アナルセックスの行為論

ゲイのアナルセックスにおける行為論について まとめて読みたかったので、取り急ぎトゥギャりました
1293
ひな @Karerllen

(行為論:01) 性行為の技術が正しく語られることは殆ど無い。故に人々はそれぞれの臥所で2人きりの孤独な戦を強いられる。人類は記録によって過去の遺産、つまり「巨人の肩」に乗ってその先を目指すものだというのに3大欲求の一画たる性を愉しむ技のみがそこから外れているのは遺憾の極みだ。

2013-01-08 17:05:13
ひな @Karerllen

(行為論:02) 男女の営みですらこの始末であるから、それより遥かにマイナージャンルたるゲイのアナルセックスについての技術が正しく語られることは本当に稀である。そこで私がこれまでの経験から知った事実についてここに記していきたいと思う。ご参考になれば幸いである。

2013-01-08 17:06:04
ひな @Karerllen

(行為論:03) ただここで私が語るのは、アナルセックスにおいて「受け」と呼ばれる被挿入側としての経験から導かれた結論である。従ってこの記事の記述が全てのゲイに必ずしも当てはまるわけではないことをここに明記しておく。(ほとんど当てはまるとは思うが例外はあるだろう)

2013-01-08 17:06:21
ひな @Karerllen

(行為論:04) さて、まず第一に強調しておかねばならぬのは、肛門とは決して性行為のための器官ではないという事実だ。故にその利用には細心の注意をもって当たらねばならぬ。知人女性の告白から推測するに膣よりも肛門は「挿入される」ことに対しては遥かに脆弱な器官である。

2013-01-08 17:06:37
ひな @Karerllen

(行為論:05) 故に正しい性交には正しい準備が必要となる。もちろん慣れれば準備を省略することも可能であるが、もし現在何かしらの不満や不安があるなら基本に立ち返って万全の準備を行うことは決して無駄にはならぬと考える。知識についてはなおさらである。

2013-01-08 17:07:13
ひな @Karerllen

(行為論:06) まず「アナルセックス」で使うのは肛門と直腸である。そして快適な性行為の為にはこの二つを区別して考えなくてはならない。まず挿入の順序通り肛門から記述していくこととする。

2013-01-08 17:07:22
ひな @Karerllen

(行為論:07) 肛門は直腸に貯留された便を閉じ込めるための器官である。便は体内から体外へと一方的に排泄される。「入れる所ではない」のは事実であるが我々にはそれをする意思がある。その意思と正しい知識があれば解決は可能だ。以下に説明しよう。

2013-01-08 17:07:32
ひな @Karerllen

(行為論:08) 常に凹凸のない美しく太い便をする健全な腸を持つ方には分からない可能性があるが、便秘気味の経験がある方ならば大便にはかなりの凹凸があることはご存知かと思う。それほどの凹凸がある便であっても、最大径さえ限度以下なら問題なく肛門を通過可能なこともご存知だろう。

2013-01-08 17:07:58
ひな @Karerllen

(行為論:09) しかし仔細に観察すれば、どんな凹凸便にも「縦じわ」が決して存在しないことが分かるだろう。大便は腸のぜん動運動、つまり「くびれ」で形成されるから、縦方向に連続するしわが存在する道理はない。だから肛門は縦じわを持つ異物挿入≒縦方向に引き裂く力には極めて弱い。

2013-01-08 17:10:50
ひな @Karerllen

(行為論:10) そして肛門は大便を一方的に体外へ排泄する場所なので、粘液線は内部のみにあり外部には存在しない。だから挿入に際しては外部から潤滑を与える粘液を塗布する必要があるのだが、このときに塗布されていない部分があるとそこが引っ張られる。なので簡単に擦り切れるのだ。

2013-01-08 17:11:09
ひな @Karerllen

(行為論:11) 痔の痛みが伝説であることから分かるように、肛門の傷は大いに痛むものだ。血も出ないわずかな擦り傷ですら挿入と組み合わせれば大の男が腰を浮かせて逃げることもある。アナルセックスが痛いという場合、ほとんどの原因はこの挿入時の不手際である。

2013-01-08 17:11:22
ひな @Karerllen

(行為論:12) だから挿入において最も大事なのは、入念に潤滑剤を塗布して挿入時の傷を防ぐことである。直腸の長さは平均20cmもある。つまり挿入さえうまくいけば、根元まで挿入してしまうのはさほど難しくない。

2013-01-08 17:12:24
ひな @Karerllen

(行為論:13) このように肛門の問題を解決できれば、挿入に伴う痛みの問題はほぼ解消する。しかし挿入してすぐ射精するのでは禽獣と変わらない。性行為を楽しむのは最低でも類人猿レベルに進化した生物の特権なのだ。そこで次に直腸について解説しよう。

