ライスのアニメ感想:#181 輪廻のラグランジェ(22)(season2〔10〕)

輪廻のラグランジェseason2の第10話感想です。 始まってしまった戦争。 その最中で操られたディセルマインが発狂。 まどかたちはいよいよ最終局面へ、という回でした。
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テリー・ライス @terry_rice88

輪廻のラグランジェ#22:「裏切りの空は鴨川」Season2第10話。ディセルマインを利用して、ポリへドロンの関係や地球にお構いなく自らの企みになりふり構わない(しかし動かない)モイドに全員が翻弄されてしまう回だった、かな。進行する物語の裏で毒が回り始めているような危うさがあった

2012-09-12 00:50:11
テリー・ライス @terry_rice88

ここら辺の舵取りが絶妙であるなあ。決してモイドは表に出ず、あくまで形としてはディセルマインの乱心として片付けられるようなやり方で自分の企みを達成しようとする所業が悪魔的ではある。結果的に彼の思惑通りに事態は進行しているくさいな。アステリアが心配するように2億年前の再現なのだろうか

2012-09-12 00:52:52
テリー・ライス @terry_rice88

となると、鍵はやっぱりまどかたち三人。2万年前はアステリアがその輪廻の反動をほぼ一人で背負い込んでいたのを三人がどう受け止めていくのかが、注目かなあ。そこで重要になってくるのがポリへドロンに伝わる伝承だなあ。モイドも呟いていたが、ディセルマインの状態が危険なわけね。

2012-09-12 01:00:23
テリー・ライス @terry_rice88

感情に淀みを与える事で、負の輪廻?を呼び起こす事が出来ると。輪廻の力は1期の段階から感情に揺さぶられる、非常にファジーなエネルギーである事が明示されているけど、一期クライマックスでのまどかのような解消ではなく、すでに感情を掌握されたディセルマインがタガを外される事で成立してしまう

2012-09-12 01:01:30
テリー・ライス @terry_rice88

案の定、男性らしく過去を引きずっていた(呼び起こされた?)ディセルマインがいつものクールさからは打って変わって、錯乱して狂気に陥るのは肝心な所での芯の弱さは、一国の王としての頑なな決意の裏返しでもあるのだろうと察する事は可能である。アステリアに同じく一人で背負い込んでしまっている

2012-09-12 01:05:12
テリー・ライス @terry_rice88

その辺りはランの兄貴っぽいなあとwこの作品、女性キャラは比較的楽観的で、悩みを抱えていてもわりとまどかが全て受け止めてくれるんですよね。特にランとムギナミなんかはそうで、お互いの悩みがまどかによって解消されているからその関係はいい具合に影響を与え合っていて、強固なものになってる。

2012-09-12 01:10:37
テリー・ライス @terry_rice88

ディセルマインの場合は、ヴィラジュリオが全面的に彼の友として受け止めようとしているんだけど、ディセルマインの裏の感情としては、裏切られた仲間の筆頭っていう引っ掛かりが合って、素直に信じられないというところが非常にネックなんだろうなあと思う。いつまでもグジグジしている感じが男性的

2012-09-12 01:13:24
テリー・ライス @terry_rice88

これらが二者間、しかも男性である所に問題が介在しているのだろうと思う。男性の真理ってかなり面倒くさい所があって、おそらく後ろめたい過去を引き摺ると、そこに固執し続けて現在の関係も仮初めのものではという疑心暗鬼に陥りやすいって点があるように思う。で、二者の間は今、その状況。

2012-09-12 01:17:35
テリー・ライス @terry_rice88

さすがに操られているにはせよ、あれはディセルマインの持っている奥底の、無意識に持っている感情なのだろう。素直に信じる事ができないと言うのは、関係性とか因縁をどうしても意識してしまう男性的価値観と言えるのではないだろうか。対して、女性はそこまで因縁とか関係性は意識しない、らしい。

2012-09-12 01:22:35
テリー・ライス @terry_rice88

聞く所によると各々の生活と敵対関係、因縁は女性は別々に考えられるらしい。簡単に言うと男性は敵と退治したら、即決闘が多いと思うが女性はワンクッション置いて、敵対者と食事をしてから、戦いを始める事が可能、とのこと。あくまで伝聞ですのでこの限りではないと思いますが。

2012-09-12 01:26:29
テリー・ライス @terry_rice88

面白いのは戦いの捉え方なのだろうと思う。男性は戦いをアイデンティティの主張&誇示というのを背負っているように思えるけど、女性はそうじゃなくて、ありていに言うと買い物やお掃除とかそういうのの、延長線上にあるもので、言い換えれば仕事と同じ感覚と言う意識は強そうであると。

2012-09-12 01:29:07
テリー・ライス @terry_rice88

その点を踏まえると、戦いとは男性にとって、非常に感情的な問題を抱えているのに対して、女性は非常に冷静な態度で捉えていそう。自己と争いがイコールではないから非常に客観的な視点なんですよね。この視点は今回の出陣するまどかたちのやりとりにも落とし込まれているように感じるんですよね。

2012-09-12 01:32:03
テリー・ライス @terry_rice88

争いが始まっているから、それを終わらせるために力を行使すると言うのは非常に冷静な見方なんだろうと思う。感情論に行きがちな争いに暴走することなく律している。けど、女性が感情を暴走させると男性以上に狂気なので留意は必要かと思うw 一期のまどかがそうだったように。

2012-09-12 01:35:20
テリー・ライス @terry_rice88

ただ今回、ディセルマインの開いた輪廻にまどか達が入って入っちゃったからその影響がどうなっていくのかは予想がつかないなあ。防波堤になっていたユリカノもいなくなってしまった今、まどか達にやれる選択肢はあまり多くないように思えるけど、まさかの展開はさすがに無いと思いたい。

2012-09-12 01:42:57
テリー・ライス @terry_rice88

とはいってもディセルマインもヴィラジュリオをああいう形でやってしまったおかげで歯止めが利かなくなりそうだなあ。逆にユリカノの誓いを立てているイゾたちのほうがよっぽど誇らしくも見えるし。最終局面ではあるが予断は許されない状況が続きそうだなあ。そしてモイドはいつ動き出すのか。

2012-09-12 01:46:02
テリー・ライス @terry_rice88

色々な事が錯綜しながら、まどかの進路がかなり主軸に関わってきそうでもあるので、上手く纏まりそうではあるかな。ジャージ部三位一体の強固さが出てくるのかも興味深くもあるし、楽しみではあるなあ。

2012-09-12 01:47:42
テリー・ライス @terry_rice88

と、言う感じで今回の感想は以上です。どうもありがとうございました。個人的にはムリョウとかとテーマは地続きなんじゃないかなあと思わなくも無いけど、それ以上に若手スタッフの活躍も大きそうだなあ、この作品。その面からも興味深いです。それではまた次回。

2012-09-12 01:49:25