「文藝」2013春号掲載・いとうせいこう「想像ラジオ」への発売日の反響

いとうせいこう @seikoito

全国の書店の皆さん、読者の皆さん。明日発売の「文藝」にて十数年ぶりの書き下ろし『想像ラジオ』を発表します(合わせて俺特集も)。厳しく判定して、もしよければ可愛がって下さい。よろしく！ http://t.co/DaK5vnCJ

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DJせいこう @seikoitoDJ

1/7になったぜ。文芸誌「文藝」にて「想像ラジオ」が発表されたよ。みんながくれた想像力のおかげだ！ 本当にありがとう。

河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei

あけまして御目出度うございます。本年もよろしくお願いします。河出は本日より仕事始め。文藝編集部も朝から机でゲラとにらめっこです。そして『文藝』春号（2013年1月刊行）も書店に並び始めました！特集は「いとうせいこう」。16年の沈黙を破る中編「想像ラジオ」一挙掲載。是非、ご一読を！

河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei

『文藝』2013年春号の紹介です。①【特集　いとうせいこう】16年ぶりの書き下ろし中編「想像ラジオ」一挙掲載／対談＝星野智幸／インタビュー＝陣野俊史／エッセイ＝奥泉光、勝俣州和、後藤正文、豊崎由美、宮沢章夫、渡部直己／論考＝佐々木中……言葉のアーティストのすべてがこの１冊に！

DJせいこう @seikoitoDJ

そう、「想像ラジオ」のオンエアが始まったんだ。終わることがないぜ。RT @mcotone: //（嬉しかったので、つい読書の途中でTwしてしまった。そうか、この小説を読むことも、かたちをかえた『放送』なんだ）

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

しかし、芥川賞の行方よりもすごいことが今の日本の文学界では起こったのだ。待ちに待った今日。『文藝』の発売日。文学や小説に関心があるのなら、個々で発表されたいとうせいこうさんの『想像ラジオ』を読まないと、人生の損になる。本当に驚くべき作品だ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

『想像ラジオ』を読んだときの、こんな小説がまだ書かれうるのか、という驚きは、1990年前後にガルシア＝マルケスの『百年の孤独』やフアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』を読んだときの驚愕や畏怖の感覚とまったく同じ。文学には、反復の中からこんな新しい種族が生まれる可能性がまだあるのだ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

『想像ラジオ』、文学の価値ばかり言っているが、じつはそんなことはどうでもいい。本当は、小説に関心のない人に読んでほしい。自分がこれほど癒やされ、自分がこれほど再生される言葉は、ほかにないから。震災後に私は初めて、自分がこういう言葉を渇望していたのだと、読んでから知った。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

『想像ラジオ』は、読む人によってまったく違う小説である。それは、読み方は人それぞれだから、といったレベルではない。この小説には、文字化されていないのに、読者自身の物語が書き込まれている。書かれた物語を読んでいるはずなのに、頭の中で展開されるのは、自分の物語なのだ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

『想像ラジオ』は、そういう仕組みになっている小説なのだ。しかも、それは言葉による物語としてだけではなく、音楽と映像をともなう。私自身が知らない自分のリアルが、目の前に立ち現れる。この小説は、否が応でも、読者を物語作りに参加させてしまう。頭なんか使わない。読めば自然にそうなる。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

『想像ラジオ』は、いわゆる泣ける小説ではない。だが、読めば涙が止まらない。涙だけではない、あらゆる感情が体の奥のほうから解放される。近くに誰かの存在を感じるようになる。生と死の境界があいまいになり、喪失という感覚が薄れていく。傷つき暴力衝動に駆られたこの社会に、必要な小説なのだ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

本当にこんな世界を文字で立ち上げるなんて、ボルヘスにだってできなかったよ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

「文藝」では、いとうせいこうさんと対談した。私淑していたいとうさんとの対談は、じつは10年越しの願望だった。2005年前後には、どこかの媒体に個人的にお願いしていとうさんにインタビューしたいとまで思いつめたこともある。なので、自分の思い入ればかり語る、恥ずかしい対談となった。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

まあ、私の恥ずかしさはどうでもよくて、いとうさんの発言部分が本当に素晴らしいので、ぜひ一読を。90年代の私淑なんてまだまだちっぽけなものだったと思い知らされるほど無限の小説『想像ラジオ』が読めて、いとうさんの発言もたくさんついている「文藝」、すごくお買い得だと思う。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

想像ラジオ、どんな話かはあえて書かない。まっさらな気持ちで読んで、振り回されてほしいから。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

「文藝」には、いとうさんと陣野俊史さんの対談も載っているのだが、これも感慨深いものだった。出色のやりとり。じつは、この特集への流れを作ったのは陣野さんなのだから。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

そうだ、ツイッターのDJせいこう @seikoitoDJ では、小説『想像ラジオ』が現実を侵食している最中。というか、この現実のツイッターの場が、小説を侵食していったのだ。

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

いとうせいこうさんの小説『想像ラジオ』の掲載された「文藝」を、早くも買ってくださった・買おうとしている方々の反応がありました。感謝。いつもは私は、どちらかというと読む人・見る人を選ぶところのあるコアな小説や映画をお薦めとして紹介しているけれど、この小説はコアなのに人を選びません。

河出書房新社＠「文藝」Ｔシャツできました🎊90周年🎊祝賀月間🎉 @Kawade_shobo

「文藝 2013年春号」発売になりました。特集は、いとうせいこうさん！ 16年ぶりの小説「想像ラジオ」が読めるのは「文藝」だけ！ 目次をアップしてます→ http://t.co/E4eqHIN9

星野智幸Tomoyuki HOSHINO @hoshinot

ボルヘスからも反応がきちまった。生と死が混在する世界だからな。RT @borges_bot: ん？ RT @hoshinot: 本当にこんな世界を文字で立ち上げるなんて、ボルヘスにだってできなかったよ。

リブロ @libro_jp

そして今月は『文藝』。今月は個人的にはこれしかありません。いとうせいこう１６年ぶりの中篇「想像ラジオ」。『ワ－ルズ・エンド・ガ－デン』で僕にとって特別な作家になったいとうせいこう。今回もその恐ろしいまでの想像力が凝縮した１作。絶対損はしません。読んでください。（リブロ池袋本店O）

いとうせいこう @seikoito

朝日、産経、読売、東京各紙と共同通信の文芸時評で次々と「想像ラジオ」が取り上げられている。特に昨日の東京新聞夕刊の沼野充義さんの「感動」には俺が感動して涙が出た。

河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei

かつてない反響を巻き起こしている、いとうせいこうさん「想像ラジオ」、今週に入って次々に掲載された各紙の文芸時評で取り上げられました。以下、連投にて一部ご紹介します。

河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei

「想像ラジオ」→読売新聞掲載「大きな災害に触発されて創作することは、多かれ少なかれ、同作の言葉を借りれば＜他人の不幸を妄想の刺激剤に＞することだ。そのうえでなお、書くことに踏み出した作者の衝迫が、DJの尽きない語りに乗り移っていた」