鼻血問題および肥田氏の評価についての林さんとの対話
・肥田氏の発言について
@SciCom_hayashi 「元気だった人に入市被曝で急性症状がみられた症例,その兆候かもしれない鼻血や下痢の観察を肥田医師が語り,そこに人々が注意を払うのも自然」 よく知らない人が、そのように心配するのは自然だと思います。一方で、心理的に自然であることと正しいことは別です
2012-08-02 14:56:41@SciCom_hayashi それは例えば、「鉄より重いものが空を飛ぶなんて信じられない」と思うのが自然なのと一緒です。「飛行機は飛ぶから心配いらないよ+説明」をすべきでしょう。同じように、「放射能で鼻血が出る心配は限りなくないよ」とも説明すべきでしょう。
2012-08-02 14:58:24@SciCom_hayashi 「心配するのが自然かどうか」ではなくて、「放射能によって鼻血が出ると考える合理性」があると林さんがお考えであれば、その根拠を伺いたく思います。その合理性の議論を避けるおつもりはないですよね?
2012-08-02 14:59:30@SciCom_hayashi 「放射線被曝影響の下限(線量,症状とも)と初期症状の両者が未解明」という点ですが、わかっている部分と、わからない部分があり、合理的な判定をくだせる部分もくだせない部分もあります。「わからない部分があること」を万能言い訳にするのは不毛かと。
2012-08-02 15:04:19@SciCom_hayashi 疑問を疑問として提示するのは自由です。一方で、それを主張したり広めたりする時には、「一応、この疑問は現在の知見では否定されているんだけどね」とつけるべきでしょう。それをしなければデマです。批判されているのは、そうした態度です。 「まr
2012-08-02 15:09:43@SciCom_hayashi 放射線療法で、10Gy投与しても鼻血がでない時に、それとケタが大きく違う低線量被曝で血が出る可能性を追求するのはいいんですが、他人を心配させる合理性はないかと思いますが、いかがですか?
2012-08-02 15:17:59@SciCom_hayashi その点だけについて主張するなら、たとえば肥田医師の報告を引き合いに出すのは、明間いおかしいかと思います。また、多くの人が心配する低線量被曝は、1Gyどころか、それの数千分の一以下ですよね?
2012-08-02 15:24:01@SciCom_hayashi 林様のご主張が、「1Gy未満でも急性症状がでる可能性はありうる」という点には読めないのです。はっきり申し上げると、「一応、可能性があるグレーゾーン」の話を持ち出して、世間の人が心配する「限りなく白いグレーゾーン」を肯定する印象を与えている。
2012-08-02 15:25:24@SciCom_hayashi 単純に科学的な疑問、心配を追求することは重要なのですが、文脈や主張を整理しないと、迷惑なデマになりかねない。その点については、どのようにお考えですか? 肥田医師の一連の主張を肯定的に紹介すること、等です。
2012-08-02 15:26:55100ミリグレイという閾値がICRP的常識か?
@SciCom_hayashi すいませんが、ICRPで100ミリグレイで急性症状が出るという心配は聞いたことがありません。100ミリシーベルトは長期的な癌の発生率であって、一年以内の症状の話でゃないと理解しておりますが?
2012-08-02 17:20:37@SciCom_hayashi 現状、福島ですらない、東京やその他の地方で、100ミリシーベルトにも遥か及ばない線量で、鼻血や下痢の症状を訴える人がいます。肥田氏もそも一人で、疑いではなく確定的にそうだと語っています。こういった言明のデマ性を問題にしているわけです。
2012-08-02 17:39:32@SciCom_hayashi 「でしょうかね」ということはご存知ないのですよね。でもつぎにそれを「実状でしょう」と決めつける。そうした素人判断がデマにつながると思いませんか?
2012-08-02 17:41:39@SciCom_hayashi 研究の手が回っていない可能性は考慮すべきですし、大切だと思います。ただ、それは専門家に取材して裏を取るべきで、それをせずに自分に都合のいいように専門家への不信を利用するのは、聞けんかと思います。
2012-08-02 17:51:03@SciCom_hayashi 釈迦に説法と思いますが、それは感受性の強さを示しているのではありません。どんな調査をしても、調査内容と無関係に、偶然、鼻血を出す人がいるということです。ツイッターしてたら鼻血が出た、とかですね。
2012-08-02 17:55:07