F-15SEのデモンストレーターの危険さ -AIM-120xの発射時の写真から-
F-15SEデモンストレータヒドス。。。この画像を見るだけで潜在的な欠点を抱えてる事が◯っと見える。。大丈夫か? http://bit.ly/bGzFfH
2010-07-22 22:13:35あの画像の何が怖いのか。簡単に言えばロケットモーターの噴射炎がモロにデモンストレーターの水平尾翼に当たってること。あれはまづい、まづすぎる。
2010-07-22 23:04:28AIM-120xのロケットモーターは、ゴム様高分子に酸化剤と振動燃焼抑制用セラミックスを練りこんだ推進薬が使われており、火炎温度は一般に3000K程度。つまり、①水平尾翼にセラミックスを溶射しているに匹敵する熱衝撃、熱負荷及びセラミックス粉による水平尾翼の削れがおこるってこと。
2010-07-22 23:07:51そして、これはAIM-120xに特有の話だけれども、発射時のAIM-120xは点火初期に歳差運動を起こします。これはスパローと異なる発射シーケンス(後述)だからだけれども、これにより②ランダムな高速気流が水平尾翼を叩く、ことになります。
2010-07-22 23:11:38. @nanayoh @br117 この画像を参照してね♪ http://bit.ly/bGzFfH
2010-07-22 23:13:13でもって、AIM-120xとAIM-7xとの最大の違いは、モーターファイヤーワイヤの有無です。AIM-7xはカートリッジを用いて機体から弾体を放出(ピストンで)したのち、モーターファイヤーワイヤーをもって曳航された後、点火されるので、初期の飛翔姿勢が非常に安定するのですが(続く)
2010-07-22 23:17:07AIM-120xは放出時にはケーブルが切り離されているので、自由飛翔を取ります。その後、モーターが点火されるのですが、拘束するものがないので、弾体の空力重心を中心とした歳差運動を起こすのれす。で、駒みたいにふらつくと。そしてSEの場合、そのふらついた高速噴流が水平尾翼を叩く。と。
2010-07-22 23:20:27これがアップピッチ、ダウンピッチであった場合、めっさ機体が傾いたり、フラッターに似た症状を引き起こすので、基本、水平飛行状態でしか発射できん、というかんぢになりんす。
2010-07-22 23:22:10っていうか、オイラがドライバーなら、一か八かのシチュ以外では水平飛行状態での発射は断る。嫌だ。
2010-07-22 23:23:04あんな恐ろしい画像をリリースしてくるのは、まだデモンストレーターであり、改良の余地があるからだとは思うのだけれども、どうやんの?という思いがすっごくありんす。
2010-07-22 23:25:26まともになんかしようとしたら、CFTの側方ハッチを開けた後、何らかの方法で弾体を機体側部下方に向けて放り投げる、という方法しか考えつかんです。更に遅延を掛けて、自然に機体側部下方に流れるのを待ってから点火するという方法もあり得るのだけれども、下手打てば弾体が尾翼にhit…。
2010-07-22 23:29:02じゃあ、AIM-7xの様にモーターファイヤーワイヤーで係留する方法を採ろうにしても、放出する場所がクリティカルすぎるので難すいし(物理的要因)、何より、折角汎用化(=他機種運用を可能)した発射システムを元に戻すというのは本末転倒(運用的要因)、となると、、、(まだ続く)
2010-07-22 23:32:32①CFTを使ったお手軽な改修ではおっつかないので全面的な改修を行う必要が出る、②下部ランチャーから2発放出できるように改修する(どうやるかは分からん)、のいづれかしか、現状ないようなかんぢ。
2010-07-22 23:33:43ということで、とりあえずこれだけは言える:F-15SEは現状けこいい加減につくってるっぽいぞ。と。この段階で選んだ日には、、、、何人かが離島勤務になるんだろうなあ。。。。と思う。オイラ的にはそれでもおけだけどw
2010-07-22 23:36:16@Advanced_MH まあE系列だから、部品の共通性はなくてもいいのだけど、「似たような別のもの」って整備の中の人がマヂ泣きする話ですぜ(笑
2010-07-22 23:37:43因みに、っと。あの画像をよく見てみやう。水平尾翼の下部の火炎「色」だ。赤から黄色になってるよねー。絶対になんか「反応」してるよねーガクガクブルブル
2010-07-22 23:40:18前々から思ってたんだけど、この手のミサイルのロケットモータの推進炎とか、A/B炊いてるジェットエンジンとかの炎って、一定の間隔を置いて明るいところがあるんだろう? なんか定常波でも出来てるのかな?
2010-07-22 23:44:05CFTの下部ハッチの方も、かなりの勢いで放出してやんないと、最悪、モーターの高速噴流がインテイクに吹き込まれるようなイヤンな感じ。やっぱり、火薬を用いたカートリッジ方式は本当に偉大だとおもふ。。機体局部に衝撃荷重が掛かる困ったちゃんなんだけれども。。。
2010-07-22 23:45:07