- konekodensetsu
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(((^◒^)))<神は細部に宿ると言うが近所の海岸を歩く女子高生の肩までまくった半袖・脱いだ靴下・そしてたくし上げるスカートそれぞれに神を見いだしていたら女子高生そのものが神となり信仰の対象になってしまったADORE YOU… 全てこの熱がいけないのさ… 僕は白い光に包まれた…
2010-07-22 13:58:49(((((^◒^)))))<なぜ夏休みなのにこんなところに女子高生が…気付くが早いか神はゆっくりと霧散していった 白い光に流れ込み広がるのは残酷な青 閑散とした海の波を拾う網膜VJの横の鼓膜DJは蝉の声をフェードインさせていく 全ては幻だった 女子高生など どこにも居なかったのだ
2010-07-22 14:16:12(((^◒^)))<近くの海水浴場では今日も若者達が遊ぶ 短パンの女子高生が海に何かを投げ込みそれを男子高生がこぞって拾う遊びをしている しかしふと女子高生が振り返り僕と目を合わせた 真摯な瞳が訴える言葉を僕は飲み込む 男子高生の動揺を濃い優越感に変えて僕は嬉しさに体を痺れさせた
2010-07-23 14:17:49(((((^◒^)))))<僕はこの女子高生を知っている…僕が僕として生まれる前にかつて出会っていたのだ 一億年の輪廻を経てついに今再会した… だが次の瞬間鼻先にビニール臭い玉の直撃を受け倒れた 男子高生の声以外何も聞こえない 全ては幻だった 女子高生など どこにも居なかったのだ
2010-07-23 14:23:11(((^◒^)))<近くの海水浴場に天使が居た 高校の制服から水着に着替えあらわになった肢体は誰の指も触れてはならぬ聖域に思えた しかし下賤の僕を指さし鈴の音の様な声で呼ぶ 手渡されたのは日焼け止めであった 確かにこの白い肌を侵す者は太陽さえ罪人であろう 僕は跪きその命に応じた…
2010-07-26 15:40:03(((((^◒^)))))<僕はゆっくりとクリームを両手に摺り合せた そしてこの世界で初めて天使に触れられた喜びを噛みしめんとした しかし突然灼熱の太陽の熱が僕の視界を歪めた… 気付けば両手が触れていたのは木に残った蝉の抜け殻 全ては幻だった 女子高生など どこにも居なかったのだ
2010-07-26 15:42:35(^◒^)<会いたい気持ち…それは偽れぬ心の真の叫び…その想いが身体と共振し震える…タマシイ・バイブレーションとでも言おうか…いつから私はこの溢れる衝動を薬という外的圧力で抑えてしまうようになったのか…この震えこそ私の何よりのあなたへ対する愛の証明となっているのに…ああ私は私は…
2010-07-30 10:37:15