ソ連人民最大の敵、フランスを実例に官僚機構の重要性を説く。

フランスってどうしてこんなにグダグダになるんでしょうね?国民性なのだろうか?
38
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

.@erokimota さんの「官僚組織についての会話」をお気に入りにしました。 http://t.co/Crbbx4WM

2012-07-03 15:31:53
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

官僚制度というのは非常に大切。叩くばかりでは何も産まない。

2012-07-03 15:34:19
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

フランス革命の原因の一つに、ブルボン王朝の財政破綻があるのは有名だが、財政破綻の原因は、貴族や王妃の放蕩三昧というより、徴税制度が整っていなかったことのほうがより根本的。

2012-07-03 15:38:02
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

先ほどのフランス革命の原因の一つになったブルボン王朝の財政破綻についてのつぶやきの補足。

2012-07-03 16:26:50
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

収税吏などが高い利子を取って政府に前貸ししていたりするのだか、そもそも各段階でピンハネもしている(つまり、納税者は不当に高い税金を納めさせられる)

2012-07-03 16:31:19
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

また、収税吏など、収税に携わる人間は税金から5%の手数料を取っており、国庫に納められる「前」に給与などの支払が高官によって行われ、さらにその高官も利子を取って君主に金を貸し付ける。

2012-07-03 16:35:19
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

さらには、ネッケルの改革までは、包括的な財政収支という概念すらない。また、民間への支払いの約束も守られないことがあった。

2012-07-03 16:38:42
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

こうしたなかでは、まとも金利でフランスに資金を融資しようとする銀行家がいる訳もなく、フランスへの融資にたっては、銀行家は高い金利を要求していた。

2012-07-03 16:41:27
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

例えば、アメリカ独立戦争に際して、イギリスは3%の金利で戦費を調達しているが、フランスはその倍の6%で戦費調達を行わざるを得なかった。信用が段違いだったのだ。

2012-07-03 16:45:04
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

こんな状態では、平時でさえ収入で支出を賄えず、毎年借金を重ね、信用はさらに低下……という恐るべきループにフランスは嵌まり込んでしまう。

2012-07-03 16:47:30
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

こうした絶望的な財政がフランス革命の呼び水となったのである。……以上、ポール・ケネディの「大国の興亡」に基づいてお送りしました。

2012-07-03 16:50:58