内部被曝の実質的な線量は、個人の体内の代謝によって変わるのではないだろうか?

「病的に代謝異常がある場合は、」という前提ですが、、、 疑問、、、
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リーフレイン @leaf_parsley

線量応答の話で、この頃考えていることがあって、、、まだなんか悩んでいるので、どなたか、お付き合いいただけると助かります。

2012-11-10 09:10:26
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  内部被曝の線量というのは、個人の体内の状態によって、実際の臓器別等価線量がかなり差があるんじゃないか? という疑問です。

2012-11-10 09:12:27
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  放射線感受性とは何か?というのをこないだから考えていたんですが、 これって基本的に2種類があると思うのです。

2012-11-10 09:12:57
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 一つめは、「同じ放射線を同じ場所に受けた場合のダメージの違い 」 です、例えば、大人と子供は放射線感受性が違うとよく言われますが、主にそれは成長点の数のせいです。例えば、白血病を例にとってみると、白血病と深く関係がある造血機能をもつ赤色骨髄ですが、、

2012-11-10 09:14:36
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley http://t.co/DUJF6Ozz 子どもの造血機能分布は全身にわたっていて、この分布は年齢が重なるにつれて、少なくなっていきます。したがってこの場合、同じ放射線を浴びても、ダメージになる領域が広範囲にあるために、確率があがります。

2012-11-10 09:17:30
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リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  この場合のリスクは、外部被曝と内部被曝とを同値に扱っていいと思います。

2012-11-10 09:18:19
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  で、放射線感受性には、もう一種類があって、それが「内部被曝における、同じ摂取をしても個人の病的な要因によって、放射性物質が特定の場所に集中してしまう場合」だと思うんです。 

2012-11-10 09:19:47
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 「チェルノブイリはヨードの摂取量が通常少なかったので、甲状腺に集まった」とよく言われるのはこちらのパターンではないかと思うんです。 彼らは「恒常的に必要なヨード量が足りないため、甲状腺を肥大させてかき集める仕組みが体にできてしまっていた」状態でした。

2012-11-10 09:21:12
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  甲状腺等価線量を、蓄積量換算で試算してみると、甲状腺集中率の差によるその日の甲状腺等価線量は差ができます。

2012-11-10 09:23:36
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  例えばhttp://t.co/1futv6um このグラフは、甲状腺集中率30%の時の一日の甲状腺蓄積量1Bqあたりの預託等価線量割合を甲状腺蓄積量換算の等価線量基本値として、甲状腺集中率を変化させてみたグラフですが、、

2012-11-10 09:26:21
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リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1000Bqの甲状腺残留量がある時に、10日前の摂取量が甲状腺集中率で大きく違ってくるのがわかります。このことは同時に、同じ摂取量であっても甲状腺集中率が変われば、10日後の残留量も変わる=実質的な甲状腺等価線量は変化しているということを示しています

2012-11-10 09:27:51
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  つまり、臓器内での分布が内的な要因によって異なれば、被曝値も違うということなんだと思うんです。こちらの変化は、個人の状況に大きく依存するため、集団防御的な数値に反映することはまだできていません。

2012-11-10 09:29:15
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley でも個々の人にとっては、自分の実質的な線量が人より大きくなるか小さくなるかというのは問題なので、病歴によってある程度の体内動態の傾向を検証していくのは、これから必要になるんじゃないかなと思うんです。

2012-11-10 09:30:39
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 内部被曝の一番の危険は、特定部位への蓄積と、その蓄積量の過多ですから、そもそも量が過大でなければ、問題にはなりません。 

2012-11-10 09:32:38
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  ただ、一番最初のヨウ素の吸入だけは、量的な可能性が残されているので検証がほしいのと、何よりもこれから長い間続く、福一での作業については、リスキーな人は外したほうがいいと思うんです。つまり内部被曝が、病的な要因によって個人線量が変化しやすいのであれば

2012-11-10 09:35:08
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  「どういう病的な要因で、どの程度の線量変化がみこまれるか?」を考えてほしい。彼らにとって実質的な被曝が他の人より大きくなってしまうのなら、「この線量では被害は出ませんよ」とは言えないと思うんです。

2012-11-10 09:38:04
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  まあ、問題はこういう病的な個人差をどこまで線量体系が抱合してるか?なんだけども、、、実際には病的な個人の状況と摂取した放射性物質(量と核種特徴)との相乗効果になるんで、どっちもダメな場合に、防御線量体系からはみだしてしまうんじゃないかなあ、、

2012-11-10 09:54:00
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 少なくとも、この点に関しては、「内部被曝と外部被曝は同じに扱っていい」とは言い切れないと思います。

2012-11-10 09:55:17
リーフレイン @leaf_parsley

@fukuwhitecat 先生、今朝、http://t.co/pNek0Zhr を連ツイートしたんですよ。 自分おかしなことを言っているでしょうか?

2012-11-10 23:38:14
うろおぼえはつどうへん @fukubrowndog

@leaf_parsley これ、みてたんですけど…、内部被ばくによる影響を考える場合、臓器等価線量の方をベースにするのが自然かと思うのですが…(しかもこの場合は通常Gyで、核種=すなわち線質が同定されていることと同義に思います)。そうじゃなくみえます…か?(確かに…)

2012-11-10 23:43:01
うろおぼえはつどうへん @fukubrowndog

@leaf_parsley さらに、病的要因を線量仮説に組み込むのは、吸入量を推定すること以上に困難を極めるのではないかと…ひとりひとりに相対する場合には想像しなければいけないこと(医療では当たり前のこと)ですが、全体像として予測に加えるのは事実上不可能かと…

2012-11-10 23:47:27
リーフレイン @leaf_parsley

@fukuwhitecat  臓器等価線量でみるべきですし、核種も限定した話です。(核種によって有効半減期も、体内動態も違うので、一つ一つ全く別のストーリーが想定されます) でもキーになるのは、摂取量が過剰な場合に限られるので、、、

2012-11-10 23:48:53
うろおぼえはつどうへん @fukubrowndog

@leaf_parsley 日本人全体の傾向や、地域の特徴などのレベルでは行けるかもしれませんが、オーダーメイドで個別を推測するのは難しいように思います。(繰り返しますが、目の前の方に相対する場合にはその限りではありません。

2012-11-10 23:49:04
うろおぼえはつどうへん @fukubrowndog

@leaf_parsley ああ、それがまず大前提ですよね。そもそも過剰なのかどうか、それはどのくらいなのか、という議論があっての話しかなあ。そこからエラーバーが上下に延びるイメージかな…(例えが悪いですけど…)

2012-11-10 23:51:03
リーフレイン @leaf_parsley

@fukuwhitecat  この話は、万人向け放射線防御の話ではないんです、むしろ医療の視点から放射線影響をどうみるか?結局のところ、10万人に一人の影響がでたとしても、医療現場ではその理由を考えるわけですよね? 

2012-11-10 23:51:05
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