2012/11/26 とくダネTPP討論

全国メディアにしては珍しく反対派寄りの党が集まっていた様子。 危険性がわかりやすいのでまとめさせて頂きました。
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HEAT @HEAT2009

とくダネ。社民党、減税日本、国民新党、みどりの風、新党大地、新党改革の6党でTPP。交渉参加に賛成か反対かとの質問に、舛添要一だけが賛成、5党は反対と答えた。この状況を知った小倉智昭は驚いた様子。スタジオには推進派の田崎史郎と夏野剛がいるため、小倉を加えて交渉参加派は実質4人。

2012-11-26 13:31:53
HEAT @HEAT2009

以下、今朝の『とくダネ』にて各党が発言した内容を連投。社民党からは福島みずほ、減税日本からは小泉俊明、国民新党は浜田和幸、みどりの風は谷岡郁子、新党大地は鈴木宗男、新党改革は舛添要一。TPP交渉参加反対派が多数派という番組は珍しいかも。

2012-11-26 13:34:10
HEAT @HEAT2009

とくダネTPP討論。浜田和幸「やっぱり問題あるんです。いま議論になってるようなTPPの現状というのは殆ど実体がよく理解されていない。これは米国は明らかに外交や軍事戦略の一環として米国の儲かる仕組みを世界、特に急成長を遂げているアジアに広めようという発想が歴然としている」。 

2012-11-26 13:35:12
HEAT @HEAT2009

続き。浜田和幸「それに対して、日本がきちんと切り返す戦略がないままに交渉につくということは、これはたいへん禍根を残す。そういう意味で、私どもは、このTPPの今の状況のままで入るということは国益を損なうという観点で反対の立場であります」。

2012-11-26 13:35:46
HEAT @HEAT2009

とくダネ。小泉俊明「日本の農業というのは今、食糧自給率は26%しかありません。世界192カ国で下から10番以内。この状態でもしTPPに参加すれば、私は0%に穀物自給率はなって食糧安全保障の問題から大きな問題になると思っています」。

2012-11-26 13:38:59
HEAT @HEAT2009

続き。小泉俊明「また、外務省に確認してますが、いったん交渉に参加して撤退なんかありえないということは明らかですから、いったん入って出るなんてことはできないんです、実は。そして、メリットをみなさん言われてますが、中国が参加していないのに、なんで製造業の輸出が増えるんですか」。 

2012-11-26 13:39:31
HEAT @HEAT2009

続き。小泉俊明「殆ど参加国の90%のGDPが日本と米国だけですよ。メリットも、野口悠紀雄先生も0.4%しかGDPに影響力ないって言ってるわけです。メリットが小さくデメリットが大きすぎるものは、もっと慎重に考えるべきだと私たちは申し上げてます」。

2012-11-26 13:39:55
HEAT @HEAT2009

とくダネ。福島みずほ「私はコレ、正直いうと輸出大企業で一部、潤うところはあると思っているんです。ただ、ぶっ壊れるものがある。それはまあ、日本の農業であると。瑞穂の国を守る必要がある。もうひとつは農業だけではなくて、医療たとえば混合診療になるんではないか、雇用が…」。 

2012-11-26 13:42:20
HEAT @HEAT2009

続き。福島みずほ「要するに、私たち小泉構造改革のときに、米国から雇用について規制緩和しろと、色んなことを国会でそれはダメだと、格差が拡大するし壊れるって抵抗したことがあるんですが、TPPに入るともう一回、新自由主義、小泉構造改革、格差が拡大する、保険や雇用やいろんなものが壊れる」

2012-11-26 13:42:58
HEAT @HEAT2009

続き。福島みずほ「それからISD条項といって、例えば米国の大企業が日本のいろんな慣行を障壁だといって訴えることができるんです、日本政府を。これはもう日本の様々なルール、例えば食糧の安全だとか遺伝子組み換えとか、いろんなものが壊れると思っています」。

2012-11-26 13:43:31
HEAT @HEAT2009

とくダネ。谷岡郁子「TPPというのは、基本的に、企業の利益を国民の利益とか国家の利益、国家主権に優先するもんなんです。法律が自由に作れなくなる可能性がある。政治の力を弱めて財界の力をより強めるという力が働きます」。

2012-11-26 13:46:11
HEAT @HEAT2009

続き。谷岡郁子「そこでいちばん問題なのは、この交渉の中で、例えば日本も米国も、業界は内容をよく知っているのに、国会議員は両方とも全然わからないということを言い続けてるってことなんですよ。明らかに、経済、利益至上主義、そして競争至上主義で、その他の環境・文化・人々の暮らし」 

