うちのおばあちゃんは、毎日韓流ドラマを予約録画して、3話ずつDVDに焼いてる。これは私が究極に簡単な手順書を作ってあげたからで、これのおかげで朝起きて新聞見るのが楽しいし、毎日も楽しいのって言ってくれてる。
2010-01-28 22:44:57おばあちゃんはほんとに楽しそうで、こんなにDVDを作ったの、とか次に新しいドラマが始まるの、と話してくれる。それを見ると、あぁ、電車に乗って家まで行って、イラストつきの手順書を作ってよかったなっておもう。
2010-01-28 22:48:37そう考えると、世の中には、簡単に教えてあげればおばあちゃんが毎日楽しく過ごせるものがもっとたくさんあるはず。もちろん、説明しなくても誰でも使えるものが生まれることが理想だけど。
2010-01-28 22:53:33@stj064 多分、UX的な要素はほとんどもたない手順書ですよ。見た目ではなく、単純に、押すボタンの順番とそのボタンの位置を書いてあるだけなので…
2010-01-28 22:57:19そんなおばあちゃんとのやりとりで、お母さんが「あんたそれで商売したら(笑)」って言ってたけど、世の中の“便利で楽しいけど難しいと思われてるもの”を使えるようになった人の嬉しそうな顔を見られるなら、それもありだと思った。
2010-01-28 23:01:52@xxxjajaxxx トリセツにもきっと手順的なものは書いてあるのに、何が違うんでしょう?孫が作ってくれたから使うのかな…?商売に値する要素はきっと入ってる気がします。某サイトのゲーム開始プロセス改善のヒントにならないかな。
2010-01-28 23:09:17iPadの件と合わせて、提供する側が思っている以上に、一般のマスな人たちは、シンプルでシングルタスク的なものを求めているのかもね。任天堂のマシンだって全部シングルタスクでしょ。マルチタスクが欲しいって騒いでるのはギークだけ。
2010-01-28 23:14:30@stj064 心がけたのは、文字の大きさと、余計なことは書かないの2点です。小さな文字を読むのはそれだけでストレスなのでなくす。余計なこととは、例えば録画のときの圧縮率の選択肢の説明。おばあちゃんはドラマを録ってDVDを作りたいので、それに最適な選択肢をすべて指定しました。
2010-01-28 23:16:08ちなみにDVDのときは、最初に何したいか聞いて、まず自分で一通りやって、説明書も読んだ。そして手順書をかいたら、おばあちゃんに渡して、一回見ながらやってもらった。この時、どこでつまずいたかチェックして、手順書を作り直した。今思えば、リサーチから制作までの理想的な流れか。
2010-01-28 23:28:47当時は大学生で、そんな理想的な流れとかUXがどうとかなんてまったく知らなかったけど、ほんとに使えるようになって喜んでもらいたいと思ったら、自然にそういう手順をやるんだね。
2010-01-28 23:31:24でも、きっと自然に必要な手順で手順書を作れた理由で一番大きかったのは、私がおばあちゃん大好きだからだと思う。おばあちゃんより先に死にたいと思うくらいだから。おばあちゃんには私より長生きしてもらわないと、ってほんとに思ってる。
2010-01-28 23:36:23@xxxjajaxxx やっぱり使う人がより具体的ですぐそばにいるほど、適したモノが作れるんですね。その状況を擬似的に再現したのがペルソナだったりHCDだったりと。む!このエピソード、各所への説明のときの参考にさせていただきますw
2010-01-29 00:16:48