2012年8月30日 木村真三氏講演会in 浦和
先日の木村真三氏の講演会のこと、ちょっと報告しときます。1 放射線の単位について説明。BqとSvの違い。カリウム40はあらゆる食品に含まれ、成人男性だと4000Bqほど体内に蓄積している。これは天然の物。α線は紙1枚で遮れるが、体に入ると20倍強い。
2012-09-13 23:54:49木村真三氏の講演会2 放射線の影響は種類によって違う。α線は紙1枚で遮れるが、体に入るとγ線の20倍強力。ラドンからも出ていて、欧米では肺癌の1/4は天然のラドンガスを吸うことで起こった。(人工放射能から話そらし気味)臓器によっても違う。豚のでは直腸、肺、造血細胞の順に感受性高
2012-09-14 00:02:11木村真三氏の講演会3 放射性物質による内部被爆では、活性酵素も発生するので、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧も起こる。(甲状腺の話がでないね)
2012-09-14 00:04:54木村真三氏の講演会4 放射性物質の広がり。風雨潮の流れにのって日本中に広がり、福島県や周辺に多く降り積もった。川に流入し河口域に集まる。日本は広く薄く汚染された。だから被曝は福島限定ではない。皆が被曝したという認識をもて。(ここ重要)
2012-09-14 00:09:56木村真三氏の講演会5 去年3月23日の甲状腺の検査で35mSv出たのは、いわき市の女の子。いわき市は雨は降らなかったが大気で被曝した。初期の被曝は吸入による。3月15日から30日はずっと大気中に放射性物質が高濃度にあった時期。(外出禁止令出さなかった政府が憎いよ)
2012-09-14 00:17:50今日はここまでにします。このあと、木村さんは、被曝の遺伝的影響は出ない。出たとしても、5世代後位に、人より足がちょっと遅いね、という程度だ。と言い切って、あたしは、アレレ????と思い出したのであった。だって。ねえ。しかも鎌仲ひとみ監督の「内部被曝を生き抜く」を見たあとだし。
2012-09-14 00:25:398/30 木村真三氏講演会報告7 赤宇木地区の人の健康調査を続けている。「6人ぐらい亡くなった」とネットで流れていたが、皆元気で生きている。これが風評被害という物。結婚の破談やら恋人と別れるやらが起こっている。全くの風評被害だ。きちんと知ってほしい。遺伝的影響はないと。
2012-09-17 08:34:358/30木村真三氏講演会8 遺伝的な影響は5世代後くらいに、ちょっと人より足が遅いね、とかの程度で出るくらいのこと。赤宇木の皆さんには、全然心配ないよっていっている。(???)どうやら思った以上に代謝が早いようだ。体から早く抜けている。WBCの数値が低い。半減期計算をやり直す所
2012-09-17 08:39:288/30木村真三氏講演会9 ここからはウクライナのナロージチ地区の健康調査報告。現在こどもに多く視られる症状は免疫低下・甲状腺異常・食道炎・胃炎。大人の障害は心疾患・乳がん・免疫低下。今でも牛乳から250Bq/kg出ることがある。だから内部被曝のほとんどが牛乳だ(給食大丈夫?)
2012-09-17 08:43:438/30木村真三氏講演会10 ウクライナのナロージチ地区の豚の内臓を調べた。心臓と腎臓の数値が高い。様々な臓器に沈着する。(これさ、天然の放射性物質と人口の放射性物質を同等に評価する人は参考にすべきだよね。児玉先生は「総量で考えるのは意味がない」て言ってた)
2012-09-17 08:48:54木村真三氏講演会11 多少の差はあるが、チェルノノ被害は続いている。私は福島がこうなってはいけない。それを一番の目標にして活動している。日本は隠蔽工作が酷いから、現地で見てこなくてはいけない。事実という物はわからない。が、知っている人はいた。国は情報操作をする物だ(ここ賛同)
2012-09-17 08:52:17木村真三氏講演会12 質問タイム。川根先生が居住可能な基準をどこに設けるかについて質問しました。5mSv/hとのこと。年間5mSv/h以下なら住めると設定。と。川根先生、一応納得された様子。
2012-09-17 08:57:20木村真三氏講演会 感想 今注目を集め信頼を得ている方の講演で、どのようなお話になるのか興味を持って聞きました。被災地に入って現地の方と深く交流しながら活動されているので、現地の皆さんからの信頼も厚い。だから、だからこそ、「ハーメルンの笛吹き」にならないように、切に願います。
2012-09-17 09:02:44