2012-11-26 13:46:24
HEAT @HEAT2009

続き。谷岡郁子「というような、そういうものはぜんぶ置き去りにされてしまっているということがTPPの問題です。第一、アジアでインドも入ってなし、インドネシアも中国も入っていない、アジアの成長の牽引になんかなりません」。

2012-11-26 13:46:46
HEAT @HEAT2009

とくダネ。鈴木宗男「TPPの場合、農業とか一次産業に特化されてるが、米国の本当の狙いは、金融だとか保険だとか医療だとか製薬だとか知的財産とか、そっちのほうなんですよ」。

2012-11-26 13:48:24
HEAT @HEAT2009

続き。鈴木宗男「(中略)大事なのは、このTPPを導入すれば、弱肉強食で日本の文化が壊れてしまうんです。米国の、強い者が善だ、弱い者は悪だというやり方でいくと、日本はひとたまりもないんです。日本の国がなくなるんです。だからここは、TPPは新党大地としては絶対反対だと」。 

2012-11-26 13:48:34
HEAT @HEAT2009

とくダネ。舛添要一「世界が保護貿易主義に向かって第二次大戦が起こったんです。戦後、みんな自由貿易をやろうとして貿易拡大やってる。TPPはひとつの形だけど、EPAとかFTAとか、韓国も中国も他の国々も少しでも開いて行こう、関税を少しずつ減らして行こうって方向に行ってるんです」。 

2012-11-26 13:50:52
HEAT @HEAT2009

続き。舛添要一「だから、TPPだけ議論するんじゃなくて、そういう方向でいいのか、国を閉じたら生きていけないじゃないですか。そういうことをもっと議論して、じゃあTPP参加もしないなら、どういう形で国益を守っていくのかってことを、きちんと貿易のルール作りってことをやらないと」。 

2012-11-26 13:51:04
HEAT @HEAT2009

続き。舛添要一「なんかね、ものすごい日本が内向きになってる感じがしてならないんですよ」。

2012-11-26 13:51:33
HEAT @HEAT2009

とくダネ。田崎史郎「ちょっと僕も言いたいんですけど、僕は舛添さんと全く同じ意見でね、鈴木宗男先生、むかし金丸信さんとね、僕も同じころ担当していて、あのとき金丸さんが言われた言葉で、『日本あっての米国じゃない、米国あっての日本だ」と言われて、小沢一郎さんも当時『そうだそうだ』と」。

2012-11-26 13:53:23
HEAT @HEAT2009

続き。田崎史郎「だから、米国と喧嘩して日本が成り立つならいいが、やっぱ米国と協調しながら考えていかなきゃいかんわけですね」。

2012-11-26 13:53:35
HEAT @HEAT2009

続き。鈴木宗男「田崎さん、大事なことは、何も米国と喧嘩することはないんですよ。韓国を見て下さい。韓国は米国とFTAで、二国間の交渉をしてヒュンダイもサムスンもちゃんと売れてんですよ。日本も、FTA/EPAで充分やっていけるんですよ」。

2012-11-26 13:54:01
HEAT @HEAT2009

続き。鈴木宗男「二国間協定でそれぞれの国の立場を尊重しながらまとめていけばやっていける。それから、よく開国という言葉をいいますが、これは間違ってますよ。日本はちゃんと自由貿易。それと、世界の貿易ルールはGATTがある、或いはWTOがあるですから、それで充分じゃないですか」。 

2012-11-26 13:56:04
HEAT @HEAT2009

続き。鈴木宗男「同時に、いま世界は帝国主義化、まさに第二次世界大戦前夜ぐらいの厳しい綱引きやってますよ。それに乗っちゃいけないんです。日本はバランス感覚を持って、世界を見渡しながら、私はやっていったほうがいいと思ってます」。

2012-11-26 13:56:30
HEAT @HEAT2009

とくダネ。福島みずほ「アジアの経済成長を取り込むことは必要だけれども、グローバリゼーションの中で日本の何もかもを売り渡してはダメ。米国の中でも、TPP参加に慎重な意見があって、米国だって農業をもの凄く保護してますよね」。

2012-11-26 13:57:41
HEAT @HEAT2009

とくダネ。小泉俊明「平成の開国って言ってますけど、これ間違いですからね。日本は平均関税率が世界でもいちばん低いほうなんですよ。もう既に開国してるんです。TPPになると、私は平成の開国ではなく平成の亡国になるっていうのが本当の話だと思ってます」。 

2012-11-26 14:00:18