風評被害への補償の現状

shin先生のつぶやきから
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上海II @shanghai_ii

もう一度整理すると、生涯被曝を予測する→それに基づいて補償額を国が支払う→国は各年次に東電に実際被害を請求する→東電は実際被害額を各年次に精算する 最終的な差分が出た場合は国が一方的に負担する。 http://t.co/D17M8mTk

2012-08-02 22:02:17
moriokahiguma @moriokahiguma

宮城県内での原発事故に伴う風評被害の損害賠償は、国の​中間指針に明示されていないため困難を極めている。知人は忙しい仕事の合間を縫って書類を作成し、東電と交渉しているがけんもほろろの対応が続く。原発の是非はさておき、おきてしまった被害の救済については被害者優先がなぜできないのだろう

2012-08-03 18:52:57
moriokahiguma @moriokahiguma

宮城での聞き取り結果。東電への補償求めた使えなくなった椎茸の包装。地域の名前が入ってないものは、別な地域のものを詰めれば使えるから補償しない。空間線量の高い区域での林業作業に関する林野庁の説明。線量測定が義務付け。線量計は補償を要求できるか聞いても無理との答え。何かがおかしい。

2012-08-03 19:57:28
勝川 俊雄🐬 @katukawa

一次産業を軸とした地域再生について考えている。「規格化された商品を大量生産で、コストで勝負」というようなビジネスモデルでは厳しい。平地がいくらでも余っているところとは、コストと生産量で勝負にならないからだ。

2012-08-05 05:53:53
勝川 俊雄🐬 @katukawa

必然的に「多様性」と「地域性」で勝負をする方向になる。その土地の食材に価値を与えるものは、その地域に根ざした食文化、すなわち、歴史なのだと思う。

2012-08-05 05:56:52
moriokahiguma @moriokahiguma

@katukawa 林業屋ですが同感です。原発事故はまさにその方向での地域の努力を無にしかけたことに大きな問題があると感じています。幸い、最悪の事態は避けられましたが、地元の風土と歴史に根差した農林漁業の存続・発展を阻害しかねない点からも中期的には脱原発を目指すべきと思います。

2012-08-05 06:56:44
moriokahiguma @moriokahiguma

原発被害による椎茸出荷制限解除のために地元が払う努力は実に大きい。生産者によると100bq・kgを下回るだけではだめで様々条件が付く。しかもすべきことは通達・指導で知らされるのみ。原因者=東電、国策推進者=政府は通達を出せば自動的に問題が解決すると考えているのだろうか。続く

2012-08-05 10:11:52
moriokahiguma @moriokahiguma

承前 何度言っていることだが原発の是非はさておき、現場で苦労している生産者への支援をもっと強めなくては。原発被害対応による機会費用の補償、通達を出すだけでなく現場と一緒になって事態の打開に向かう、現場と寄り添う姿勢。現状はこれが欠けたまま被害者=当事者の超人的な努力に丸投げだ 続

2012-08-05 10:17:28
moriokahiguma @moriokahiguma

承前 これは被災者を無力なものと扱えということではない。被災者の自己決定と自己統御感の回復を基本としつつも、汚染者負担の原則に基づき東電や政府がなすべきとをなさなければ「自助努力」の名のもとに問題がすべて被災者に押し付けられる「受苦圏」が形成されてしまうことが問題なのだ。続

2012-08-05 10:22:22
moriokahiguma @moriokahiguma

承前 椎茸・薪・炭・山菜・木材・バーク堆肥etc森林・林業の生産現場で聞こえてくる声を拾えば、今まで述べてきたことを言わざるを得ない。現場の人は皆頑張っている。だからこそ、その努力を無駄にしないため、地域の自然とともにある暮らしを継続できるような補償や支援を心掛けてほしいと思う。

2012-08-05 10:25:51