“東電福島第一および第二原発の労働者のためのメンタルヘルス支援” 重村淳(防衛医大)

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ala @w_ala

NPO 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会|第1回国際シンポジウム 「放射能汚染とメンタルヘルス」 http://t.co/XBfvVw06 8月11・12日開催、「低線量被ばく」、「福島第一および第二原発の労働者のためのメンタルヘルス支援」重村淳(防衛医大)ほか

2012-08-11 13:10:03

「福島第一および第二原発の労働者のためのメンタルヘルス支援」

重村淳 (防衛医科大学校 精神科学講座)

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重村淳先生(防衛医科大学校 精神科学講座) 「今回、メンタルヘルスの問題、避けられない問題。今回お話するのは、災害支援者、労働者の観点から。被災者よりも災害支援者の方がダメージ大きい、被災者は逃げればいい、災害支援者は立ち向かわないといけない」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:47:48
ala @w_ala

重村淳(防衛医大) 「仕事で命を失うかもしれない、また悲惨な現場。またその仕事が認められればまだいいが、非難・中傷を受ける場合もある」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:49:15
ala @w_ala

重村淳(防衛医大) 「FUKUSHIMA50、自分たちの命をかけ立ち向かった方々に対し、ヒーローだと海外、BBCなど報じた。Jヴィレッジに、メンタル面でフォロー入ること難しかった」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:50:52
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重村淳(防衛医大) 「東電産業医、谷川武氏が入ったのは4月19日、1ヶ月ちょっと経ってから。氏が4つの観点から分析、①命がけの作業、②自身も被災、③まわりで亡くなる方々への悲嘆、④東電社員として非難」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:52:50
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重村淳(防衛医大) 「自分の家にも帰れない、なぜなら家は原発の近くなのだから。また食環境も改善されなかった。5月上旬、体育館、サーベイ受けタイベックス着て疲れ果て横になる、といった状態」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:54:11
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重村淳(防衛医大) 「死ぬか生きるか、また被ばくへの恐怖、人によっては恐怖により当時の記憶が欠損した人も。そして亡くなった方への悲嘆。また彼らは差別されました、東電社員がアパートを借りようとすると断られる、入居できても東電出て行けと張り紙が」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:55:41
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重村淳(防衛医大) 「このように、原発で作業される方々のストレスは多様。仕事上の、また避難・中傷による自責の念。本来、職員一人の責任と、会社の責任別だが、ひとりで引き受けてしまう状態」 #IWJ_FUKUSHIMA1

2012-08-11 14:56:57
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重村淳(防衛医大) 「当初、メンタル面、私だけへの要請だったが、私だけで対応できるものではない。差別の問題、地域で、避難された方々が戻られる、一時帰宅にあたって、東電社員が暴言受ける、ペットボトル投げられる、猛スピードで車で向かわれ通り過ぎられるなど」 

2012-08-11 14:58:53
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重村淳(防衛医大) 「厚労省に、こうしたことに対し、支援をしてほしいと依頼したところ、“来年度なら”と言われた。目の前のことに対して、人員的・金銭的サポート得られなかったが、官邸を巻き込むことで、10人ローテーションで取り組めている、幸い私が防衛省職員ということも手伝ったと」 

2012-08-11 15:00:06
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重村淳(防衛医大) 「差別・中傷が職員にどう影響を与えるか。①モチベーションの著しい低下、給与削減、自宅避難・新居の二重生活による経済的負担、③将来が見えない、そして誰のために働いているかがわかりづらい状況に」 

2012-08-11 15:01:29

↑ 「差別・中傷が職員にどう影響を与えるか。
①モチベーションの著しい低下、
②給与削減、自宅避難・新居の二重生活による経済的負担、
③将来が見えない、
…そして誰のために働いているかがわかりづらい状況に」

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重村淳(防衛医大) 「今回の災害では自衛隊活躍、彼らの場合は、どこへいっても“ありがとう”という言葉をかけてもらった。しかし東電の社員は頭を下げてばかり、社会が救援者・支援者を尊敬し労うこと、ありがとうと声をかけることは回復につながる」 

2012-08-11 15:02:40
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重村淳(防衛医大) 「アメリカの友人に話すときわかりやすいのは、ベトナム帰還兵の話。アメリカのために戦い、戻ってくると、国内の反戦運動が待っていた。社会のために働いた人たちの回復には、人々の労わり、想いやりが必要」

2012-08-11 15:03:49
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重村淳(防衛医大) 「メンタルヘルス支援の継続のために、①元来のMHシステムが震災で崩壊、②外部支援者により新しいシステム立ち上げているが可能ならば自前への移行が望ましい、③外部支援者がいつまで支援続けられるか、④このご時世、自前の雇用医見つけること難しい」

2012-08-11 15:05:01
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重村淳(防衛医大) 「⑤周辺医療関係者からの支援も難しい。例えば、メンタルヘルスの病院に東電社員が行ったところ、そのドクターから東電の悪口聞かされ、二度と行くものかと」

2012-08-11 15:05:55
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重村淳(防衛医大) 「私の意見だが、福島原発事故復旧は企業だけの問題ではない、ましてや福島だけの問題でもない。社会として何ができるかが問われているだろう、イチニチも早い復旧のために必要なこと…社会全体による敬意・労いを。差別・中傷は、命がけで働いている労働者たちの心を傷つける」

2012-08-11 15:07:14
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重村淳(防衛医大) 「JFケネディの言葉、国が何をしてくれるかを問うのではなく、あなたがこの国の為に何ができるかを問いなさい、という言葉で最後を締めくくりたい」

2012-08-11 15:08:14
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重村淳(防衛医大)「東電のユニフォームを着ているだけで、中傷にあうような状況」

2012-08-11 15:08:43
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(質疑:放射能が伝染すると考えていると思っている日本人はどれくらいいるのか) 重村淳(防衛医大)「長崎の被爆者の中には、放射線リスクに関し、そういうことあったが…」 

2012-08-11 15:11:56
ala @w_ala

(今回の差別もそういうことも関連していないのか、東電への怒り以外に。そういう調査ないのか) 重村「私の意見としては、うつる・うつらないということは影響していないと。被災、見えない危機へあてどころのない怒り、目の前のヒトにぶつけていたのかもしれない」

2012-08-11 15:12:53
ala @w_ala

重村淳(防衛医大)「これは放射線被害だけのことではないと。インフルエンザ?海外から持ち込んだ高校生が非難された。個人的な意見だが村八分というような、背景もあるかもしれない」

2012-08-11 15:13:51
ala @w_ala

(質疑:東電の制服着ているだけで差別的扱い受けたという件、いま現在変化の兆しは。敬意・労い大切と思うが、自然発生的にというのは難しいと思うが、何が今後必要か) 重村淳(防衛医大)「2段階あった、事故直後、一時帰宅の頃、単に目立ったということもあるかもしれない」

2012-08-11 15:16:07
ala @w_ala

重村淳(防衛医大)「数値として表わすこと、またメディア含め幅広く考えて行くこと必要だと」

2012-08-11 15:16:34