初期ソノラマ文庫の少女向け作品
日経エンタの記事、考えてみれば「少年○○」とかついてる漫画雑誌と違って男性向けだと銘打ってるラノベレーベルって多分一つもないと思うんだけど、「男子の“聖域"」とかゆわれるの不思議なところはある。
2012-09-05 13:35:55@megyumi ラノベの源流であるソノラマ文庫でも、当初は少女向け小説が入っています。少年向けに特化するのは、すこし時が経ってからですね。
2012-09-05 19:41:54@megyumi 吉田としさんがソノラマ文庫から本を複数冊出しているはずなのですが、これが、アマゾンにはリストアップされているけれど、現物が手に入らない、というコレクター泣かせの品であります。
2012-09-05 20:00:51@laosuu @megyumi 吉田とし作品は1977年10月と11月にかけてまとめて刊行されているので、初期ソノラマが少年向け少女向け未分化だったというのとは、ちょっと違うように思います。基本的には少年向けだったけど、たまたま版権のあった吉田としも出したみたいな感じ。
2012-09-06 00:56:32@megyumi @laosuu 1977年のソノラマ文庫のラインナップ http://t.co/T4oYQ1RX と 1978年ラインアップ http://t.co/Imtq1a7r 方向性に迷っていたのが、クラッシャージョウで一発逆転みたいな。
2012-09-06 01:00:35@ailsato @megyumi なるほど、分かりました。どうもありがとうございます。ソノラマ文庫の少女向けでは、越沼初美「まっ暗闇で初恋祭 」('87)が、たしか少女向けだと思います。必要があれば、明日中に確認できるかどうか、探してみます。
2012-09-06 01:01:16@laosuu @megyumi 1987年ごろだと、ティーンズハートに書いていた小寺真理さんもいますね。少女向けというよりラブ寄りミステリだと思いますが。シリーズ3冊めは挿絵が波津彬子さんなので、女性読者も意識してるかも。
2012-09-06 01:12:07@ailsato @megyumi DB拝見しました。力作ですね。脱帽です。気になるのは、富島健夫の名前があることです。少年向けか少女向けか、どちらでもないにせよ青春ものなのか。
2012-09-06 01:07:19@laosuu @megyumi あら、本当だ、富島健夫ありますね。気が付かなかった。書影の載ってるブログを発見しました。樹村みのり。これは、完全に少女向けを狙ってますね。 http://t.co/JKZgC5KP
2012-09-06 01:21:21@ailsato @megyumi はい、小寺真理さんがいらっしゃいましたね。いま、ざっと書庫を漁ってきたのですが、対象を分けていないと思われる吉岡道夫「太陽は泣かない」('76)、少女が主人公の富島健夫の青春小説「青空に虹が」('77)を発見しました。
2012-09-06 01:22:25@ailsato @megyumi ああ、はい。手許にあるソノラマの少女向け小説というのがこれです。ソノラマ文庫については、石井進編集長のインタビューが載った「SFイズム」8号も発掘してきましたが、Twitterで間に合う量ではないのが頭の痛いところです。
2012-09-06 01:26:04@laosuu @megyumi そうやって見てみると武田武彦『マンガ研究生』(イラスト:ささやななえ)、これも少女向け? 前言撤回。ひょとしたらソノラマ文庫も1977年にはコバルトを意識して少女向けも出そうととしていたのかも。
2012-09-06 01:25:23@ailsato @megyumi 武田武彦氏も、少女小説を書いていた方ですよね(コバルト45番)。コバルトが始まったのが76年ですから、煽られた可能性もないとは限らないですね。
2012-09-06 01:29:59@laosuu コバルト文庫のほうは武田武彦さんはアンソロジーの編者だけで、小説は書かれていないようです。
2012-09-06 01:38:15@ailsato ちょっとおおぼけをかましましたが、改めて失礼しました。コバルトは本当に、持っている本が少ないんです。誰かがやってくれるだろう、という他力本願で。
2012-09-06 01:41:22@laosuu @megyumi 藤川桂介『さすらいの太陽』の書影発見。 http://t.co/LVXhZgzc 少女向けっぽい。
2012-09-06 01:28:52初期ソノラマ文庫の中でも異彩を放つ一冊、水上勉『さすらい山河・地底の声』書影と感想発見。http://t.co/7D3lVKAp なぜソノラマ文庫に水上勉が入っているのが謎だったんですが、初期コバルト文庫っぽい路線を追ってたとすれば、まあまあ納得できる……か。
2012-09-06 01:33:14@laosuu ツイートがたまってきたので、まとめました。 初期ソノラマ文庫の少女向け作品 - Togetter http://t.co/47ydql8N
2012-09-06 01:51:50@ailsato @megyumi 整理をありがとうございます。「SFイズム」の、石井進さんのインタビューを読んでいますが、最初からSFは意識してはおらず、面白いと思ってもらえそうなものは「青春小説があったり、(中略)あまり一定してなかったんです。とのこと。
2012-09-06 01:57:04ソノラマ文庫・石井進さんのインタビュー(「SFイズム」8号より。ソノラマ文庫の発足時、角川のジュブナイルシリーズから、サンヤングシリーズで出していた本への引きがかなりあって、それなら自分たちで文庫をやろう、という成り行きだった。
2012-09-06 02:03:34@laosuu 『青空に虹が』の背表紙って何色ですか? 『さすらいの太陽』の書影を見ると背表紙がピンクっぽいんですけれど。 http://t.co/47ydql8N
2012-09-06 02:04:15これ、焼けが酷いんですが、焼け残った場所からたぶんピンク色だと思われます。 RT @ailsato @laosuu 『青空に虹が』の背表紙って何色ですか? 『さすらいの太陽』の書影を見ると背表紙がピンクっぽいんですけれど。 http://t.co/Fxn5VbN5
2012-09-06 02:05:57