生クリームを使用しないアイスクリームの作り方。

ポマギッシュ・ポマーダ @pomade

[1]生クリームを使用しないことでやや安価な本格アイスクリームのレシピをメモ程度ながらネットの海に放流する。なお、アイスクリームメーカーがあることを想定している。やや乳臭い風味なので珈琲やチョコの風味を付けるとより美味と思われる。

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[2]完成時700mL前後になる分量は、ホイップクリーム200mL、牛乳200mL、卵2個、バター40g（塩入り可）、砂糖お好み（小さじ4～8杯か）、レモン汁数mL、バニラエッセンス適量、お好みのリキュール適量。

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[3]味を付けたい場合、例えばインスタントコーヒー山盛りスプーン2杯にリキュールとしてカルーアを使用するとか、ブルーベリーとそのジャムを好きなだけぶち込むとかで良い。タイミングは後述。メーカーが対応しているか要確認！

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[4]まず卵白と卵黄を分ける。卵黄は小さな鍋に落とし、卵白はボウルへ。卵黄を混ぜ、牛乳とバターを入れ非常に弱い火をかけて混ぜ溶かす。

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[5]その間に卵白へ砂糖を入れてしまい、メレンゲもどきにする。冷やして本物のメレンゲを作ろうとしなくてよい。ふわふわの泡になったら[4]の方の鍋に注意。熱しすぎて卵が固まると卵味になってしまう。ヘラなどで満遍なく混ぜる。

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[6]メレンゲにホイップクリームを入れてよく混ぜる。このあたりで鍋の火は消してしまって構わないが、バターの脂が溶けずに浮いてしまうようなら溶けるくらいまで温めること。溶けた状態でレモン汁をごく少量入れ、よく混ぜる。

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[7]鍋の中身を[6]へ全て注ぎ、よく混ぜる。この時、空いた鍋を軽くゆすいで紙で油脂を拭き、そこへ氷水をブチ込んでボウルを冷やしてやる。別のボウルがあるならそれがいい。とにかくよく混ぜる。ジャボジャボ言うがそれでいい。

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[8]粗熱がとれるくらいまで混ぜたら、ここでリキュールや味付け具材をどんどん入れ、その都度よく混ぜる。果物などゴロゴロしたものを入れると混ぜるのが大変なので、そういうものは最後のほうに入れよう。

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[9]ダマにならないよう混ぜたら、後はアイスクリームメーカーの指示に従う。メレンゲでかなり膨張しているので普通のレシピよりも撹拌による膨張はおだやか。

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以上。フェイクや悪意はありませんが万が一このレシピでダークマターを生み出してしまった等のトラブルがあっても、当方は一切の責任を負えませんのであしからず。あと、スーパーの片隅で霜被ってる2Lくらいのアイス買ったほうが美味いし安いです。どうしても自作したい人向け。

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個人的な話なんですが、アイスクリームメーカー買ってゴリラみたいに興奮しながらいざスーパー行ったら生クリームがクッソ高くて（でも出来上がりが感動的に濃厚美味で）このままじゃイカンと思って、それなのに安いお徳用アイスを買わずに自分で作ることを優先した結果がコレです。

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最初は牛乳とバターを3：1で溶かし混ぜると生クリームの代替品になると聞いて試しましたが、そのままだと乳化しないので凍らせるとバター片だらけ乳臭さMAXの便所飯でした。ホイップクリームで代用すると、今度は植物脂の風味がマーガリンを想起させて非常にひもじい思いをすることに。

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じゃあホイップクリームと生クリーム代替品もどきを半々で使えばいいんじゃね、あと乳化させるために卵黄を牛乳バターと一緒にしてレモン汁も入れてみて、あと卵白で空気感を底上げすればなんとかなるんじゃねと思った結果が今回のレシピです。

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実食済みです。ブルーベリーを大量にいれたブルーベリー味です。乳臭さを消すことは出来ませんでしたが、人生の意味を考えながら口にねじこむような臭さではありません。前述の通り、珈琲やチョコなど風味が強く乳製品と相性が良いもので上書きしてしまうのが得策でしょう。

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おそらくもっと美味しいやり方はあると思いますし経済面で言えばアイスを買うほうが安いわけですが、ひとまずこんなところで。ちなみにホイップクリームと牛乳計400mLを生クリームに置き換え、バターと卵白を入れず最初から全てボウルで混ぜることでバタークリーム並みの濃厚アイスが作れます！

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なんにせよこのレシピを実行する時はインスタントコーヒーとカルーアで出来るお手軽安心の珈琲味をお試しください。　それでは、お粗末さまでした。