2013-01-08 17:12:43
ひな @Karerllen

(行為論:14) 勃起を維持し快楽を増進するには、陰茎に刺激を与え続ける動作が必要になる。しかし既に述べたとおり、そこで「縦方向の動き」、つまり「ピストン運動」を大いに行うことは肛門にとって大きな負荷となり得る。膣と違って直腸や肛門は濡れないからだ。

2013-01-08 17:12:53
ひな @Karerllen

(行為論:15) ここで直腸の性質についての理解が役に立つ。直腸とは便を貯留する器官である。動物の便はそれぞれの種によって固有であるので、所構わず排泄していればいずれ行動様式を把握されてしまう。だから狩られる動物は己を隠すため、狩る動物は獲物を逃さぬよう便を隠す。

2013-01-08 17:13:06
ひな @Karerllen

(行為論:16) そのため日々生成される便を貯留する器官が必要になった。それが直腸である。だから直腸は非常に伸びるのだ。もちろん陰茎ほどの大きな体積を持つ便が一瞬で生成され排便されることはないから抜き差しすれば直腸とて痛むが、逆に入れたまま体積の変化が無ければ問題は無い。

2013-01-08 17:13:15
ひな @Karerllen

(行為論:17) この特性を正しく生かせば肛門を痛めることなく陰茎を存分に刺激することができる。つまり、挿入した状態で押し引き回せばよい。直腸が伸び縮みすればその出口である肛門もある程度はついてくる。陰茎で一番刺激の強い亀頭を擦るならそれで十分なのだ。

2013-01-08 17:13:24
ひな @Karerllen

(行為論:18) さらに自由度の高く伸縮性のある直腸は様々な運動を可能にする。肛門の前後動が大きくなりすぎないように留意さえすれば、体内で縦横に振り回して柔らかい粘膜を蹂躙しつくすこともできる。モノが石でできているのでもなければ、こうした運動で直腸を傷つけることはまずない。

2013-01-08 17:13:38
ひな @Karerllen

(行為論:19) さて、ここまでは挿入側の快楽を増すための解説である。次に挿入される側の快楽を増すための技法について解説する。アナルセックスの快楽の多くは肛門や直腸ではなく、そこに隣接する臓器への刺激によって発生する。前立腺・精嚢・カウパー腺の3つである。

2013-01-08 17:13:51
ひな @Karerllen

(行為論:20) これら臓器の解剖学的な位置はググってもらうとして、感覚的な位置は肛門に近いほうから順にカウパー腺、前立腺、精嚢となる。カウパー腺は肛門のすぐ裏、身体の前方向に存在する。陰茎によって刺激するには少し小さいが、指であれば手軽な臓器である。

2013-01-08 17:14:00
ひな @Karerllen

(行為論:21) 前立腺はさらに奥にあり、そのさらに奥には精嚢がある。ただ各臓器を感覚で区別するのはまず不可能だし意味が無いので「そういうもの」だと覚えておけばよい。そしてこれら臓器は全て指で届く範囲に存在している。つまり指より長く太ければそれで問題はない。

2013-01-08 17:14:09
ひな @Karerllen

(行為論:22) さらに奥には直腸の終端たるS字結腸がある。直腸からさらにS字結腸へ抜けることを目標とする向きもあるが本稿の目的から逸脱するので割愛する。参考までに言うと、騎乗位等で感じられる「直腸の天井」はここではなく、精嚢か前立腺である。

2013-01-08 17:14:20
ひな @Karerllen

(行為論:23) この3臓器を刺激するのが快楽の源かつ基本だが、決して強い打撃を加えてはならない。そんなことをすれば「レバーブロー」(肝臓を打つボクシングの技。プロであっても息が止まるという)と同じで激痛を与える。アナルセックスに「激しいピストン」は基本的に禁忌なのだ。

2013-01-08 17:14:29
ひな @Karerllen

(行為論:24) 3臓器への刺激は慎重に行う必要がある。そこまでの持続力がない、もっと腰を振りたい、そういう場合はあえてこれらの臓器を外して腰を振るとよい。この場合はとにかく身体を密着させること。そうすれば尻肉に挟まれて陰茎の乾燥を防ぐことができる。

2013-01-08 17:14:39
ひな @Karerllen

(行為論:25) 臓器への直撃をせずとも各臓器と直腸とは靭帯等で結ばれているので、それなりの震動を与えることができる。初心者にとって3臓器への刺激はあまりにに強い感覚を与えるので、直接探るよりこの方が良いこともある。

2013-01-08 17:14:49