ライスのアニメ感想:#170 LUPIN the Third -峰不二子という女-(12)
- terry_rice88
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LUPIN the Third -峰不二子という女- Ep.12「不二子という女(前篇)」 ラス前で前後編回。というか、コレまでの謎解き回かな。閉園になっている遊園地が舞台だったので、ギミックとか動きとかが凄かったなと。ネタ的なところだと五ェ門の女装姿が全部掻っ攫っていったなw
2012-06-22 11:40:22えーと、つまりアルメイダ伯爵は理想の女性を作り出すためにかなり以前から少女を誘拐し、さらに自らが所有する製薬会社の被検体にしてたって事か。そのファム・ファタールの名前が他ならぬ「峰不二子」であると。まだそこら辺の設定の前後関係が見えないからなんとも言えないのがモヤモヤする。
2012-06-22 12:29:16どちらにしてもアルメイダ伯爵の敷いたレールに乗っかって、話が展開されていたって事なんだろうかな。で、あるからルパンたちや五ェ門、銭形とオスカーもすべて「峰不二子という女の物語」の登場人物であると。でも結局、コレって誰の物語なんだろうなあと、一瞬思わなくもない。誰って言うのがミソ。
2012-06-22 12:32:54物語の枠内にストーリーの超越者がいるのでどうにも把握しづらいんだけど、「不二子は私の娘」と言ってのける伯爵が「誰」なのかっていうところ。岡田磨里なのかモンキー・パンチなのか、モンキー・パンチの変装をした岡田磨里なのかw と言う風にメタ的に考える事も可能ではあるんだろうなあ。
2012-06-22 12:35:40物語的に考えると、やはり不二子のアイデンティティ獲得と親越えの物語なんだろうと思われる。不二子自身はそれらを唾棄すべき過去と認識してて、それらからずっと逃れようとしてたのが、11話までの話なんだろう。だからどこかその人物像がズレている印象があったんだろうと。それは視聴者的にも。
2012-06-22 12:39:23元々「峰不二子」のパブリックイメージは絶対的な「大人な女性」だったわけで本作の不二子像って言うのは「少女らしいあどけなさ」が残ってしまっている女性で、その段階ですでにかなりのズレがある。実際、そこのズレはキャラが崩れてるって言う批判も少なからずあるように見えるか。
2012-06-22 12:41:48しかし、OP映像でもあるようにその少女不二子と旧来の不二子が合一するストーリーであると考えるならば、キャスティング的にも狙い通りなんだろうなあ、これ。それだけに不二子の演技とは難しいと言うところなんだろうか。まあ、そういう話がどこの層に向けられて作られているのかはまた別問題だ。
2012-06-22 12:45:35話をひっくりかえせば、誰にでも「峰不二子」になれたはずで、我々の言うところの「峰不二子」が「峰不二子」であるためにはそうすればいいのかというのが中心に、最終話で語られるんだろうなあ。まずはアルメイダ伯爵との対峙でどう話が繰り広げられていくのか注目です。あとは銭形とオスカーの問題か
2012-06-22 12:48:29オスカーもまた「不二子」になれた存在なんだろうけど、男なので突然変異種ではあるんだろうなあ。であるから、その存在としてかなり歪んでいるんだろうと思う。ゆえに一途で狂気的ではあるんだろうが、銭形がどう始末つけるか楽しみなところだなあ。五ェ門はこのままルパンたちと会うことはなさそうだ
2012-06-22 12:52:34しかし、この流れだとルパンにどんな出番が待っているんだろう?今回はほとんど謎解き役に徹していた感があるけど、再び不二子の前に現れたときにどういったやり取りが待っているんだろうか、全く想像が付かないな。あの二人が安易にロマンスをかわすシーンをするとは考えにくいし、どうなるんかなあ。
2012-06-22 12:58:23ルパンは問題の解決は自分でやんなと、突き放しているから不二子が解決した後、再び犯行予告を口にするんだろうか。それとも不二子の方に何か違った反応が現れるんだろうか。40年も続いた作品なのだから一筋縄でいかない関係ではあるから、本作においてもそれが求められている、ような気がする。
2012-06-22 13:01:24どちらにしても、最終回が楽しみになったかな。「峰不二子という女」の物語の結末は果たしていかに。 と言ったところで今回の感想は以上です。どうもありがとうございました。ではまた次回です。
2012-06-22 13:04:16