『パワートゥザエッジ―ネットワークコミュニケーション技術による戦略的組織論』書評

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@idiot0104

パワートゥザエッジを読んだ。パワーをエッジ=前線に委譲すること。 http://t.co/HTUbbBHH

2012-09-27 07:10:03
@idiot0104

伝統的なスター型/階層型ネットワーク構造は既知の問題や簡単な問題への素早い対応は可能だが、未知の状況や不確実な状況に対応する能力が低い。今日の小規模-短納期案件でエッジ指向型組織が流行っている遠因かなと思う。

2012-09-27 07:12:10
@idiot0104

何も指揮がない状況でも適切に戦略目標を達成する自律的な末端部隊を組織すること、がPTEの主題となるが、これには、それを支える情報システムが不可欠となる。また情報を適時且つ適切に扱える人員の教育と学習も課題となる。

2012-09-27 07:19:18
@idiot0104

組織の構成要素を自律型エージェントと考え、このエージェントが相互作用することによって戦略目標が創発的に達成される、というイメージだけれど。組織は機械から生物へ、兵隊は歯車から細胞に変わってゆく。

2012-09-27 07:23:22
@idiot0104

達成するには末端が適時且つ適切な情報を、情報の海から引き出してこれないといけない。この情報は戦略/経営/現場/の層を問わない。あらゆる要素があらゆる情報にアクセス可能であり、必要なものを必要なときに引っ張ってこれること、がカギになる。情報は蓄積より流通が重要になる。

2012-09-27 07:26:34
@idiot0104

NCWコンセプトが理想とする軍隊は、たぶん大砲や戦車ではなく、10億匹の虫型自律型爆弾ロボットなのではないだろうか。必要なときに必要なだけの人間を殺す能力。そしてその決定/判断すらも自律的にシステムが行う能力。

2012-09-27 07:31:00