照会をするシステムだったみたい。で、これについて2010年の段階でフィンガープリント使った検索をやります!って謳ってる。これがキモ。
2012-06-21 17:56:07じゃぁ、フィンガープリントってなんなのよっていうと、語源は指紋。もちろんそういう意味ではなく。実際には同一性確認の手段だとでも思ってもらえばいいのかな。ハッシュ計算して同一かどうか確認しますよー みたいなあれ。
2012-06-21 17:58:09で、この辺についてはあちこち論文あるみたい。少なくともGoogle先生にちょっと聞いてみても2005年には青山学院大の理工学部でそういう論文が出ているのを見つけた。 http://t.co/GsldeMuI
2012-06-21 18:00:36itproに上がってた図からの判断だと、ISPなりどこなりのシステム内にFluzo-Sシステムを導入すると、a)ファイルスキャンしてこのフィンガープリント(以下FP)を生成する、b)FPをCDCだかどこかの親システムに照会する c)照会結果を受け取る 大きくこんな感じ。
2012-06-21 18:05:05FPを生成する っていう事はファイルが格納されている場所に対してスキャンして生成対象があるとかないとか判断をすると思うのだけど、その判断基準とは?
2012-06-21 18:06:56mp3やwma、m4aといった所謂エンコードしたとはいえ生のファイルであればまず100%対象になると思う。 じゃぁ、こいつらを暗号化したら?無圧縮zipみたいな簡単な物から、鍵暗号化とか。あるいは中身は生ファイルだけどファイル拡張子を偽装したらどうなのか。
2012-06-21 18:08:48こういうファイル郡に対して権利者側は解析できるものはなんでも解析しろってスタンスだと思う。彼らは照会対象が増えれば増える程精度が上がっていくハズだろうし。
2012-06-21 18:10:28規約みたいなもので、検閲システムが入ってるから俺らの知ってるファイルだったらガンガン解析するけどそれでよかったらウチのサービス使ってね みたいな縛りにするとか、色々可能性があるよね。
2012-06-21 18:11:30この辺を規定している法とかあるいは業界慣習については詳しくないので、フォローがあると嬉しいな って丸投げします。 ごめん、自信無いことが結構あってうかつに言えない。
2012-06-21 18:13:25Fluzo系システムの導入によって、ISPさんはFPという権利的に面倒なものを抱える事になると思われます。じゃぁ、このFPってどう扱うの? 照会する為に生成して照会終わったら消すの?照会先のシステムがこのFPのデータ持っちゃうんじゃないの? みたいな疑問。
2012-06-21 18:15:34