【世界平和と】 平和と安全保障の相違点について 【安全保障と】
「戦争の悲惨さを知らない日本人の安穏さは危険です。今は昭和初期と時代の雰囲気はかなり似てますよ。」という大滝秀治さんの言葉を東京新聞筆洗が紹介しているらしい。
2012-10-11 07:53:32@tigayam @mfuna でも満州事変を賛美し、大東亜戦争に突っ込んで行った日本人は日露戦争の悲惨さを知ってたんですよね。むしろ「あれだけ血を流した権益なのに」という動機として寄与した面もある。「負け戦の悲惨さ」と言われればしっくり腑に落ちるのですけど。
2012-10-11 08:41:59@nagataharunori @mfuna 私が松尾尊兌さんの本なんかで知った範囲では日露戦争は悲惨とはとらえられていなかったぽいです。東京では戦勝の提灯行列なんかしていて、その頃から一般人の中国や朝鮮の人との関係も変わりはじめたとか。
2012-10-11 09:34:52勝ち戦は悲惨だという記憶すら与えなかったということですね。やっぱり悲惨なのは戦争そのものではなく負け戦、ということですかねぇ。@tigayam私が松尾尊兌さんの本なんかで知った範囲では日露戦争は悲惨とはとらえられていなかったぽいです。@mfuna
2012-10-11 10:16:36僕は元々「戦争の悲惨さを伝えて平和を守ろう」という戦略に懐疑的なんですけど、負け戦は悲惨だという伝え方をすると「勝てばいいのだ」となってしまうし。となると戦争の記録をまるっと消去してしまう「白い服の男」戦略ですかねぇ。 @tigayam @mfuna
2012-10-11 10:21:15実際、ドイツ人は第一次大戦の負け戦を肝に銘じることでナチスを準備。 @nagataharunori 「戦争の悲惨さを伝えて平和を守ろう」という戦略に懐疑的なんですけど、負け戦は悲惨だという伝え方をすると「勝てばいいのだ」となってしまう @tigayam @mfuna
2012-10-11 10:23:52@gishigaku @nagataharunori @tigayam @mfuna よくある「戦争を語り継ぐ」なんかでやってるミクロで情緒的な戦争記憶の伝承って、そういう意味で役に立たないと思いますね>勝てばいい
2012-10-11 10:28:52そこから本島等元長崎市長の原爆投下擁護発言(正義の戦争容認) http://t.co/5ej3UdCI が出てきたわけで @pulin_gkd そうしたことからある時期から日本の加害責任を問うといったタイプの反戦平和運動も現れてきましたね @nagataharunori
2012-10-11 10:46:35戦争の悲惨さを訴えて戦争アレルギーを作り出してみても、「相手も同じように考えているとは限らない」という視点がすっぽり抜け落ちていては意味ない、というのが戦後67年掛けて作られた日本の現状かなあ。 http://t.co/hRuy4seS
2012-10-11 11:02:59戦争の何がいけないのかといえば、「生命財産」及び「思想行動の自由」が損なわれるという点にある。思想行動の自由は保障されるけど生命財産が保障されないとすると、思想行動の自由を保障された人は「いなくなってしまう」ので結果的に思想行動の自由はなかったことになる。
2012-10-11 11:05:22なので、思想行動の自由の保障よりまず「生命財産」の保障を優先すべきとなる。戦争によってそれが損なわれないようにするには、1)自分を脅かすものより自分たちのほうが圧倒的に強力になり、相手が戦争を起こそう刃向かおうという気力すら起きなくする。まずこれが、最有力戦略。
2012-10-11 11:06:30@azukiglg なんかおかしくないですか?日本の対外戦争はそれらを守るために仕方なしにして来たものがほとんどのような気がしますけど。座して奴隷になったところで「生命財産」も「思想行動の自由」も失われるんですが・・・?
2012-10-11 11:07:35次いで、2)思想行動の自由の一切を諦め、また財産についても諦め、ひたすら生命の維持だけを懇願して無抵抗完全従順の隷属的平和を獲得する、など。 1)と2)は対極にあるんだけど、1)を選びたくないから2)で平和を、っていう平和主義者は多そう。実際、無抵抗主義とかこの延長。
2012-10-11 11:09:20話は最後まで聞きましょう。少し長くなるけど。 RT @Liriru: @azukiglg なんかおかしくないですか?日本の対外戦争はそれらを守るために仕方なしにして来たものがほとんどのような気がしますけど。座して奴隷になったところで「生命財産」も「思想行動の自由」も失われるんです
2012-10-11 11:09:491)が圧倒的な優位、2)は圧倒的な劣位、それぞれ自分の立ち位置は違うけど、「対等平等な勢力で拮抗する」のではなくて、シーソーがどちらかに圧倒的に傾いた状態で安定させれば【戦争】は起きない、という考え方。戦争は起きないが、(2)は明らかな不利益を継続的に受け続ける。
2012-10-11 11:12:33そこで、(3)登場。相手と自国(自分)の能力を拮抗させて、どちらも手出しができないようにすれば戦争にはならないんじゃね?という考え方。ただこれは、軍事拡張競争に向かいやすい。相手が核兵器を持てば自分も、こちらがIT兵器を持てばあっちも、となる。冷戦に向かいやすい。
2012-10-11 11:14:03軍拡競争は、それを行使するホットウォーになるのでないなら、まあそれはそれで「緊張下での平和」にはなるんじゃね?と思わないでもない(55年体制的な実例をチラ見)。軍拡コストに耐えかねた側が、それを発作的に使うか、自壊していくかは運任せになるけど。
2012-10-11 11:15:25軍拡競争は軍事という巨大産業とそれにぶら下がる多くの人々に仕事を与える。で、冷戦の場合それらの兵器は貯め込まれるだけで行使されない。維持にもコストが掛かるから作って配備して終わりにならない。使わないでいたら腐る(劣化する)ので、行使しなくても消費はされてくw
2012-10-11 11:16:43つまり、「融け続けて行く不動産」みたいなもので、それの維持に労力が必要な社会が構築されるので、経済的にはよく回るようになる。ただ、そっちにコストを割きすぎて、それ以外にしわ寄せが向かい、それに耐えきれなくなるとソ連がそうであったように崩壊しちゃう。
2012-10-11 11:17:53他国の日本に対する戦争意欲を抑える方策がすっぽり抜けてるのが致命的ですよね。相手の要求が際限無い中、戦争は悲惨だから、というロジックで「支那討つべし」の声を抑え切るのは無理が有る。 @pulin_gkd @gishigaku @azukiglg
2012-10-11 11:18:59借金は抱えてるけど、軍拡競争のもう一方の雄だったアメリカは自壊してなくて、軍需産業は今もアメリカの屋台骨を支えてる。最近もあったけど、軍事由来のスピンオフ技術をたくさん抱えてるからこそ、アメリカの非軍需産業群は強い、とも言えるような。
2012-10-11 11:19:04そんなわけで、軍拡競争は平和構築に役立つ!とかいう説を押っ立てると、なんかこう、またどこかからか反戦平和論者が押しかけてくるんじゃないかしらとワクワ^k^k^k^kドキドキしている。
2012-10-11 11:20:03「自分がそうだから相手も同じ気持ちだろう」っていう、自分の基準(正義)に相手を当てはめすぎだとは思いますね RT @nagataharunori: 他国の日本に対する戦争意欲を抑える方策がすっぽり抜けてるのが致命的ですよね。相手の要求が際限無い中、戦争は悲惨だから、というロジック
2012-10-11 11:21:02