撃剣 剣道の引き上げについて

撃剣 剣道の引き上げについてまとめました。
3
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

剣道の引き上げとか駆け抜けは、撃剣興行時に勝敗を明確に示す意味で行われたらしい…のだが、これについて明確な記事を見たことことはない。種々の証言からの推測である。中学生くらいになると剣道形の「極め」と試合での「残心」との差異に違和感を持ち、思い悩むらしい。少年よ!その苦悩は正解だ!

2012-08-21 11:07:19
ちていのき @baritsu

明治30年「…両国回向院に於て春季第一回大撃剣会を催す由。獅子吼え、虎号ぶ、大相撲と共に定めて勇ましき見ものなるべし」

2012-08-22 04:58:43
ちていのき @baritsu

高野弘正「…興行となれば見識の低い剣客の中には、客にこびてさまざまな動作をする者があった。それは幕末の堕落した剣術の気風が大いにあずかっているのであるが、いわゆる引き上げをやって勝負を誇張したり、面白そうなかけ声を工夫したりした…」まぁこの人の場合はこう書くだろうが

2012-08-22 05:03:02
ちていのき @baritsu

「活人刀」1895年「我討手の面又は胴等を撃ち突き勝利の大声を放つも、片手にて竹刀を高く上げ又は片足にて飛び或いは討手の方に我の背を見するなく、必ず正当の構法を執り討手再び打突き来たるも直ちに応撃するを得べき様身構えをなし心を残を云う」当時引き揚げが行われていた証拠。著者は示現流

2012-08-22 20:17:12
みんみんぜみ @inuchochin

加藤田神陰流では幕末に既に引き上げが行われていたようです。しかしこの資料何ですか? RT @baritsu: 「活人刀」1895年「我討手の面又は胴等を撃ち突き勝利の大声を放つも、片手にて竹刀を高く上げ又は片足にて略当時引き揚げが行われていた証拠著者は示現流

2012-08-22 21:19:22
ちていのき @baritsu

近代デジタルにあったご本です。著者は 備後元福山藩師範役示現流 下宮治右衛門 門人 河村武彦。旧師に聞いたことに自分の工夫を加えて書いた物で弟子用に纏めたのだそうですRT @inuchochin: 加藤田神陰流では幕末に既に引き上げが行われていたようです。

2012-08-23 01:30:45
ちていのき @baritsu

やっぱりそうなんでしょうね。幕末の試合はもうアレだからw  bubuさんが書いてた引き上げと撃剣会の関係は前から気になってたんでざっと調べてみたんですが、いつから始まってたか、撃剣会で本当に大々的になったかはみつかんなかったですRT @inuchochin: 幕末に既に引き上げ

2012-08-23 02:44:36
みんみんぜみ @inuchochin

@baritsu 森本先生のブログで引き上げについて書かれています。天保の頃からあったみたいですね。

2012-08-26 18:49:42
武心インデックス @g369

引き揚げ (ひきあげ) 打突後に残心がなく、相手から下がって縁を切る動作。その際に大見得を切るような行為には、昭和62年に改正になる前の試合規則では、「見苦しい引き揚げ」とされて、有効打突を宣告した後でも取り消すとされていた。現在では条文にはないが、扱いは同じである。

2012-08-26 21:44:33