安心感というものの正体

あなたが普段何気なく抱いている安心感とは,実はこういう奴だったのです。
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正義感がある人はどこか人を寄せ付ける雰囲気を醸し出している人が多い。そのひとつがどこか安心感を感じさせるからだと思う。しかし、その安心感は「安心できるという」明確な理由や根拠のない「錯覚の安心感」だ。安心感は抱いても安易に信頼する事は避けるべきだ。安心感と信頼感は別物だ。

けんちゃま @rodomangreat

安心感とは、魚釣りで例えれば、魚を釣る為の餌のようなモノ。魚が食いつかせるには必要不可欠なモノで魚達は仲間が「危険な被害」にあってると分かっていても、自分もあまりの欲しさのあまり食いついてしまう。

2012-10-10 23:36:15
けんちゃま @rodomangreat

人を安心させるという行為は、相手のバリア(防御)を外す行為でもあり、「それ目的」である場合もある。逆に相手を動揺させる行為は、相手に攻撃をさせる目的の場合もある。安心させれば、相手に「隙」ができ、動揺させれば「相手の本音」や「考えてる事」を引き出すことができる。

2012-10-10 23:36:45
けんちゃま @rodomangreat

しかし、どんなにお腹が空いていても、他人が「これどうぞ」と差し出してきたモノは食べてはいけない。 中に何が入ってるかわからないからだ。

2012-10-10 23:37:07

安心感とは中身のわからない美味しそうなパンのようなものだ。

安心感とは守備という名の攻撃だ。

安心感とは心配性な人にとっては最良な薬に見えるが、実は毒薬である。

安心感とは一種のマインドコントロールだ。

暗闇の中探り探り、恐る恐る先に進む。
先には何があるかわからない、先が見えないという状態。
先が見えないもの程怖いものはない。
そこには安心感というものは全くない。
しかし、人はそういう「五里霧中な状態」を安心感と呼ぶ。
根拠や理由のない自信は、時に危険な方向へ物事を進める事もある事を忘れてはならない。

安心感とは根拠のない自信と根拠のない信頼感という材料から作られた料理だ。

「この人は安心できる人だ」
この言葉には2つの意味がある。
ひとつは強くて信頼できるから安心だ、という意味の安心感。
もうひとつは、弱いから何かあっても大丈夫、自分は負けないという安心感だ。

特に男は後者の意味を知らずに、女から「あなたは安心できる人」と言われると前者の意味だと思い込んで、その女に「安心感」を抱く男は多い。
そして利用され騙される....。

しかしその男が実は女の想像していた男とは違い強い男だった場合、今度は逆に女が利用され騙される。
実に複雑なのだ。
人を信頼する判断基準というのは実に難しい。
そして信頼感と安心感は全くの別物だ。

結論→安心感とは相手に抱かせる事はメリットがあるが、己が抱いたとしてもデメリットしかなく不要な感情である。