今これを読んで勉強しましょう-ウクライナからの報告
- drsteppenwolf
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1SV以上の高線量を被曝した事故処理作業者
⇒急性放射性甲状腺炎、甲状腺ガンと早期に発症。
0.25-1Svの中線量を被曝した人々
⇒事故後最初の3-5年の間(1986-1991年)には、一時的な甲状腺機能正常で高サイロキシン血症。
⇒次いで、晩発的に生じる慢性的な甲状腺炎と結節性甲状腺腫が徐々に発症。
福島はチェルノよりヨウ素欠乏は少ない。乳製品の摂食による内部被曝も極めて少ない。初期放射性ヨウ素吸入内部被曝が主です。福島はチェルノより甲状腺被曝線量は少ないと考えるのが合理的。
2012-09-24 12:03:46福島は(確定ではないがおそらく)高くても100mSv以下と考えられています。
⇒福島は100mSv以下の低線量被曝。
子どもの甲状腺癌の発症は、被曝量に相関します。(被曝量が少ないほど甲状腺癌発症は少ないということです。)
⇒福島はチェルノより甲状腺癌の発症総数は少ないことが予想されます。
被曝量が少ないと潜伏期間が長くなります。
⇒福島の場合、チェルノの4,5年後の発症より遅くなることが予想されます。
被曝から年数が過ぎるほど、発症する甲状腺癌の性質も変わって行き、転移が少ないおとなしいものになっていきます。
甲状腺被曝線量が多いと潜伏期間は短くなることがわかっています。福島で甲状腺癌が増加するとしても、チェルノより遅れると考えるのが合理的です。現在の甲状腺検査は、発病前の状態を収集するためのものであって、早期発見のためのものではないことを理解する必要あります。 @Shimazono
2012-09-24 12:05:06甲状腺癌発症数のピークは事故後22年の2008年である。
⇒被曝による影響は長期間続くという事です。
⇒甲状腺癌のフォローアップは十年単位で長期のものになるということを覚悟すべきです。
初期放射性ヨウ素吸入内部被曝量は、今から変わるものではありません。
⇒腹を据えてどっしり構えて、それぞれの初期放射性ヨウ素吸入内部被曝量にあわせて、リスク管理をすることが求められているのだと思います。
今心配する方たちは、自分や家族の初期放射性ヨウ素吸入内部被曝線量を把握することが大切です。その被曝量によって、今後のリスク管理が決まります。
2012-09-24 12:05:41甲状腺検査の間隔は推定甲状腺被曝線量にあわせて決めるのが妥当だと思います。
例えば、推定甲状腺被曝量が
60mSv以上:半年毎
30mSv以上:1年毎
30mSv未満:2年毎
Project HAYANO
https://docs.google.com/document/d/1ZB4hifiQ7P29_dLfXZUTIyPnizaWYokQDll_QZof-mU/edit?pli=1
2011年3月の初期放射性ヨウ素内部被曝を推定する試みがなされています。
ということで、各々の推定甲状腺被曝線量を把握する事はとっても大切と考えます。
パトリさんはこの国を救う母ちゃん主婦だ
GJ! 福島を100mSv以下と考えると、甲状腺癌は福島県2百万人で多くて60人程度(15年間で)。一年で数人程度。QT @iPatrioticmom ウクライナ南部の発症率見ると、やっぱり甲状腺ガンのベースラインは100万人に数人。 http://t.co/v1dK2NwJ
2012-09-25 06:58:17@drsteppenwolf 子供20万で6人ですめばいいですね。雨の影響がちょっとわかりませんが。。
2012-09-25 08:19:10弘前大学の床次先生の論文 http://t.co/XkEBBzMg 福島避難民の甲状腺等価線量の平均値は、子供4.2mSv、大人3.5mSv(チェルノの避難民は490mSv)。最大値は子供23mSv、大人33mSv。 http://t.co/oGUzUDog
2012-09-27 17:32:16平成23年3月時点で、0歳から18歳までの福島県民人口はおよそ36万人。 http://t.co/I0Lby74X
2012-09-28 13:42:08福島の甲状腺等価線量を多く見積もって100mSv。18歳以下の甲状腺癌累積発症数(16年間)は100万人当たり30人で、36万人だと10人程度。統計的な有意差はでないように思う。QT @iPatrioticmom http://t.co/v1dK2NwJ
2012-09-28 13:43:07@drsteppenwolf これご覧になったことあります?http://t.co/TwR9Y7Sl I131だけでこれだけ。 I131は空間線量の1/3か1/4はありますよ。内部被曝推計、出せるものなら出しているかと。http://t.co/Z8fqfM9r
2012-09-28 13:59:07@iPatrioticmom 今初見です。床次論文で大人の甲状腺等価線量最大値は33mSv。すると、その時のI131の空間線量率は約4uSv/h。1歳児で106mSvとなってしまいますね。放射性ヨウ素初期被曝量の推計は、チェルノも福島も、大雑把なものになってしまいますね。
2012-09-28 14:14:19