岩本康志先生の「クルーグマン教授が日銀擁護?」で激論!
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ブログ更新:「クルーグマン教授が日銀擁護?」 日銀が行動しないという批判と,デフレの原因は日銀という批判の間にある空隙に気づかないと,何が起こっているのか見えてこない。 http://ht.ly/2jkXH
2010-08-01 11:21:13岩本先生はじめまして。記事を読ませて頂きましたが、どうにもおかしいと思える点がありました。 RT @iwmtyss: ブログ更新:「クルーグマン教授が日銀擁護?」 日銀が行動しないという批判と,デフレの原因は日銀という批判の間にある空隙に… http://ht.ly/2jkXH
2010-08-02 02:01:55.@iwmtyss 日銀が金融政策ではデフレを脱却できないと判断しているなら、「確実にできない」の分類に入りそれは政策実行に及ばない事とも整合的になります。無論その立場では責任は日銀にありと断定することはできなくなります。しかし「不確実」の分類ならばこの断定は可能になるはずです。
2010-08-02 02:18:02.@iwmtyss 何故ならば「やらないからできない」は不確実の未来を確実のものに自ら選択してる事に他ならないからです。危篤の患者の生命維持装置を外しておいて「あのまま死亡する可能性は高かった。よって彼の死の責任が私に帰属するとは断定できない」などという詭弁は通用しないのです。
2010-08-02 02:33:56.@iwmtyss 勿論今のは例え話です。しかしかつての利上げをサムナーは勿論クルーグマンも決定的なデフレ要因と見なしていますよね?サムナーはわざとだと、クルーグマンは意図は無いが結果デフレに「してしまっている」と見てる。この辺り先生の分類と、導く結論には大きなズレを感じます。
2010-08-02 02:54:11@errorworld 維持装置の例が,日銀の議論に適当か,は疑問に思います。維持装置を外す行為は患者を確実に殺す「潜在能力」をもつという想定ならば,患者の死の「原因」は,維持装置を外したことになるでしょう。デフレ脱却の議論は,これとは違います。(続く)
2010-08-02 10:43:45@errorworld デフレ脱却の議論とは,現状は維持装置をつけた状態で,そこから別の蘇生策を試すかどうか,という例だと思います。現状で蘇生の芽を摘んでいるわけではありません。蘇生策の実行は効果と副作用の比較考量での判断になるでしょう。
2010-08-02 10:44:23.@iwmtyss 維持装置の例が適当かどうかは、「何もしない事」や「利上げ」がデフレを決定づけるような決定力があったかどうかで左右されますね。岩本先生はそうは思わないのかもしれませんが、ここでは岩本先生の解釈…というか各人の解釈の妥当性は問題にしていません。(続く)
2010-08-02 15:06:39.@iwmtyss 問題は岩本先生が論じた 条件A「デフレ脱却対策は不確実」なら結論「デフレの原因は日銀にあると断定できない」 という展開は条件B「しかし何もしない事や利上げはデフレを決定づける」が加わる場合は成り立たないという事です。条件Bが真か偽かという議論以前の問題です。
2010-08-02 15:15:53@errorworld ご趣旨をまとめると,「条件Aは条件Bが加わる場合は成り立たない。条件Bが真か偽かという議論以前の問題」のようですが,条件Bが偽でも条件Aは成立しないのですか?
2010-08-02 15:32:26.@iwmtyss 違います。条件Aと条件Bは両立できます。「金融政策にデフレ脱却する力があるかどうか分からない…」という立場でも、「引き締めすれば脱却が遅れるのは当然だ」とは言えるでしょう。これはダブスタではありませんから。
2010-08-02 15:39:31@errorworld 失礼しました。「『条件Aから結論』という展開は条件Bが加わる場合は成り立たない」というご趣旨ですね。しかし相変わらず「条件Bが真か偽かという議論以前の問題」というのがひっかかります。条件Bの真偽が関係なければ,条件Bなしで議論できるのではないでしょうか。
2010-08-02 15:58:33.@iwmtyss 先生も条件A「デフレ脱却効果は不確実」の真偽を問う議論を留保して、真偽それぞれの立場から導かれる結論を示しましたよね?同様に条件Bも真偽を問う前にそれぞれの立場ならば云々…と展開することは可能です。しかしそれを排除してしまっているので、それ以前の問題なのです。
2010-08-02 16:17:50@errorworld 「条件Bも真偽を問う前にそれぞれの立場ならば云々…と展開することは可能です。しかしそれを排除してしまっている」 「以前の問題」の意図がわかりました。私の考えは条件Bは偽なので,ブログもそれを反映しています。それはおっしゃる通りです。
2010-08-02 16:50:04@errorworld 条件Bは正しいですか? 現状「何もしない」は,デフレ脱却まで金融緩和を続ける,というスタンスですから,これがデフレを決定づけるか。2006年の「利上げ」は,リーマンショックまで0.5%の低金利を継続したので,これがデフレを決定づけるか。(続く)
2010-08-02 17:06:15それは貴方の考えではあって「条件Aを真」とする立場の全ての人の総意ではないし、クルーグマンの見解でもない筈です。他人の意見を分類という体裁で紹介しつつ、実は自身の持論を論じていたのだとしたら極めて悪質です。 RT @iwmtyss: 私の考えは条件Bは偽なので,ブログもそれを反映
2010-08-02 17:10:41論点の摩り替えです。問題にしているのは勝手に他人の立場から意見を捏造するべきではないという事です。仮にそれが間違った立場、間違った意見だとしてもですよ。 RT @iwmtyss: 因果関係をまぎれの余地なく立証できるでしょうか。
2010-08-02 17:20:53@errorworld 短い文章では必要な論点だけの整理になりますので,条件Bは本筋に影響を与えないものとして考慮しませんでしたが,ブログの方で条件Bが真の場合も検討します。
2010-08-02 22:16:47ブログ更新:「クルーグマン教授が日銀擁護? 補足説明」 お答えです。 http://ht.ly/2jIBX QT @errorworld: 他人の意見を分類という体裁で紹介しつつ、実は自身の持論を論じていたのだとしたら極めて悪質です。
2010-08-02 22:18:42読ませて頂きました。結果が不確実な時点と結果が確定した時点、2つの状況と時間時点が異なるケースが混在していますね。後者の時点なら日銀の非行動が原因になる訳がありません。行動してるのですから。当然です。 RT @iwmtyss: お答えです。 http://ht.ly/2jIBX
2010-08-03 01:01:29.@iwmtyss 先生はどうやら一つの強力な原因が存在したとき、同じ結果を招く別の原因も同時に存在し得る事を認めていないようですね。維持装置の例えをお忘れでしょうか?死が定められたものを殺す事は可能です。殺すという決定的な作用を認める事、それが条件Bだった筈ですよね?
2010-08-03 01:42:36.@iwmtyss 結局「死ぬと決まっていたなら殺したとしても死の原因とは言えない」…というような変なロジックになってしまっています。何か強力かつ不可避な原因でデフレが運命づけられてたとしたら、どんな苛烈な利上げ引き締めもデフレの原因ではなくなってしまいますか?あり得ません。
2010-08-03 02:09:48@errorworld 「結局「死ぬと決まっていたなら殺したとしても死の原因とは言えない」…というような変なロジックになってしまっています。」 「殺す」というのは,生(デフレでない)→死(デフレ)への変化です。(続く)
2010-08-04 00:06:12