アメリカでの空軍設立の動きと日本の場合

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ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

マーシャルやアイゼンハワーはクラウセヴィッツをよく理解し政治的要請や軍事的必要性に政治的な名文をつけるのを求められた時これによく答えたが、ミッチェルの後継者たるアーノルドやルメイは軍事機構をいかに能率的に動かすかが行動原理で伝統への反発からルメイはおざなりな敬礼やらを奨励さえした

2012-07-05 19:27:51
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

なので爆撃機にアニメやら半裸の女性なんかのマーキングが許されたのも、こう言った軍への反発からだと言う話があるのですね、確かに政治的な理由よりもいかに効率よく世界を焼け野原にするかに全力になっていたような印象がアメリカ空軍の黎明期にはありますねぇ

2012-07-05 19:30:50
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

アメリカ空軍を作り上げる事になるアーノルドやルメイやらのボンバー・マフィアを育てたミッチェル自身ありとあらゆるとこに喧嘩を売りまくって海軍のお偉いさんを辞任に追い込んだりした人ですから、彼に大きな影響を受けたミッチェル・ボーイズ達がどう言う行動をとったかは想像にたやすいですね

2012-07-05 19:34:00
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

さっきの辞任に追い込んだのは海軍でなく陸軍でした。

2012-07-05 19:39:57
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

彼らは新しい空軍の力を信望するのと同時に軍人として組織の維持拡大のために行動を取るわけで、ミッチェルは論敵となったメノハー少将を戦艦もろとも葬りルメイやアーノルドは空軍独立の意味を訴えるためヨーロッパと太平洋で爆撃をエスカレートしその頂点がB29と東京大空襲になるわけです。

2012-07-05 19:43:08
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

戦略爆撃は従来の陸戦や制海権から独立した新しい武力の形で空軍の存在意義をしめすのにこの新しい武力がどれだけ強力なものかを証明する事だった。

2012-07-05 19:45:49
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

ちょっと散漫してしまいましたがこれがアメリカ空軍の誕生した経緯であって同時に当時の多くの空軍やそれに準ずる組織が考えていた事だったのかなーとか最近思います。

2012-07-05 19:48:21
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

イギリス空軍だとハリスしか出てこないですけどこのミッチェルやルメイ達に似た思想を持った派閥があったと思うのですよねぇ、ドイツ空軍は戦術空軍に思われがちですけど、戦略爆撃への夢はずっと持ち続けていますし、自信達の想定をはるかに超える勢いで戦線が動いて対応できなかった感があります。

2012-07-05 19:54:07
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

日本だと戦略爆撃厨みたいな派閥は聞いた事ないですが。

2012-07-05 19:55:14
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

最近よくわからないのがルフトヴァッフェが独立して存在できた理由はなんとなくわかるのですが、彼らを独立軍として存在させていたにはどのような思想だったのかなのですよ

2012-07-05 19:57:44
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

軍隊は戦う前に組織であって、敵と戦う前に自分達の存在意義を主張して組織を存続させる事が軍にとって最初で最も困難な戦いという事でしょうか

2012-07-05 20:01:33
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

陸や海はそれこそ何千年に渡っての実績がありますが、空軍はこれに相当する実績を1〜2世代程で作ったと考えると...

2012-07-05 20:02:51
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

それ以外の任務だと陸軍や海軍の小間使いで終わりかねないですし、実際空飛ぶ砲兵変わりに使われたドイツ空軍はかなり不満だったようです。“@Kohu_minimi: 自立した管理機構の確保を目指すのは、組織の運命ですからねー。新参者の航空隊にとって戦略爆撃は魅力的で攻撃的に主張す(略

2012-07-05 20:11:38
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

なぜその組織はそのような行動をとったのかとか作られたのかの理由はまだ調べやすいですが、その背景にどう言う思想があってどう言う思考を経てその結論になったのかになるともう頭がポーンですよ

2012-07-05 20:34:55
錆猫 @Nyar_Horten

大正の終りだか昭和の初めだかの本に、確か「我が空軍」という当時の現役軍人さんが書いた本がありまして。内容は制空論に影響されつつ、陸海軍から航空隊は独立すべき、といったものだったかと(本が手元に無いのでうろ覚え

2012-07-05 20:39:29
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@Nyar_Horten あることはやっぱりあったのですね、影響を受けている人はいるとは思っていましたが自分が見た本では見かけたことがなかったので...それはともかくおかえりなさい。

2012-07-05 20:42:46
錆猫 @Nyar_Horten

…ちくそ、今思えば少し無理してでも狩っておくべきだった>我が空軍?

2012-07-05 20:43:21
錆猫 @Nyar_Horten

@futaba_AFB ただいまです。と言っても、内容はうろ覚えですので、そんな本もあるらしい程度で受取っていただければ

2012-07-05 20:46:44
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@Nyar_Horten ミッチェルがニューヨーク・サンでぶち上げたりしたそうなので俺たちも!と言う人がいなかったのが不思議だったので参考になりました。大きな派閥にまで育たなかったのは次の戦争がすぐそこで実践的な部分が注目されていたのかもですね....

2012-07-05 20:48:46
錆猫 @Nyar_Horten

@futaba_AFB 空軍独立論は陸海軍双方共に航空撃滅戦を指向した際に持ちあがってますね(其れ以外にも使用機材の統一で生産力の効率かも考慮されていた模様)

2012-07-05 21:04:27
錆猫 @Nyar_Horten

@futaba_AFB ちなみに戦史叢書「海軍航空概史」によると、大正9年の時点で空軍組織について陸海軍が協同で研究したのが最初だとされています

2012-07-05 21:08:55
錆猫 @Nyar_Horten

尤も、このとき海軍側は「数の整備に付いては大きな利点が得られる」とするものの、海軍作戦に対応出来る機材が無い事から時期尚早と判断した模様(陸軍も似た様な判断だったとのこと)

2012-07-05 21:12:07