無縁社会の集い 湯浅誠さんの講演

みちろ🐦 @singforfuture

京都産業会館にて、無縁社会の集い。湯浅誠さんの講演、弁護士の方の調査報告が終わり休憩なう。湯浅さんかっこいい(≧∇≦)☆とか言うてる場合ではないがっつりした内容です。後半はじまる... http://t.co/mBz3HHU7

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さて、無縁社会を考えるシンポジウム、開始は午後1時半で、家からバスで約40分の場所であったので、12時少し前のバスに乗ったら2時間かかりました。京都の観光シーズンなめてました。

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遅刻で会場に入ると定員700名あまりの座席がほぼ満員、すんまへんすんまへん言いながら空いてた席に入れてもらいました。お客さんの年齢層が高め…おとしより独特のかほりが。

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湯浅誠さんの講演を途中から拝聴。遅刻なので華やかな登場シーンは見られませんでしたが、貧困と貧乏の違いや、人が社会から孤立していく流れ、コミュニティーは‘あるもの’から‘つくるもの’へ、などのおはなし。

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次に、弁護士の方の現状報告。主に単身高齢者の見守り活動の事例紹介など。後半は、湯浅さん、遺品整理会社の代表さん、NHKスペシャル『無縁社会』のディレクターさん、労働と社会保障の研究をされている大学教授さんでのパネルディスカッションでした。

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孤立死の８割は男性で、それは生きるためのコミュニケーションの経験不足が原因、ＳＯＳを発しないとサービスを受けられない福祉サービスの問題点も。

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NHKのディレクターさんは女の方でしたが、いろいろ取材をする中で、「他人に迷惑をかけてはいけない」という、日本人の美徳とされている言葉が嫌いになった、というおはなしをされました。「働かざる者食うべからず」と共に、百害あって一利無しの言葉ですな…。

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遺品整理会社の方のおはなしが意外とおもしろかったです。現場を見ている人のリアルさ。孤独死された方の部屋の写真がスクリーンに映されたのですが、ぼんやりと人型の染みが…。

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遺品整理会社には、生前に自分で予約を入れてくる人もたくさんいて、みんなが「他人に迷惑をかけたくない」と言うのだそう。葬儀の生前契約も増えていて、数十万、数百万払う。

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高齢者だけではなく、若年層が抱える孤立死の問題点。コミュニティーの欠如＝わずらわしさからの解放により、暮らしの様々を外注するようになって、全てが市場原理に組み込まれていく、GDPは増える。お金がない人はどうするか？

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2007年の調査で、「政府は、自力で生活できない人を支援する必要があるか？」という問いに、‘必要ない（ほっとけ）’と答えた人の割合、英は８％、独７％、仏１７％、米でも２８％、日本は３８％。「温かい国！」と湯浅さんが皮肉を。

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どうにもならなくなった人にかかる費用は税金なのだから、つながっている。同じ社会で暮らしている意味を考える。諦めと開き直りで引き受ける覚悟をする。自分も孤立死するかもしれないと認識する。

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遺品整理屋さんが言った「自分があと何年生きるつもりか決める」という提案（？）が新鮮でした。そのためにはいくらかかるか、イメージするとやるべき事が見える。

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被災地に行かれた湯浅さん、「被災地には次々とパチンコ屋ができている。新しい建物はパチンコ屋かイオンかどちらか」だそう。仕事がなくなった中年男性の居場所。プライドがあるから「手を貸す」と声をかけても拒絶する（やっかい！）。「あなたの手を貸して」で出てくる。

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とにかく‘誰か一人とだけでもつながる’、‘関心を向ける’事が大事。‘つながる’にハードルがなくなればいい。親友ではなくて、気軽な知り合いでいい。距離感。

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という感じのシンポジウムでした。自分の走り書きメモが混沌としている…。どっかでまとめねば…。‘つながり’をあまりにも重要視すると苦しいなぁとも思いました。私が超絶人見知りの挙動不審者やからなぁ(笑)

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もらった資料多すぎ。遺品整理屋さん監修の‘だいじょうぶノート’があったのがかすかにうれしい…エンディングノートみたいなもの。通夜葬儀はいらん、できれば散骨ヨロシク！って書いておこう。 http://t.co/UDsEOqil

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終了後、著書お買い上げの方は湯浅さんサイン会に！という計らいがありましたが、懐寒く、遠くから様子を眺めており。なんとなく、いずれまた関わるような予感がしたから、今回はおあずけ。