社会運動の戸惑い
フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動
00年代、フェミニズムと保守運動はなぜ衝突したのか。保守運動の実際とフェミニズムの入り込んだ隘路を描く。
著者、編者、訳者など
-山口 智美 著
-斉藤 正美 著
-荻上 チキ 著
ジャンル:社会・女性
ISBN:978-4-326-65377-5
出版年月:2012年10月
判型・ページ数:四六判・400ページ
定価:定価2,940円(本体価格2,800円)
社会運動の戸惑い - 株式会社 勁草書房
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b103692.html
なぜ私に「社会運動の戸惑い」が献本されたのかは、中身を読んでみて下さればわかります。 http://t.co/7rWxKkyM
2012-11-01 12:00:31『社会運動の戸惑い』序文にある「フェミニズムの失われた10年」への真摯な言及と、このtogetter> http://t.co/2cBACNwv における「フェミニズムが十分に浸透した」という空想を対比させて読むと実に心中去来するものが多い。
2012-11-02 23:27:16'00年代半ば、ネトウヨ&反フェミがmixiなどで跋扈していた中で、市井の素人として対抗言論を張っていたなかで「どうしてアカデミアや運動の世界できちんと語れる力をもつはずの人たちがでてきてくれないのかなあ(色々大人の事情はあるのはわかるが)」と思っていた #tomadoi
2012-11-02 23:46:36続き)「反フェミへの対抗にアカデミア界や運動界隈の人がなかなか出てこないいらだち」は、味方が欲しい一方で、「市井の親フェミ素人たちだって、けっこう危ういこと言ってて背中を撃ち合うは、反フェミがやってる”藁人形叩き”もある」という危機感でもあった。 #tomadoi
2012-11-02 23:52:29その後、ジェンフリ叩きは勢いを失ってむしろ排外主義がいっそう跋扈するようになったけれど、そういう「敵」の変化はあれど、「こちら側」が抱えている問題はそう変わっていないのではないか? #tomadoi
2012-11-02 23:57:17いまでも「ミソジニー」「マッチョ」といったキーワードで燃え上がることは容易だけれど、ともするとそれはかつて「相手を何もわかってない愚かな反フェミ&ネトウヨ」の枠に填めてしまえば済むという藁人形叩きに近いのではないか? そんな危惧を抱えたまま数年を過ごしていた。 #tomadoi
2012-11-03 00:01:01