その後の進展
巫女=処女の話。『007 死ぬのは奴らだ』視聴中。該当部分を見つけたけど・・・・・・英語で「ハイプリエステス」って言ってるじゃないか!!!これが字幕だと『巫女』になってる!もしこれが影響を与えたとしたらある意味意訳による拡散だよなぁ・・・・・・ものすごく感慨深いわ。
2012-10-07 18:00:53巫女が処女と共に霊力を失うという概念がなぜ生じたかというツィ―トがあったけど、おそらく『007 死ぬのは奴らだ』(1973)の影響。日本でその概念が生じる転機は70年代半ばだそうだからまず間違いないかと。
2012-10-04 08:10:55ハイプリエステスはタロットカード『女教皇』 で、キリスト教世界において存在しないものであると同時に、処女性を持っている。あー。なるほど。キリスト教のシスターからじゃなくて、もっと上からの処女性かよ。しかもこの007ブードゥー教も絡んでるし。とにかく最後まで視聴しよう。
2012-10-07 18:04:02『007 死ぬのは奴らだ』の視聴終了。@gishigaku 氏の情報提供通り、力を持つ巫女が007にやられちゃって力を失うという見事なまでのテンプレがそこにはあった。この当時の映画の影響を考えるとwiki確認だけど1973年度洋画配給収入2位は無視できるものではない。
2012-10-07 21:53:12しかし、『悪霊島』が79-80年で、『007』が73年という事は、混在期間と考えるべきなんだろうなというのが今のところの私の結論。という事は、巫女=処女の決定打となる作品が80年代にあるという仮定の元さらに作品を探すことになる。
2012-10-07 21:57:27@hokubukyuushuu 女教皇というのは、「(男装して学問を修めた末に得た)並ぶもののない学識から教皇に推戴され、二年余りを務めるも、在位中に妊娠出産してほどなく亡くなり、不名誉として教皇の名簿から抹消された(架空の)女性教皇ヨハンナ」の伝説に基づく物だと記憶しています。
2012-10-07 21:59:18とりあえずのまとめ。 1)天津系巫女 国津系巫女 と分けていたものに 『仏教系巫女』を追加。 2)明治期から入ってきたキリスト教の概念におけるシスターではなく、『女教皇(司祭長)』を追加。 この女教皇の概念がよく分からずに処女神と結びついたと仮説を立ててみる。
2012-10-07 22:01:44あとは処女神と豊穣神の対比とその融合・分離についてか。情報提供を受けた『巫女の歴史』がウェブで読めるらしいのでそのあたりはそれを読んでからの考察とする予定。
2012-10-07 22:04:29ふたりの歌姫がメガテンするようです
巫女=処女の話でちょろっと出した、天津式女神ミクと国津式地母神テトの話。食つきが良かったので、ちゃんと語る事に。エロとかはないけど、AA系二次創作の話なので注意。
2012-10-08 12:12:24もともとこのネタは前からちろちろと呟いていたけど、本来のネタの姿は『大天使ミクVS女神まどか』という最新神二柱の争いがみたいという話だったりする。当時やる夫メガテンスレで『帝都』と呼ばれる物語があって、それにはまった私がやる夫メガテンを作るならば・・・というのが発想のスタート。
2012-10-08 12:15:04で、だ。ここで注意してほしいのが、ミクさんが『大天使』になっている点。もちろん、コンサートなんかでの掛け声を言霊信仰につかってミクを生み出した場合、『天使』初音ミクにななってしまう。メガテンをやっている人ならわかると思うけど、『天使』というのは格が低いのだ。
2012-10-08 12:17:23んじゃ、どうやって『女神』(これも当時の言霊から取っている)まどかと戦えるようにするか?メガテンは便利なもので、悪魔合体という素敵な方法があり、メガテン系AAなどで使われた分霊の概念がある。彼女を女神と戦える『大天使』にまでジョブチェンジするのは難しいことではない。
2012-10-08 12:20:12この時、ミクさんにかけていたのは『物語』だった。もう少し言葉をたすならば、天使ミクが大天使に駆け上がる涙アリ笑いアリのサクセスストーリー。これを描くことによって話の主軸にしようと考えたのだ。かくして物語は決まった。『やる夫は大天使ミクの歌を奏でるようです』というタイトルもできた。
2012-10-08 12:23:14メガテンすごいなと思ったのは、既に『電霊』という概念を取り入れている所。これで彼女を悪魔化させるのはおそろしく容易になると同時に途中のキャラ配置もその方向で固められる。中でも、中盤を盛り上げるために入れたかったのは、『電霊』シャロン・アップル。
2012-10-08 12:25:38ミクのスタート時種族を電霊にし、シャロンとの対峙によって彼女を天使に移し、その後の大天使化なんてのを考えていたという訳。妨害しつつも味方になるサマナーにネル、公的機関(軍・警察系)で登場してやはりサポートにつくハクとか脇を固めていた時に、テトをどこに置くかで悩む。
2012-10-08 12:28:19重音テトというキャラクターは、サブに置くと主役を食うぐらい美味しすぎるのだ。ミクの存在なしには語れず、かといってその生まれもまた嘘という言霊から生まれたある意味奇跡の存在。テトを定義する時に否応無しでミクが引きずられ、その結果としてミクとテトワンセットで考えるハメに。
2012-10-08 12:31:34テト第二形態あたりを考えたら、ミクが天使ならば悪魔でいいんじゃね?と最初考えたんだけど、広がり方やそのテトコア層の結束力とか考えると「これ国津系だよなぁ」なんて思う事に。 そう。実は、テトの定義によってミクが引きずられたというのが真相だったりする。
2012-10-08 12:34:09で、先週からの巫女=処女の話につながってゆく。そんな前提の中で、ミクとテトがあるいみ一対の位置づけができてしまった私が何も考えずに天津式女神ミクと国津式女神テトとほざいた事から、話がどんどん広がり、「ミクさんは天照だっんや」というツイートをみてこっちが納得する始末(笑)。
2012-10-08 12:39:24責任も持って真面目に神話でも考えるかと思ったけど挫折。だって、ミクさんにせよ、テトさんにせよ、有名な持ち歌を時間軸どおりに並べるだけで『物語』が完成しているんだぜ。手を出す必要ないじゃんと(笑)。
2012-10-08 12:41:14これで、一応の騒動になったミクさんとテトさんの話はおしまい。こういう思考において多大な影響を受けたのは林モトアキ氏の『戦闘要塞マスラオ』をあげて起きます。あれで「こうやって神を生み出せばいいのか」と納得したので。やる夫というアバターもそれに実に都合良かったし。
2012-10-08 12:44:36あ、大事な事を言い忘れていた。私自身はこの『やる夫が大天使ミクの歌を奏でるようです』の物語を作る予定はありません。AAムズイし、作り出したら確実にエタる。うん。いろいろ話を抱え込んでいっぱいいっぱいだし。
2012-10-08 12:46:45