アーティストの集客活動の効率化に関して

先日記述したアーティストの集客活動効率化に関してのまとめです。ちょっと中途半端ですが。。
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金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

ソーシャルメディアマーケティングは難しい。俺の理解力が乏しいだけかもしれないけど、たぶん多くの人がそう思うんじゃないかってくらい専門用語は出るし、特有の概念を理解しないといけないし。前も書いたけどとっつきにくいのは間違いない。

2012-12-13 10:46:35
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

ましてやアーティストの本分は音楽活動なわけだから余計にそう思う。アーティスト用に噛み砕かれたソーシャル~活用法みたいなものが必要。できれば、路上ライブやフライヤーの配布からのHP・ブログへの動員とか、オフラインからオンラインへの動員も含めた、総合的な集客戦略を体系化されたもの。

2012-12-13 10:50:44
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

なので、仕事の合間を縫って作ります。拙いかもしれませんが、ほとんどの人がやってない領域だからやる価値はあるかと。 フリクルのアーティストの楽曲を日常的に聴いているけど、みんな集客には手付かずな感じが正直するし、楽曲に破壊力があるだけに非常に勿体ない。

2012-12-13 10:52:57
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

ちょっと自社のことを書いてしまうけど、意外とフリクルのアーティストで、Twitter連携もyoutube動画の掲載もしてないのに曲はよい(バンド名でyoutube検索して聴く)、みたいな。もったいないアーティスト、バンドが多い。非常に多い。

2012-12-13 10:56:07
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

ひとつ間違いないのは、フリクルは正確に言えば『集客に役立つサイト』ではない。集客『先』として本当の効力を発揮する。興味を持ってくれたリスナーを誘導して楽曲を聴いてもらい、ファンになってもらえるように働きかける場所。メルマガ読者会員が少ないのに配信しても残念ながら効果は見込めない。

2012-12-13 11:02:19
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

集客の入り口として適しているのは普段の音楽活動とTwitter。普段の音楽活動とは、路上を含めたライブ、ステッカー/フライヤーの配布。ここでまず認知してもらうこと。そしてこの時非常に重要なのが(続く)

2012-12-13 11:09:35
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

自分のTwitterアカウントやブログ、フリクルのメルマガ等に誘導しやすいようなファンへの気遣い。「おっ、いいじゃん!」ってファンが思っても、QRコードとか、【サイトに飛ぶのが面倒臭くないような】ファンへの配慮。皆忙しいわけだから、ハードルはできるだけ下げてあげるのが思いやり。

2012-12-13 11:13:31
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

次にTwitterでの集客に関しては、自分たちのバンドに興味を持ってくれそうなアカウントを検索してフォローするのが第一歩。検索キーワードにもよるけど、フォローバック率が大体10%。100人フォローして10人がフォロワーに。面倒に思うかもだけど、これで定期的に情報発信が可能になる。

2012-12-13 11:18:11
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

例えば自分達の属性がグラムロックのバンドなら「マークボラン」とか「デビッドボウイ」とか引っかかりそうなワードで検索して、ツイートの内容を見ながらフォローしていく。で、フォローされた人の内のだいたいは自分たちのアカウントのプロフィールを見に来る。(続く)

2012-12-13 11:24:42
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

故に自分のアカウントのプロフィールはそうした人達を意識した、フォローバックに繋がるような尖ったものにしておく。この繰り返しをひらすら続ける。フォローバックしてくれない人は状況に応じて「フーツイ」とかでリムーブしていく。(ちなみに、フォロー限界は原則2000人)

2012-12-13 11:31:29
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

はっきり言って、流れを掴むまではこれは相当面倒臭い。ただ、【定期的に自分の発信した情報を見てくれる潜在ファン】が100、200と増えていくと確実に次の展開に繋がる。ここまでは仕込みの段階。【認知】→【興味づけ】→【ファン化】→【ライブ動員/ファンクラブ動員】【認知】の段階。

