認知症の80代の女性が短期記憶を回復し、新たな編み物に挑戦する意欲を持ち始めるまで回復。

認知症の80代の女性が短期記憶を回復し、新たな編み物に挑戦する意欲を持ち始めるまで回復。
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研究室 @tatta50k

改善例 E(1)西崎教授の患者Eさん(82歳の女性)は70代半ば頃から物忘れが激しくなった。ご飯を炊くのを忘れてしまい、指摘されてあわてて炊き始めることが続いた。その度に自分を責める辛い日々となる。趣味の編み物でも失敗を繰り返し、簡単な腹巻きすら間違い、(続)

2012-07-11 13:20:30
研究室 @tatta50k

改善例 E(2)失敗を繰り返す自分に愕然となった。薬の飲み忘れや外出先に忘れ物をすることから娘から「忘れんぼちゃん」と呼ばれるようになったが、その娘さんから検査を受けることをすすめられ、2011年に津名病院に来た。ここで西崎医師と出会う。(続)

2012-07-11 13:21:25
研究室 @tatta50k

改善例 E(3)PO/DLホスファチジルコリンを飲み始めたEさんは、1ヶ月後に編み物の失敗をしなくなり、2ヶ月後には旦那さんから「最近、ご飯を炊くのを忘れなくなったね」と褒められた。そして更に、何事にも意欲的・積極的になっている自分を実感しているらしい。(続)

2012-07-11 13:21:53
研究室 @tatta50k

改善例 E(4)「編み物をもっと楽しみたくなったので、いまは60代の友達にバッグの編み方を教わっています。新しいものに挑戦することは久しぶりですが、少しずつ完成に近づいています」と言う。80代の女性が、短期記憶を回復し、挑戦する意欲まで持ち始めるとは。(了)

2012-07-11 13:22:29