- IWJ_matome
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歴史から学ばない者は、歴史に報復される。日本人は近現代史を学校で学ぶことがほとんどない。これは、よく知られた事実だ。しかし、日本人に最も影響を与えている国である米国の歴史を、ほとんど学んでいないことは、自覚していない。米国史を知っていると思い込んでいるだけである。
2012-10-02 05:15:56続き。「すべての人は平等に創られている。すべての人は創造主によって、一定の譲ることのできない権利を与えられている。これらの権利のなかには、生命、自由、幸福の追求の権利が含まれている」と、トーマス・ジェファーソンは独立宣言の前文で高らかに宣言した。その一ヶ月後……。
2012-10-02 05:21:23続き。……ジェファーソンは、独立宣言の一ヶ月後、私信の中でこう書いている。「インディアンが戦争を開始したのは遺憾だ。(中略)こんな卑劣な奴等の力を早く弱めるには、奴等の国の中心部まで戦いを推し進めるしかない。いや、そこでやめるつもりはない。……
2012-10-02 05:26:19続き。……断固としてこう言ってやろう。お前らの家族がわが植民地から引き揚げるのは勝手だが、覚えておくがよい。決して二度と、もとの居留地に帰れないばかりか、一人でもこの地に残っているかぎり、われわれは断じて最後まで追いつめて戦うであろう、と」。
2012-10-02 05:29:29@iwakamiyasumi 10年前に出版された「戦争中毒 アメリカが軍国主義を抜け出せない本当の理由」ジョエル・アンドレアス著/きくちゆみ監訳(合同出版)がお薦めです。漫画と写真に解説がつく読みやすい体裁で、アメリカの近現代史を理解できます。
2012-10-02 05:31:15@iwakamiyasumi WASP以外は人にあらずと言うのがジェファーソンを始とした新大陸侵略者の共通認識ですから、ジェファーソンの言動に矛盾は無いのです。
2012-10-02 05:33:35続き。…以上は、小倉英敬氏が、「侵略の合州国史」の中で、富田虎男氏著「アメリカ・インディアンの歴史」から引用しているくだりである。小倉氏は、こう記す。「略奪者であった者たちが、正義は自分たちにあるかのように、そして犠牲者が戦争を仕掛けたかのように事実を歪曲する詭弁を弄した……
2012-10-02 05:36:40@iwakamiyasumi 前から思っていたのですが、まず近現代史を、その後、古代を、最後に各自興味ある年代を学ぶというのは、いかがでしょうか。文科省が許さないでしょうが。
2012-10-02 05:40:18続き。…アメリカ合州国は、このような偽善と詭弁の上に、先住民の犠牲の上に建設された。(中略)このようにアメリカ独立革命は、一面ではイギリスの重商主義的な抑圧に対する植民地人の独立と自由のための戦いであったが、一方で、その独立と自由の基礎となる土地の支配権を確立するため、……
2012-10-02 05:40:32@iwakamiyasumi 現在多くの高校では近現代史を先に学習しています。近現代史を学ばないというのは、数十年前の話では?
2012-10-02 05:47:13続き。…そこに居住する先住民の領土を侵し、独立と自由を奪う征服戦争であった。独立宣言の中で謳われた「すべての人」とはヨーロッパ系の住民のみをさし、先住民は黒人奴隷とともにこれには含まれていなかった」。…
2012-10-02 05:47:33そして、そのロビーストは、清教徒覇権主義。 米国カトリック史からも、見てみる必要ありはしないか?? @iwakamiyasumi @hosodekinai アメリカ人が悪いのではありません。一部のトップがアメリカの愛国精神、正義感を利用しているのです。
2012-10-02 05:51:10続き。このような先住民に対する「浄化(虐殺)」と「排除」の徹底を通じて、広大な土地を力づくで奪い、我がものとしたら最後、所有権の正当化を厚かましくも主張し、その結果、建国されたのが米国なのであり、その残酷さと強欲さと厚顔さは、それ以降も改まることなく、現代まで継続している。
2012-10-02 05:54:35@iwakamiyasumi 南部・黒人奴隷。 奴隷主・奴隷。 カトリック教徒もいたはずで。 現代の「解放の神学」に繋がる、何かがあったらしい。 南北戦争は、単なる奴隷の使い方を争うい、争さでは、なかったか。 http://t.co/IhyXVOc2
2012-10-02 05:55:18続き。先住民に対して、言いがかりをつけては攻撃を仕掛けてきた歴史は、今日のイラク戦争開戦の口実となんら変わらない。また、遺伝子組み換え技術を用いて、自然界の農作物の種子をいじり、それを理由に特許や知的財産権を主張して我がものとする手口も、土地の占有と本質的には同じである。
2012-10-02 06:02:00続き。土地はかつて富を生み出すほぼ唯一のソースだった。土地の支配に血道を上げたのは、土地が農業生産のための基盤だったからであり、工業化以降は地下資源を確保するためでもあった。土地が「私的所有」し尽くされた今日、フロンティアは生物資源等に移りつつある。武器は知的財産権である。
2012-10-02 06:20:34続き。TPPやACTAなどへの警戒を怠るわけにはいかないのは、それらによって知的財産権の保護強化がはかられ、預かり知らぬうちに、生物資源などが片っ端から囲い込まれてしまう恐れがあるからだ。「モンサントの不自然な食べ物」のマリー監督は、それを侵略戦争と呼んではばからなかった。
2012-10-02 06:26:23やや違うと考えたい・・@iwakamiyasumi 遺伝子組み換え技術を用いて、自然界の農作物の種子をいじり、それを理由に特許や知的財産権を主張して我がものとする手口も、土地の占有と本質的には同じである
2012-10-02 06:27:49だからTPPなのですね。@iwakamiyasumi: 続き。土地はかつて富を生み出すほぼ唯一のソースだった。土地の支配に血道を上げたのは、土地が農業生産のための基盤だったからであり、工業化以降は地下資源を確保するためでもあった。土地が「私的所有」し尽くされた今日、フロンティア…
2012-10-02 06:29:20@iwakamiyasumi 帝国の動機や戦略はどこの国の場合も似たり寄ったり。日本大帝国も米国・英国・ロシアなどの帝国主義と似たような道筋を歩いてきたし同盟も結んだ。歴史の検証で日本が怠ってきたことは、こういった帝国主義と闘ってきた民衆史の検証。子孫に残す記録が足りない。
2012-10-02 06:29:49続き。現代の侵略戦争は、情報の分野でも闘われるのだ。侵略戦争と聞くと、恐ろし気である。が、問題は戦争そのものではない。どんな苛烈な戦闘もいつかは終わる。問題はその後の支配と搾取である。
2012-10-02 06:35:46