- terry_rice88
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とりあえず見直してて気づいたこと。ガルデモのアルバムがすでに手元にあるのですが「一番の宝物」の歌詞が、13話で流れているものと違っているということ。ガルデモのはユイverと銘打っているから、彼女仕様の歌詞になっているみたいです。
2010-06-30 04:25:19あとOPとEDのBGM版が同じく流れていましたがEDはゆりが消えるところで、OPは音無が日向を送るところで使われていました。
2010-06-30 04:26:20つまり、最終的な解釈としてはOP曲は音無、ED曲はゆり、そして「一番の宝物」は奏(と音無?)をそれぞれイメージした曲と見ることができるかと。
2010-06-30 04:27:59ゆりの話は自分の人生を受け入れる話。凄惨な過去を乗り越えて、自分の人生を歩む話であったと思います。対して、音無の話は自分の人生を見失った人間が、人生を取り戻そうとして失敗した話であったのではないでしょうか。
2010-06-30 04:41:50最終回の後半は12話で第二コンピュータ室にいた男が語った死後の世界の始まりをそのままなぞっています。もちろん、12話の男は最終回で展開された話のその後も語っていましたね。
2010-06-30 04:46:36察するにおそらく音無が死後の世界の創造主なのでしょう。Angel Playerを開発して、NPCと化した唯一の人間。
2010-06-30 04:50:28個人的には最終話の最終パートまでひっくるめて、一話に戻るというループ構造になっていると考えています。最終パートは結局、手が届かなかった音無の夢想であり、目が覚めたのが一話の冒頭。NPCの制服を彼が着ているのも、そういうことではないでしょうか。
2010-06-30 04:53:06そうすると前日談のTrackZero(小説版)は音無がNPCになっていたときの話であり、ゆりにまつわる話のプロローグだといえそうです。
2010-06-30 04:55:28一話で音無と奏が会えたことが事がすでに一種の奇跡だっと。音無が何らかの原因でNPCの状態から自我を取り戻したのも、偶然というよりは必然であるように見えます。
2010-06-30 04:59:061~13話が全て音無の繰り返すループ世界だとなると、死後の世界は音無の魂の牢獄といえるでしょうね。なぜ、彼がそうならざるを得なかったのか。推察するに「愛」というのがキーワードなんでしょうね。
2010-06-30 08:32:08ゆりも死んでいた兄弟にも、SSS団の仲間にも「愛」を感じて、大切だと思ったから前に進もうと思った。けど、音無は誰からも「愛」を享受することはなかったんじゃないかと。本人は「博愛」の精神だったのかもしれないけど、彼を救う「愛」はどこにもなかったんだと。
2010-06-30 08:37:19奏も音無の求愛(告白)に答えることが出来なかったわけですから、誰にでも関係できて、誰とも関係できていないって言う孤独さがあったんだろうなあと。一番、「愛」を求めていたのは音無なんだろうと。それに本人が気づいていないから、結局一人で死後の世界に残っちゃった。
2010-06-30 08:40:309話で音無の姿勢が滅私奉公であると書きましたが、それが悪い形で出てしまったのが最終話のED直前のシーンなのではないでしょうか。
2010-06-30 08:42:31個人的にこの最終回でループ構造が見えてしまった時点でABという作品は悲劇ではないかと感じました。少なくとも音無視点では悲劇でしょうね。
2010-06-30 08:45:06さっきも話が二つに分裂してしまっていると言いましたが、ゆり視点の話がハッピーエンドで比較的に穏やかに終わっているのに対して、音無始点が畳み掛けるように展開されてしまっているので、なんだか妙なことになってしまっているんだと思われます。
2010-06-30 08:47:181クール13話の中でこの二つの視点の綱引きがあったんでしょうねえ。結局、楽しめる方を優先したがために、音無視点の掘り下げが割りを食ってしまったんではないでしょうか。
2010-06-30 08:50:00正直、設定も話も中心キャラの方向性も中途半端だったのは否めないわけで。それでも楽しめたのはどういうことだったのかなあとも思いますが、やっぱりテーマ的には一本筋が通っていたからなんだろうと思います。
2010-06-30 08:54:57テーマってのはたぶん広範囲の意義での「愛」なんだろうと。そこだけは外れなかったから、色んな所が荒唐無稽だけど見れちゃった。
2010-06-30 08:57:18