渡邊芳之(大学教員/心理学者)による学校/家庭内体罰への論考
- munekunpapa
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「あなたは体罰が自分のためになったと思っているかもしれないが、ある人にとっては体罰は耐え難い苦痛であって、それは命を絶つほどに深刻なこともあり、それを判断する方法はないのだから、それを取り除くことはあなたにとっての体罰の「メリット」よりも優先すべきである」という論理は十分成り立つ
2013-01-10 20:14:57もちろん生徒が体罰教師を慕うことを「飼いならされてるだけ」とか「洗脳だ、奴隷の論理だ」とか否定することも可能ですが、それで説得することは難しい。それよりも「体罰の犠牲者」が必ず存在することを強調したほうが体罰否定論としては説得的だと思うのです
2013-01-10 20:17:40知り合いが父親に殺されたことがあって,そのときその両親にお世話になった友人連が「お父さんの減刑嘆願の署名」を集めていたけど,自分は「それはおかしい」といって断ったのを思い出した。
2013-01-11 11:26:37以前から何度も書いているけど私は「親の体罰は子ども自身や他者に危険を与えるような行動を即時に停止させるためには必要」「教師の体罰は不要だし認めるべきでない」という立場。理由は「体罰のマイナスの結果について親は自分自身で責任を負うことになるが,教師はほとんど責任を負わないから」。
2013-01-11 11:34:20「秩序を乱すものへの(身体的暴力を含む)制裁」という意味では法に基づく刑罰も学校での体罰やいじめも親のしつけ(という名の虐待)も「共通の要素」を含むわけで,その「要素」を実行してよい前提や条件についての「程度問題」の議論をしないで「絶対ダメ!」だけ言っていても意味がないと思う。
2013-01-11 12:42:30とりあえず今の法は体罰を禁じているんじゃないの? 私はだから,体罰を一定程度認めたいなら法改正すべきとの意見。もう少し詳細にどれが体罰でどれが体罰でないかを規定すべきという意味? @ynabe39
2013-01-11 13:31:39だから「別なら別と合意して決める」ことが必要なんでしょう。ようは「学校の治外法権自体が成立しなくなったから学校でも外の世界と同じ法治が必要になった」ということ。@omiyas
2013-01-11 12:58:56もとは「ナアナア」のほうがよかったことでも,そのナアナアを支えていた基盤自体が壊れてしまうと,ナアナアを続けることはできなくなって「程度問題の線引き」をしないといけなくなる。いじめや体罰の問題はみんなそう。
2013-01-11 12:56:15「ナアナア」を支えていた基盤はとっくに壊れているのに、「ナアナア」で上手くいっていた頃の記憶だけが「美化」されて残っているのでは・・・とも思う。
2013-01-11 15:00:46「学校教育法で体罰が禁止されている」ということは「知らない人には知らせたほうがいいこと」ではあると思うけれど,それを言ったら体罰がなくなるようなことでもないと思う。
2013-01-11 15:27:30いっぽう教員の体罰については「親が本来自分の持つ教育権をどこまで学校に委託するか」という問題になるので親の体罰よりも社会的同意によって制御しやすいと思う。親がみんな揃って「学校では体罰をするな」といえば学校で体罰はできなくなる。
2013-01-11 15:38:09@ynabe39 私の母がそれをしました。私が小学校三年生の時に。担任は当時32歳、独身。物凄く嬉しそうに「いやあそういって貰えると助かります」と答え、確かにその後私ともう一人の男の子がターゲットに。それを隣のクラスの子に言ってしまったのを告げ口され、昼休みに一人残されて(続
2013-01-11 16:26:42@ynabe39 叩かれ、殴られ、うずくまったらお腹を蹴られました。ものすごく怖かったです。あんな事を言った母には報告しても無駄だと思ったし他の生徒は口止めされていたし、辛い二年間でした。休み時間に体育館で私を見つけるとお尻を叩きに来たし。大人の男の人を怖いと思った原体験です。
2013-01-11 16:32:36「親が自分の教育理念に基づいて子どもを育てる権利」というのは相当に大きいもので,親の体罰を禁止しようとするとその権利の制限がどこまで可能かが問題になると思う。アメリカで銃の所持を禁止しようというのと性質も規模も似ているかもしれない。
2013-01-11 15:36:26家庭内でのすべての「体罰」を「虐待」として取り締まることができるか。私はそれは「親の教育権の侵害」になる可能性が高いと思います。 RT @k2guitar: たとえ家庭内であれ虐待は犯罪になる(充分に保護されてるとは言い難いが)
2013-01-11 17:04:08そうだと「体罰してみないと信頼感があったかどうかわからない」ことになっちゃうんですよ。まじめな話けっこうそうなるわけです。 RT @chinnsan: 体罰後問題起これば信頼感がどちらかに無かった証拠。但し嵌められるから、体罰加える側は要注意!
2013-01-11 17:44:58親は責任が取れると、なんで楽天的に仮定できるのか。子供を殺した親は?顔に傷つけるだけで、どう責任を? ほとんどは子供自身が責任を代行するのでは、自分の一生をかけて。RT@ynabe39体罰のマイナスの結果について親は自分自身で責任を負うことになるが,教師はほとんど責任を負わない
2013-01-11 15:41:16@wordblow 「責任を取れる」のではなく「取らされる」のです。いっぽう教師は「責任を取らされもしない」。体罰で生徒を殺して復職している先生いますよ。
2013-01-11 15:43:56@ynabe39 やり過ぎでない体罰なら、教育基本法11条但書の体罰禁止規定の直接適用が出来ます。11条但書はきわめて厳格な規定の仕方ですので、親が認めたか否かを問わずいかなる場合も体罰を禁ずる趣旨と解釈する方が自然です。
2013-01-11 17:46:02