現代刀は本当に古刀に及ばないのか?
今やってる「ほこ×たて」を見て、榊原鍵吉の天覧兜割を思い出したり。兜割やってくれないかな、兜割。明珍の桃形兜を、同田貫業次で六寸五分(約20㎝)も断ったと言いますから大したもんでアリマス。ちなみに桃形兜ってのはこんなの。 http://t.co/kJbxx6Q5
2013-01-01 23:03:13あと、何気に大正三年(1914)にも兜割がなされてるので砂。新々刀最後の刀匠、羽山円真による洋鋼一枚鍛えの刀によるものとのこと。大したもんでアリマス。あと、兜割でないにしても、昭和期に作られた「満鉄刀」も厚さ1.5㎜の鉄板を切り裂いたというので、これも大したもんで砂。
2013-01-01 23:10:19しかも「重ねて四枚まで切断し刃こぼれも刃切れも生じなかった」といいますから尚更大したものであります。 @sword_saint1971 たいしたもんだ!1.5mmは凄いな!。
2013-01-02 00:35:48今の薀蓄はこちら(【斬鉄剣 孤高の刀匠・小林康宏2】http://t.co/WBxeHDEv)が元なのですが、読んでて思うのは、「現代刀は古刀に及ばないと言うが、当時の最新技術をつぎ込んだ古刀と、その範疇内の技術でしか作刀を許されない現代刀を比べるのは不公平じゃね?」という事で砂
2013-01-01 23:16:02言ってみれば、現代のシェフに、「お前、平安時代の宮廷料理作れ。ただし、当時取れる材料しか使っちゃ駄目。あと、料理法も当時の文献とか記録とかで判明してるやつだけな。美味いの作れよ?」とか言ってるようなわけで、そりゃアカンじゃろと。
2013-01-01 23:18:28古代を100として、その100を上限とした上で、どこまで100に迫れるか、なんてやってるわけですから、古刀に及ばない、とか言われるのはある意味当然なわけですよ。だって、既に消え去った情報とかもあるでしょうし。
2013-01-01 23:21:37この場合、真に公平を期すならば、現代の製鉄・金属加工の技術の粋を結集して作り上げた刀剣で、古刀と比較するのが筋だろうと。昔、番組で出てた斬鉄剣なんてのもあったわけですし、できるならそういうのを是非見たいもので砂。30㎝くらいある鉄板を一閃両断する現代刀とかあったら超イカスですよ。
2013-01-01 23:27:08あらま残念。とはいえ、そういうロマンを妄想させる余地があるのが日本刀の文化としての力なのかしらん、とつらつら思ったり。 @sword_saint1971 さすがに300mmを真っ二つは無理(笑)いくらナマ材でもね。
2013-01-02 00:46:10いつか見たいものです。あと、日本製鋼所が現代でも企業として作刀をしてるそうで砂【日本製鋼所:世界の原発が頼る「刀匠」の魂-名刀の鋼技術で市場独占】http://t.co/MbITkmNA @sword_saint1971 俺、仕事柄やろうと思えば凄いハイテクな刀作れる自信あるよ
2013-01-02 00:43:47或いは刀工枠でもいいからやってくれないもんでしょうか喃。まあ、それでなくとも志望者が多い割に需要が少ない業界なので、気乗りしない感じなのかもですが。 @minamofuduki 修理技術者がOKなら剣術家も技術者の一種に加えてくれてもよさそうなもんですよなー。
2013-01-01 23:36:47刀匠は、志望者は多いけど、肝心の日本刀の需要自体が多いわけではないので万年仕事不足であり、新人が入りづらい、といいますし喃。いくら格好よくても、一振50万が激安の世界に手を出すのは客側もなかなか難しいですし喃。実用性にしても、ないと嫌だが実用したらアカンという面倒なブツですし
2013-01-01 23:45:12当方がたまに寄らせて貰うお店だとこんな感じで砂。【平成名刀会-今月のお買い得刀剣】http://t.co/q4L6RxoQ 現代刀専門のコーナー(http://t.co/sv3HH3qc)もあるので何ぞ参考になれば。
2013-01-01 23:55:04現実問題、現代軍の格闘技やナイフ術はそれなりに聞こえるものの、刀剣術の研究はあまり聞こえてこない時点でお察しなところでは。残念なところではありますが @kentarou_yokota 現代で武器として刀剣ってどのくらい重要視されてるんでしょうかね
2013-01-02 00:38:46根本的に、刀が有効になる状況にまで持ち込むのに掛かる手間が、昔と比べもんにならんわけですし喃。昔ですら厳しかったのに。 @SagamiNoriaki 刀は携帯するのに不便がありますからね @kentarou_yokota
2013-01-02 00:49:55ちなみに、作刀関連の動画だとこんなのが。【日本刀ができるまで1】http://t.co/0DSqhPrY 全部で8までありますが、ケラ出しのための炉への砂鉄投入から、焼入れまでの一連の流れが紹介されてるので、現代の作刀に御興味のある方は御覧なると吉かと。
2013-01-02 01:02:37