ETV特集「わがまちに医師を ~地域医療と霞が関の半世紀」2012年10月7日
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国民皆保険。保険料徴収は「公」、診療は「私」
#Eテレ 日本医師会 武見太郎、四半世紀にわたり会長を歴任「皆保険そのものは避けられない。が、医者の職業的自由の障害になっている。医者は自由」。自由界開業医制度を堅持。
2012-10-07 22:17:37#Eテレ 武見「開業資金を融資する公庫を」。自民総裁大野は難色。武見「公庫ができないなら自民を応援できない、と言った。大野さんは慌てて大蔵を呼んだ」。
2012-10-07 22:21:35#Eテレ イギリスは保険と医療はどちらも「公」。日本の皆保険は保険料は公が集金、しかし開業は自由。地方の医師不足は必然。医師会長坪井「好き勝手ではない。、、、立派な医師も、、士魂、、素人(役人)が口出しするな」←(やはりナニ言ってるか判らず。自身も開業。融資はゆるかった)
2012-10-07 22:26:08医師数を増やしてみる。→医師の偏在は当然解消せず
#Eテレ 当然、偏在。地方では医師不足。しかたないので厚生省は医師数を増やすことに。医系技官竹中「10万人あたり医師150人を基準にどんぶり勘定。医学部8000人で文科省へ」。田中角栄内閣で1県1医科大。
2012-10-07 22:29:44#Eテレ インターンは廃止、しかし医局は残存。勤務先を振り分ける制度。専門教育偏重。高田病院の片野さん「大学から派遣された医師は一般診療が、、」。病院を新しくした。津波を知る片野さんは高台移転を主張。しかし街中に。それでも医師はなかなか定着せず。
2012-10-07 22:45:37#Eテレ 厚生省は医療破綻を懸念し、家庭医制度を導入を検討。医師会は「医師の色分けに繋がる」と反対。坪井医師会会長「余計なお世話。エレガントでクレバーな医者に失礼。俺たちには士魂が、、、、、」←(やはりワケわからず、、苦笑)
2012-10-07 22:48:29病床数で制限しようとしてみる。→駆け込み増床しただけ
#Eテレ 厚生省、今度は医療法を作って過疎地医療を手当しようと、古川元次官「理想はあっても強制はできない。地域医療はもたない。病床制度でなんとかしようと、、(地域ごとのベッド数で調整する作戦)」。医師会は既に開業した医師への影響は少ないと判断、あまり反対せず。が、駆け込み増床。
2012-10-07 22:52:29#Eテレ 結局過疎地ではベッドは増えず、都市部でベッドの増床がなされただけ、、、。←(そういうのが「士魂」なワケね、、苦笑)。地方では高齢化、患者は増える一方、しかし医者は増えず。
2012-10-07 22:54:21そうこうしてるうちに医療費爆発。→医師数を減らしてみる
#Eテレ 保険局長 吉村仁「医療費亡国論」。昭和40年1兆円。51年には10兆円。吉村「医師過剰になる」医師数削減。(←これで詰んだ、と)
2012-10-07 22:57:55#Eテレ 10年で医学部定員1割削減。昭和61年やっと10万人あたり医師150人を達成。その瞬間から削減へ。しかも西高東低。東北はその時点でもギリギリだった。片野さんキレた「地方に来てみろよ、という思い」。
2012-10-07 23:01:13#Eテレ 片野さん平成3年定年。名誉院長として震災まで診療。2年で戻すという約束で来た。仙台で開業しようかと土地も探した。やりがいはあった悔いはない。
2012-10-07 23:03:19新臨床研修制度。→医師の偏在がさらに進む
#Eテレ 厚労省平成16年。新臨床研修制度。インターンみたいなアレ、、。学生の頃インターンに反対した伊藤さん、官僚として新臨床制度を「近くの開業医で安心して、、、」。医師会元副会長青柳「当時は反対。でも意義もあった」。研修医は自由に施設を選べる。
2012-10-07 23:07:43#Eテレ で、当然の帰結として医局は医師不足。結果として医局から地方に派遣されていた医師の引き上げ。高田病院「救急車が入るともう外来はストップ」。地域医療の更なる破綻。
2012-10-07 23:13:18#Eテレ (いあ、これ、ぜったいワザとでしょ?数十年にわたってこれほど失敗の連続を繰り返すなんてあり得ないし、、、)
2012-10-07 23:15:04