木野龍逸さんの東電の「自主的避難等に係る追加賠償請求書」には奇妙な一文が含まれている。が気になり

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木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

疑問だらけの東電仕様の請求書。→自主的避難等に係る追加賠償請求書に関する東京電力宛要請書 | SAFLAN 福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク http://t.co/7cBIeJ8d

2013-01-08 04:11:33
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見1】東電の「自主的避難等に係る追加賠償請求書」には奇妙な一文が含まれている。「本請求書の内容をもって合意することを了承し」というもので、この言葉は前回の請求書にはなかった。今回、追加されたものだ。これに対して、被害者支援をしている弁護士団体から懸念が出ている。

2013-01-08 04:13:27
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見2】懸念は、この文言があることで今後の追加請求ができなくなるのではないかということ。今後の請求権の放棄に同意したとみなされかねないのだ。請求書の表現があいまいなので、どうとでもとれるのが不安を増長している。なので、どうしてこのような一文を加えたのか聞いてみた。

2013-01-08 04:15:25
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見3】広報担当者は、この文言に「とくに意味はない」ので、追加の請求ができないわけではないと説明した。正直、腰が抜けた。東電は「とくに意味がない」言葉を、突然、契約書に入れてくる会社なのだろうか。相手から懸念が出ても「いやいやいや、問題ないですから」で済ませるのだろうか。

2013-01-08 04:18:12
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見4】そんな馬鹿な話はない。仮に、広報のトップがそうした回答をするよう指示しているとしたら、人を小馬鹿にした話である。なので、ちゃと確認してくれと何度もいっていたら、意味のある回答がひとつ出てきた。同じ文言は、修理の請求書などには以前から入っているというのだ。

2013-01-08 04:20:23
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見5】だとしたら、さらに疑問がふくらむ。財物の修理はたいてい、賠償範囲が明確だし、追加的損害は発生しないから1回の請求で合意すれば事が済む。けれども避難に係る賠償は、事故が継続中で放射能汚染が消えてない以上、請求範囲を確定できない。この2つを同列に扱うのは無理がある。

2013-01-08 04:23:02
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見6】もし、この2つを同列に考えているのだとすると、やっぱり請求書に書いてある同意事項以外の部分を後から請求することが難しくなるのではないか。そんな心配が消えない。それを説明しても、東電担当者は、この賠償に関して合意を求めているだけなので問題ないと繰り返した。

2013-01-08 04:25:18
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

【東電会見7】それでも最後は、契約書に文言を追加して「意味はない」というのは常識では通らないので、追加した理由を確認してもらうことになったが、これを東電に納得させるのに十数分かかったのではないか。僕も疲れたが、他の記者はもっと疲れたのではなかろうか。。。長くなってすいません。

2013-01-08 04:28:47