2012-12-13 11:35:36
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

興味付けに関して書きます。今回は煩雑にならないようTwitterをベースにして書きます。

2012-12-13 11:46:40
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

仮に前述の方法でフォロワーが300人増えたと仮定します。この時点ではライブ告知をしても動員には繋がりにくいです。この時点でのフォロワーの温度感としては「こんなバンドがいるんだ」位なので。興味づけの方法としては、フォロワーに絡む、がベターです。

2012-12-13 11:51:23
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

フォロワーのつぶやきに対し、リツイートしたり返信してみること。否定的なものでない限り、こうした反応をされて嫌な人はあまりいないです。「僕も〇〇好きです」「〇〇って~ですよね」のような軽い絡みでもよいので。感覚的ですが関心度が「ふーん…」から「ふむふむ。。」位にはなります。

2012-12-13 11:56:29
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

因みに、残念ながらバンドのカラーというものがありますから、こうした絡みが向かないバンドもいます。極端な例ですが、ベンジーに絡んで来られても「えっ…?」ってなっちゃうかもしれません。

2012-12-13 12:01:27
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

また、こうした活動が「媚び」のように既存のファンに受け取られてしまう等のリスクもあるので、力加減を考えなければならないケースもあると思います。Twitterは万能ではない、というのは残念ながら事実です。ただ、大きな可能性を秘めた選択肢であることも間違いありません。

2012-12-13 12:04:43
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

続きを書きます。 こうしたフォロワーとの交流を繰り返すことによってフォロワーの温度感は少しずつ上がっていきます。この段階でyoutube、フリクルのメルマガ、Ustream(時間的な制約があるのでちょっとハードル高いですが)への動員が期待できるようになります。

2012-12-13 12:11:13
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

ある程度の興味を持った段階であれば、気になるアーティストの鳴らす音を聴いてみたいと思ってもらえるハードルはグッと下がります。ここで自分達の楽曲が秀でていれば聴き手の温度感は飛躍的に向上します。

2012-12-13 12:14:44
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

大事なのはここからです。ここから先の導線もしっかりと敷く必要があります。楽曲を気に入ってくれた聴き手(潜在ファン、フォロワー)には定期的に自分たちの発信する情報をチェックしてくれるような段階まで持っていく必要があります。

2012-12-13 12:18:17
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

手段としては、前述のTwitterでの交流を基盤にするのがベターです。そして定期的にyoutube動画、フリクルでのメルマガと楽曲配信を間に挟んでいきます。温度感を向上させる最高の手段は良い楽曲ですが、そこまで導く力を持つのはあくまでコミュニケーションです。

2012-12-13 12:23:57
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

このサイクルを繰り返すことによって、潜在ファンは少しずつファンへと育っていきます。そうすると、Twitterやメルマガ上での(路上を含めた)ライブの告知に対する反応率が初めて変化を見せます。気に入った楽曲があれば、「生で聴いてみたい」という感情がフックになり動員に結びつきます。

2012-12-13 12:29:59
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

この段階まで持っていければ後は繰り返すだけです。Twitterでの新規フォロー、普段の音楽活動からのTwitterアカウントやフリクルへの動員をすればするほど、(勿論サイクルを丁寧に回し続けることが大前提ですが)ファンが増えていきます。集客さえ自分のものにすれば収益化は容易です。

2012-12-13 12:39:22
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

1.よい楽曲を作り続ける努力2.ファンの増加・誘導・自分達を熱心に薦めてくれるような熱心なファン(エバンジェリスト) の育成をする努力。この二つの努力があって始めて音楽で飯を食う準備ができたと言える。

2012-12-13 12:47:47
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

と以前書いたことがありますが、これを今回の話と照らし合わせてまとめると、2.が【認知】→【興味付け】→【育成/ファン化】→【ライブ/ファンクラブへの動員】の【認知】【興味付け】にあたり、1.が【育成/ファン化】の核になる要素、という位置付けです。

2012-12-13 12:48:29
金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

これが何を示すかというと、1.の【よい楽曲を作り続ける努力】はTwitterや普段の音楽活動からの潜在ファンを増やす活動、そして興味付けがあって初めてその本来の破壊力を示すということです。

2012-12-13 12:53:55