カードゲーム「民主ハラペーニョ共和国の五家族」ゲームマーケットで発売
- goodhuntstalker
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ゲームマーケット向けなトロピコでフンタなカードゲーム、「民主ハラペーニョ共和国の五家族」、完成しました。3~5人でルール説明から始めて45分。手軽にトロピコライクな利権の貪り愛を楽しめます。スイス銀行の預金を最も太らせられるのはどの家族か!?
2012-11-10 12:20:56「民主ハラペーニョ共和国の五家族」では、プレイヤーは「フルーツ缶詰工場の誘致」「産業廃棄物の受け入れ」「ソ連からの武器供与」「日本からのODA」などを通じ私腹をこやしていきます。
2012-11-10 12:39:13しかし私腹を肥やす家族に対し、国民は徐々に不満を蓄積していきます。懐に入れる金額が大きければ大きいほど、武装した市民が執務室になだれ込んできて、腐敗役人を暴力で一掃する危険性も高まります。
2012-11-10 12:41:30他の家族と利益をわけ合えば、儲けは小さくなりますが国民の恨みを買う危険性は下がります。独占すれば利益はウハウハですが、国民にリンチされる危険性も高まります。他の家族よりも恨みを買わないように、かつ私腹を最も肥やしたプレイヤーの勝利となります。
2012-11-10 12:43:36ゲームマーケットで発売予定のトロピコでフンタライクなカードゲーム「民主ハラペーニョ共和国の五家族」、ビジュアルはこんな感じです。カードは全部で20枚。 http://t.co/r2oJDegC http://t.co/72jEIin6
2012-11-13 17:29:18ゲームマーケットで発売予定の「民主ハラペーニョ共和国の五家族」は、1970年台の開発独裁国家における独裁政権末期を舞台として様々な利権を貪りあう、シンプルなバッティング・ゲームです(もちろんバットとボールを使わないほうです)。
2012-11-13 17:42:33本作では、1ターンに利権が3種類、カードで提示されます。利権にはそれぞれ美味しいものから美味しくないもの、安全なものから危険なものまで多種多様にあります。
2012-11-13 17:44:03プレイヤーは提示された3種の利権のうち、どれにコミットするかを他のプレイヤーに隠して決定します。全員が決定したところで、利権の分配です。利権によって得られる収入は、その利権にコミットした人によって均等配分されます。
2012-11-13 17:45:27従って、例えば6金の利権に3人がコミットすれば、各2金を得ることになります。一方で3金の利権に1人でコミットしていれば、3金すべてを得ることになります。
2012-11-13 17:46:03一方、そうして得られる収入は、必ずしも「綺麗なお金」ではありません。本作ではお金はチットで管理されますが、チットのいくつかは「汚いお金」、そのまたいくつかは「とても汚いお金」となっており、これを懐に入れると国民の敵意が向いてしまいます。
2012-11-13 17:46:57プレイヤーが「いま自分の懐に入っているお金」は、常に公開されます。そして利権の分配を得たとき、その懐にあるお金が示す「国民からの不満」が一定量を越えると、そのプレイヤーのもとには武装した規律ある民兵が押し寄せ不満を解消していきます。当然、懐のお金は失われます。
2012-11-13 17:48:50また国民の不満の爆発を浴びてしまうと、プレイヤーは家族の人間を1人失います。同時に、国民の不満の爆発を浴びたプレイヤーと同じ利権にコミットしていたプレイヤーも、同じペナルティを受けます。暴徒の群れは「その場にいた支配階級全員」を見境なく叩きのめします。
2012-11-13 17:50:39これを避けるために、プレイヤーは1ターンを使い、スイス銀行に懐のお金を預けに行くことが可能です。入金には1金のコストが必要となり、また家族の一人が飛行機に乗ってスイスに向かうことにになります。
2012-11-13 17:51:57――が、スイス銀行に入れた金に付属している「不満度」が最も高いプレイヤーは、スイスでピッケルを持った男に襲われ所持金の半分を失います。
2012-11-13 17:54:03最終的に、国内の支配階級にある五家族のうち、二家族が全滅したところでゲームは終了します。各プレイヤーはスイス銀行にある所持金をカウントし、最も所持金の多いプレイヤーが勝利します。
2012-11-13 17:53:53マネーロンダリングや教会への寄付、社会保障制度の拡充などを通じ、「手元に入ってしまった不満度つきのカネ」を戻すこともできますので、他のプレイヤーに預金の量で負けないように、適度な社会貢献をするのも勝利においては重要となります。
2012-11-13 17:55:53プレイ時間はルール説明から始めて5人で45分程度。3人でもプレイ可能ですが、3人と5人でそれほどプレイ時間が変わりません。推奨は4~5人となっております。お金を管理するためのチットが50枚ありますが、DTPゲームなのでこれを作るのがちょっと手間かもです。
2012-11-13 17:57:54以上、「乾杯ゲー」こと「Prosit( http://t.co/oIvOaIGi )」とあわせてよろしくおねがいします。
2012-11-13 17:59:02本日のゲームマーケットで販売された「Prosit」「民主ハラペーニョ共和国の五家族」ともに会場販売分は完売致しました。ありがとうございました。通販はa-game shop様で行われる予定ですので、今しばらくお待ちください。
2012-11-18 20:48:44【ゲームマーケットで「民主ハラペーニョ共和国の五家族」を購入された方へ】選択ルール追加:最初にゲームから脱落したプレイヤーは、ターンの終了時にスイス銀行の資産をすべて山に戻すことでゲームに復帰できる(ファミリーチットは3枚とも戻す)。ゲーム終了時、このプレイヤーの資産は半減する。
2012-11-22 01:27:27(続)通算2人めがゲームから脱落した瞬間にゲームは終了する。同時に2人以上がゲームから脱落した場合、その瞬間にゲームは終了する。
2012-11-22 01:29:30