『「アイデア」と「テーマ」の違い』を漫画家・上山道郎先生が解説

「ツマヌダ格闘街」(月刊ヤングキング)を連載中の上山道郎先生が「アイデア」と「テーマ」の違いや関係性を語ってくださいましたので、そちらをまとめました。 創作活動をされる方はご一読を。
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上山道郎 @ueyamamichiro

「アイデア」と「テーマ」の違いは、作者がその作品で語りたい主張・考え・価値観など「テーマ」。そのテーマを読者に面白くわかりやすく伝えるための工夫「アイデア」だと考えています。

2012-09-28 13:17:46
上山道郎 @ueyamamichiro

物語を通じて描きたい「テーマ」が仮に「友情」だとすれば、それを表現するために、例えば「仲の悪い友達同士が同じ困難を協力して乗り越え仲良くなるストーリー」と、その困難の内容を具体的に考えるのが「アイデア」

2012-09-28 13:18:08
上山道郎 @ueyamamichiro

実際にはアイデアが先にあって、それを物語にした結果的にテーマが生まれたというケースもあります。個人的にはむしろそっちの方が多いです。そのテーマが読者の共感を得られるかどうかで、その物語が「面白かった」かどうかがだいたい決まります

2012-09-28 13:18:36
上山道郎 @ueyamamichiro

読者テーマについて反感を持つようならそれはテーマの選択が間違っていたいいテーマなのに面白く感じなかったならアイデアが弱かったわけです。

2012-09-28 13:19:09

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上山道郎 @ueyamamichiro

漫画家。アワーズGH で「悪役令嬢転生おじさん」連載中。 代表作「機獣新世紀ゾイド」「ツマヌダ格闘街」

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