広島教採塾さん「英語、体育、国語の教採の裏技」についてのツイート。

レトリカ教採学院（教採塾）河野正夫 @kyousaijuku

さて、英語の教採の裏技についてです。裏技ですから、英語の勉強法とか、英語の発声法なんてことは今日はお話しませんよ。英語教採の裏技を二つだけご紹介しましょう。

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英語の教師志望者さんには、是非、日本文化や日本文学のどこかをちょっとだけ極めていただけると教採でも実際の学校現場でも強いですよ。一般的なイメージを覆すのです。漢文がスラスラ読める英語教師、お茶の師匠の英語教師、俳句が得意な英語教師、カッコいいでないですか。日本を極めた英語教師に！

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そして、英語教師志望者さんには、英語で何かができるようになってほしい。英語が話せるではなく、英語で何かができる、です。　英語で落語でも結構、英語で俳句でも結構。別にこれは日本文化にこだわらなくてもいいですよ。英語の歌が上手いでもＯＫ、英語でモノマネでもＯＫ。

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これが、教採の面接で以外に効果をはっきするのですよ。例えば、英語で落語ができると言えば（あるいは願書で書いていれば）、非常に高い確率で面接官から、「ちょっとだけやってみて」となります。やってみて上手ければまず合格します。信じていないでしょう！本当に合格するんですから（微笑）。

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別に落語でなくてもいいんですよ。なんならオバマ大統領のものまねでもOK！　英語の詩の朗読でも、ハムレットの独唱でもいいです。ただし、中途半端じゃダメですよ。10秒聞いたら相手がしびれるくらいのレベルじゃないとね（微笑）。

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英語って、やっぱり、英語を話せるだけでは魅力がないんですよね。だって、英語ペラペラでせいぜい、アメリカ人の中学生レベルだものね（笑）。　だから、英語も話せて日本文化の何かを極めている、あるいは、英語で普通の英語ネイティブではできないことができる。やはりプロにならないと、ですよ！

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私が米国の大学院のPh.D.過程にいたときに、ある有名教授からリサーチの手伝いをしてほしいと頼まれました。その教授は日本史の専門家で、私は日本史専攻の院生ではありません。私は教育学専攻でした。日本史専攻の院生は何十人もいました。なぜ、門外漢の私に頼むのかを教授にききました。

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教授が言いました。「だって、君は、英語も、現代日本語も、古文も、漢文も、現代中国語も全部、学術レベルで読めるでしょ。それぞれを知っている人はいるけれど、一人で全部できる人は君だけだから、君に頼むんだ。」　なるほどね、と思いました。そんな英語の使い手になれたことを誇りに思いました。

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体育の教採の裏技です。こちらも２つご紹介しますね。

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体育の教師志望の方は、何でもいいから他の教科に詳しくなってください。数学ができる体育教師、英語ができる体育教師、漢文に強い体育教師、なんでも結構です。体育教師は体力だけという常識を覆しましょう。教採でも有利ですよ。学校現場でも有利ですよね。

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だって、体育教師って結構、生徒に人気あるでしょ。そして、体育教師って、生徒指導係みたいなイメージもあるでしょ。でもそれを最大限活用するんですよ。数学ができる体育教師だったら、生徒がいっぱい質問に来そうでしょ！　それも魅力ですよね。　教科をひとつ（ふたつ以上なら最高）極めましょう！

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そして、体育教師志望者の方には、話し上手になっていただきたいと思います。まあ、体育教師は話し方には元気と明るさはあります。現在も何人もの体育専攻の教採志望者を教えていますが、彼らは本当に元気で明るいのです。さすがスポーツマンといった感じです。そこで、話も上手になって欲しいのです。

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イチロー選手とか、石川遼選手ってカッコいいでしょう。あこがれるでしょう。彼らはもちろん、イケメンで、スポーツでの成績も最高ですが、何よりも話し上手ですよね。この二人の話し上手ぶり、「名言」の話しぶりには脱帽ですよね。そんな体育教師になっていただきたいのです。教採も必勝ですよ！

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なんだか今日はたくさん、ツイートしましたね（微笑）。　明日は、午後9時から午後11時まで、質問コーナーです。　事前にあるいはリアルタイムで、どんどん質問をお寄せくださいね。　とういわけで、今日のツイートはおしまい！！

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さて、今日の一つ目の質問です。　「国語の教師を目指してるのですが、国語教採の裏技もあればぜひ教えてください。」

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裏技として２つ、お話しますね。一つ目は、国文学に出てくるいろんな地域や文化をしっかりと肌で感じて知っておくことですね。万葉集なら、万葉の土地を訪ねるとか。奥の細道の経路を自分でも廻ってみるとか。百人一首に読まれている場所に全部行ってみるとか。そんな行動的な体験が素敵ですね。

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例えば、最後にあげた、百人一首に詠まれている場所に全部行ったことがあるというのは、面接でもちょっと自慢できますよね（微笑）。　日本文学を肌で感じて知っている、なんていうのは国語教師の鑑ですよね。

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二つ目としては、国語教師には、風流人としての雅（みやび）を持ってほしいですね。といっても、別に難しいことをいっているのではありません。書道が上手いでも、和歌が読めるでも、お茶の達人でも、詩吟が趣味でもなんでも結構です。国語教師ならではの風流人ぶりがあると最高ですね。

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別にカッコづけのためだけに言っているのではありませんよ。教育基本法や学習指導要領にいうところの、日本や郷土の伝統や文化を重んじるというところに直結するからです。日本の伝統や文化なら、国語教師として、他の教科の教師たちの模範となりたいではないですか。そういう意味でもマストです！