『水俣　患者さんとその世界』の音声ガイド付き上映会 #minamata　

tajima izumi @storktaja

2013.1.5『水俣　患者さんとその世界』音声ガイドつき上映会。小田急相模原駅ビル4階で13:30上映開始。さっき、川越の視覚障害の方から参加の連絡あり。素直に嬉しい。川越から観に来てくれるんだっ！

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1971年製作の『水俣　患者さんとその世界』、世界中でいちばんよく見られている水俣病ドキュメンタリー映画。時の経過と、その後の紆余曲折は、この映画を見るハードルを高くしている。音声ガイドが、そのハードルを下げる働きをしてくれる、と自負。見える見えない関係なく音声ガイド体験を。

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今でこそ病院で「患者さん」と呼ぶのは珍しくなくなったけど、音声ガイドをつくるなかで、土本さんが「さん付け」している気持ちが見えてきた。2時間47分のなかで60人余りの名前が紹介される。そして、ひとりだけ、敬称なく出てくる名前がある。土本監督の人間としての怒りが見える。

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今朝の毎日新聞の相模版に『水俣　患者さんとその世界』の音声ガイド作りの様子の写真が掲載されました。目の見えないひとに「水俣」を伝えるとのいうのは、目の見えるひとにも、ちゃんと見てもらって伝たいってことなんだけどね。 http://t.co/tuwRNgQt

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2時間47分の上映時間に、417箇所の音声ガイドを入れた。「見えていないものを見せ、聞こえていないものまでも聞かせて、見る者同士の共感を育む」作業なのね、音声ガイドをつくるって。

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言ってみれば、視覚障害者は音声ガイドの助けを借りて心のスクリーンで見る。心のスクリーンに映るものを見逃すことはない。目の見えるものは、たくさんのものを見逃す。それは、心の隙間とつながっていて、見るということがどんなことか教えてくれる。体験してみませんか？　1月5日、小田急相模原。

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いよいよ明日、１月５日午後１時半より、小田急相模原おださがプラザで『水俣　患者さんとその世界』の音声ガイド付き上映会をします。シティライツさんの協力を得て、ラジオを８０台用意しました。きのう、気になったガイドの直しを２箇所しました。ガイドづくりに「できあがり」はありません。

tajima izumi @storktaja

世界中でいちばん見られている水俣病のドキュメンタリー映画、なのに、「完全版」の上映会っていつ以来なんだろうか。いま、『水俣　患者さんとその世界』を見ることは、わたしたちの未来を考えることのように思う。視覚障害の仲間と見ることが、さらにその意味を明瞭にしてくれると思っています。

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無事『水俣　患者さんとその世界』音声ガイドつき上映会終了。どっと疲れて帰ってきて夕ご飯食べました。今日は、昼抜きだったからね。会場後ろで音声ガイド発信を担当していて、株主総会のシーン、来場者の背中が変わるのがわかった。みんなの背中が緊張して、映画のなかに入り込んでた。目撃。

tajima izumi @storktaja

音声ガイドつき上映会を終えて、ようやく年越しした気持ち。7月21日にキックオフしてから、ガイドをつくり、推敲し、録音し、編集し、上映まで。来場してくれた50人余りのみなさん、遠方、寒いなかありがとう。でも、もう直したいガイドがいくつか。音声ガイドつくりは、いつだって途上です。

tajima izumi @storktaja

音声ガイドつき上映会、盲導犬を連れた方が3名、3匹。2時間47分、じっと足元にうずくまって待っていた。来場者の半数が視覚障害者だったのに、点字の資料を用意できなかった。だって、配布資料の準備できたの昨日だったんだもん、て、言い訳。ごめなさい。反省。