初、金沢21世紀美術館 @misonikomioden

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みそにこみおでん @misonikomioden

1 初、金沢21世紀美術館。 建物が面白いなあ。外と内を明確に隔てない緩やかさ。 フラットなようで、内側は変化に富み、天井が2階をぶちぬくほど高い空間まであった。 #artweet  http://t.co/3X06PLy8

2012-12-08 00:28:09
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みそにこみおでん @misonikomioden

2 ス・ドホの企画展も面白かったが、一番見たかったのは村上隆のシーブリーズだった。 作品が置かれた空間はよく見なければ分からない柄のようにデザインされたドクロとタイムボカンな核爆発を描いた壁紙が貼られ、作品へと組み込まれていた。 #artweet 

2012-12-08 00:29:16
みそにこみおでん @misonikomioden

3 シーブリーズには時間になると左右側面のシャッターが騒音ととも開き、格納された水銀燈が露わになって強烈な光が放たれ、時間が来ると再び騒音とともに閉まるタイヤ付きの移動式マシン。 シャッターの開く音は期待感を煽り、徐々に漏れる閃光でいっそう盛り上がる。 #artweet

2012-12-08 00:30:35
みそにこみおでん @misonikomioden

4 シーブリーズ内の水銀燈は円形に8個並べられて、対となってて合計16個。 マシンの左右側面からその圧倒的な光量に加え熱まで放ち、眩しいわ熱いわでとても観てられないw  (過去の展示風景) http://t.co/sUvO61YB  #artweet 

2012-12-08 00:31:24
みそにこみおでん @misonikomioden

5 解説によれば今回の展示は<シーブリーズ アナザーディメンション2012版>であって、強烈な閃光と壁面のドクロ・核爆発イメージから原爆投下に言及し、村上隆のスーパーフラット文脈に即した作品とさせたのだろう。(もしかしたら3.11踏まえてる?) #artweet

2012-12-08 00:32:02
みそにこみおでん @misonikomioden

6 シーブリーズに対し原爆投下、第二次大戦敗戦から冷戦構造下日本を言及する文脈は椹木野衣「日本ゼロ年」(1999年)で初めて知った気が。 ここで有意味を持たされたのだろうか。 http://t.co/j9EIp2Fj  http://t.co/S6WAIPH0  #artweet

2012-12-08 00:35:31
みそにこみおでん @misonikomioden

7 シーブリーズが初めて出されたのは1992年のレントゲン藝術研究所で、当時の雰囲気はここから想像できる。 ■中ザワヒデキ現代美術史日本篇 http://t.co/ifkX7lyS    ■村上隆の語る中原浩大 http://t.co/TKuoo2yN   #artweet

2012-12-08 00:38:54
みそにこみおでん @misonikomioden

8 シーブリーズは元々「無意味さ」を追求したもの。 タイヤが付いてるが、どこに行こうとしてるのか分からないし、大仰に出現する水銀燈群もなんのための強烈な閃光か分からないまま、ただただ膨大な光と熱を放ち、ひたすら電力を消費。 名前だって日焼け止めからの引用だ。 #artweet 

2012-12-08 00:40:29
みそにこみおでん @misonikomioden

9 ここで思うのは正式提供の解説を読むのも面白いが、美術史を確認すると実は村上隆の戦略で作品意図の読替え(無意味から有意味化?)が置きてることに気づき、一つの作品だけで色々読み取れる楽しさがあることだ。というかニヤニヤできる。シーブリーズだけでお腹いっぱい感w #artweet

2012-12-08 00:42:30
みそにこみおでん @misonikomioden

10 あと、レントゲン藝術研究所で当時の人達が体験した、村上隆の伝説のシーブリーズを自分も追体験するんだ!という気持ちもあったなw 倉庫じゃない低く狭い空間だが、音と熱と光だけは実感できたw #artweet

2012-12-08 00:43:29