「弥生時代の稲栽培」報道へのコメント
【考古】毎日:弥生時代の土で稲栽培 http://t.co/h1w23pLK 「奈良県橿原市の県立橿原考古学研究所は5日、約2400年前の弥生時代前期の土を使った稲の栽培実験結果を発表…38〜71.5センチに生育した。現代の土を使った苗は77.5〜78センチ」
2012-09-05 23:44:44@hashimoto_tokyo おはようございます。稲の実験の件,詳細不明ですが,とりあえず違和感。2400年前に堆積した土は,その後現在までの間に地下水の作用等によって変質しているので,堆積当時と同じ肥沃度ではないと考えるべきかと。 @yaskondo @akaneda007
2012-09-06 06:53:46@ogugeo 橿原考古学研究所のオフィシャルサイトにはまだ情報が上がっていない? NHKの映像ニュースはありました。http://t.co/lkxuWC0I @yaskondo @akaneda007
2012-09-06 07:07:13@hashimoto_tokyo 情報どうもです。場所による違いも,元々の肥沃土だけでなく,2400年前以降の地下水流動などの局所性を反映しますね。地学関係者が研究チームに入っていて,こういう点も考慮したのかが気になります。 @yaskondo @akaneda007
2012-09-06 07:13:58@ogugeo @hashimoto_tokyo 古土壌を正確に復元することはできるのか、地考古学(geoarchaeology)の研究法上の新しい論点だと思います。念のため事前にうかがいますが、トゥギャってもいいですか? @akaneda007
2012-09-06 10:54:55@yaskondo @hashimoto_tokyo どぞ。僕はこういう大胆な発想自体は好きですが,2400年間の土の変質を無視できる理由を示したか否かが,研究の質を左右すると思います。少なくともNHKの報道では欠落。あと,粗放的な農業での生育の不揃いは,今日でも当たり前かとも。
2012-09-06 12:01:50@ogugeo @yaskondo @hashimoto_tokyo 2400年前、稲の品種はどの程度均質だったんでしょうね。現代ほどには遺伝子的に揃っていなかっただろうなあとは思いますが。
2012-09-06 12:08:00稲がまるで絨毯のように揃っている風景も、農業の近代化以降の「最近の景観」なんだろうな。気候や水温でも生育のスピードは異なるだろうし、土壌成分だけで推測するのは難しそうだ。
2012-09-06 12:10:27「「弥生時代の稲栽培」報道へのコメント」をトゥギャりました。 http://t.co/qgitzlHL
2012-09-06 12:14:10@hajimebs 2400年前の景観復元であれば,そのあたりも要検討ですよね。今の日本の水田は,ばっちり平らにし,肥入れと耕作も均等で,さらに機械で同一種を等間隔で植えるので,よく揃うわけです。不揃いの方が実は普通かと。 @yaskondo @hashimoto_tokyo
2012-09-06 12:14:26@hashimoto_tokyo @ogugeo @hajimebs 稲関連のツイートをまとめました。 http://t.co/qgitzlHL
2012-09-06 12:14:43@hajimebs ありゃ,石川さんのこのツイを読む前に,前のツイに対して,全く同じような発想の返信をしておりました。これぞ以心伝心。びっくり。
2012-09-06 12:19:23.@yaskondo さんの「「弥生時代の稲栽培」報道へのコメント」をお気に入りにしました。合言葉はむろん「いーね!」 http://t.co/T1KBqOUK
2012-09-06 12:19:32@ogugeo ww。でもあれですね、なんか、単に報道がダイジェストすぎなんじゃないかという予感がします。
2012-09-06 12:21:04@hajimebs そうなんですよ。実は研究所の人も,それなりに考えているのかも。そうすると,なぜ小口はよく調べずにツイッターで批判をしたのかと叩かれるかも知れないので,近藤さんにまとめOKと言う際に,実はちょっと引きつっておりましたw。その場合はNHKが悪いということにw。
2012-09-06 12:27:05わし何かした?RT @yaskondo @ogugeo @hashimoto_tokyo 古土壌を正確に復元することはできるのか、地考古学(geoarchaeology)の研究法上の新しい論点だと思います。念のため事前にうかがいますが、トゥギャってもいいですか?
2012-09-06 12:28:33これは深い。.@yaskondo さんの「「弥生時代の稲栽培」報道へのコメント」をお気に入りにしました。 http://t.co/L9FAqNwZ
2012-09-06 12:28:40@yaskondo @ogugeo @hashimoto_tokyo 詳細は知りませんが、少なくとも地下水によって還元や酸化作用が強いことは、考古資料にもあらわれているので、埋没環境などから検討してみたら面白そうです。
2012-09-06 12:34:20@akaneda007 奈良地域の考古関係の話なので,僕が近藤さんと一緒に金田さんのアドレスも入れて振ったという経緯ですが,驚かせて失礼いたしました。酸化還元,他にも成分の流出など,やはり土を変質させる要素がありますよね。 @hashimoto_tokyo @yaskondo
2012-09-06 12:40:20@ogugeo @hashimoto_tokyo @yaskondo なるほど。ある程度耕作が停止された旧耕土は露出させることでどんどん変化しますよね。鉄バクテリアや細菌などの活動、グライ化、地下水による脱炭、脱窒?など。素人ですが、もう少し勉強します。
2012-09-06 12:46:05@ogugeo @hajimebs 実験田で研究はやられていますよね。複数の品種を植えた方が、害虫や気候変化のダメージを分散出来ますし。あと、水田遺跡で見つかる株痕の密度も今と違うものがあったり。その辺りは、 @yukimare11 さんがお詳しいのではと思いますが。
2012-09-06 14:41:34@yukimare11 さん、勝手にメンションしてしまい、ごめんなさい。橿考研が発表した、弥生前期土壌での稲作実験のニュースの話が、TLで盛り上がっていたもので… @ogugeo @hajimebs
2012-09-06 14:48:27