NHKハートネットTV「若者を追い詰める“ブラック企業”」2012年10月23日
Eテレ「ハートネットTV」2012年10月23日 貧困拡大社会 若者を追いつめる「ブラック企業」http://t.co/ilwDdO5v 以下、内容を84連ツイ(あとでtogetterにまとめます)
2012-10-23 23:31:032:東京都内で労働相談を行うNPO法人(POSSE)。毎晩、全国の若者やその家族からSOSの電話が次々とかかってくる。「『ひげが濃い』とか、『お前は人としてありえない。社会人失格だ』とか・・」(23歳男性からの相談)
2012-10-23 23:31:175:今年に入ってこのNPOに寄せられた相談は500件を超える。過度の長時間労働やパワハラ、退職の強要。心や体を病んでしまう若者も少なくない。
2012-10-23 23:31:376:POSSE川村遼平「新卒の状況は非常に厳しい。今年の新卒をむちゃくちゃに辞めさせても、来年、『この会社で死ぬ気で働きます』という人がたくさん出てくる。この状況に(会社は)甘えている」
2012-10-23 23:31:449:菊池「ブラック企業という言葉は、知り合いのキャリアカウンセラーからよく聞く。就職のサポートをする際に、『この企業はブラックなんでしょうか?』など、若者が頻繁に使っている。」
2012-10-23 23:32:0311:ではどういった被害が起きているのか。2012年NPO法人POSSE調べでは、相談の内容は1位「賃金・残業代の未払い」29%、2位「パワハラ」25%、3位「退職勧奨・解雇」20%、4位「長時間労働」13%。注目すべきことは、新卒者からの相談が特に増えていること
2012-10-23 23:32:1912:湯浅「今、第二の就職氷河期世代のように言われている。どうせやめていく人が出てくる、ということを前提に新卒を多く採用して、落としていき、即戦力を残す。自分たちで職場環境を良くできない企業の『甘え』。そのやり方になってしまっている。」
2012-10-23 23:32:28↓ ×「不信な点」→ 〇「不審な点」
15:契約書「契約社員雇用契約書」。しかし内定は正社員という形でもらっていたと幸子さんは理解していた。「話が違うな」と思ったが、「初めての就職なのでそういうものなのかな」と思った。「契約社員として3か月頑張ったら正社員になれるよ」とほのめかされた。
2012-10-23 23:32:4516:入社直後から、幸子さんは長時間労働に従事させられた。残業や休日出勤など、ひと月あたりの時間外労働は70時間。しかし給与明細には時間外賃金が反映されていなかった。
2012-10-23 23:32:5117:その秘密は、業務中、十分な説明もないままに結ばされた給与承諾書(契約更改承諾書)にあった。1か月分の給与の中に、時間外労働100時間分が含まれるとされていた。
2012-10-23 23:32:5618:幸子さん「業務を始めているときに、さっとこの紙を渡されて、ちょっとわからないところがあったので質問しようとしたが、『それよりも、これにサインをして早く業務に戻って』と言われた。会社を信じていたので、特に疑いもなく、このままサインした。」
2012-10-23 23:33:0219:会社に不信感を抱き始めた幸子さん。給与承諾書に書かれている給料を時給に計算しなおしてみると、837円。東京都の最低賃金ぴったり。
2012-10-23 23:33:0822:新田「これは確実に、残業があることを見越して、『ただで働かせてやろう』と考えている悪質なケース。ただ、本人が『合意します』とサインしていれば、違法にはならない。」
2012-10-23 23:33:2823:新田「会社に不要だと判断した社員を辞めさせるためのマニュアルが存在している企業もある。こういう言い方をするようにというマニュアル、こういった手順を踏むようにと書かれているものも存在している。」
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