覚悟の言葉を聞きたい『福山哲郎著 原発危機 官邸からの証言』を読んで

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小川一 @pinpinkiri

大震災時の内閣官房副長官、福山哲郎氏の著書「原発危機 官邸からの証言」。福山氏が悔しがっていたのが、官邸の原子力災害専門家グループのコラムが報道もされずほとんど読まれていないこと。私もその存在も知らなかった。読んでみてください。 http://t.co/qjHunW3S ①

2012-11-29 23:52:38
小川一 @pinpinkiri

菅首相をかばう誠実な主張を初めて読んだ気がする。例えば、イラ菅に怒鳴られ官僚はやる気をなくしたという説。福山氏は反論する。「日本の官僚組織の名誉にかけて言いたい。あれほどの大震災で、そんな理由で職務を果たさなかった官僚がいるとは私には思えない」。説得力ある言葉。②

2012-11-29 23:52:51
小川一 @pinpinkiri

それにしても東電が全面撤退を訴えたという説の実相を知りたい。福山氏は肝心なのは「東電がどのように申し入れてきたのか」「申し入れを官邸がどのように受け止めたのか」であり、実際に東電が何を考えていたかは二の次だという。でも私は実相を知りたい。本気で逃げる気だったのか知りたい。③

2012-11-29 23:53:13
小川一 @pinpinkiri

福山氏は断言する。・・・東電から申し入れられた撤退を「全面撤退」以外の意味で受け取った官邸メンバーは誰ひとりとしていなかった・・・。でも東電は「全面撤退」は考えもしないと言う。ならば東電の涙の反論を聞きたい。「バカにするな。オレたちが日本滅亡を前に逃げるような人間に見えるか」。④

2012-11-29 23:54:28
小川一 @pinpinkiri

言い訳と自己弁護と責任転嫁は、もういい。大震災の後の初めての総選挙。血を吐くような、覚悟の言葉が聞きたい。⑤

2012-11-29 23:54:50