道良寧子さんによる菜食主義のリスク解説
- KiNoCoNebula
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動物性食品忌避は信条的なものなのか、穢れからの逃避なのか、健康の為なら犠牲をも厭わないなのか、色々あると思うけど、少なくともその場合はサプリメント使って欲しい。あと、自分だけでやって頂いて、人に勧めるな。
2013-01-18 20:05:24頑張ってる自分、工夫している自分に充実感を持つ事は良いと思うけれど、健康に直結する食事面で無理のあることをする必要は無いです。しかも、表面上唱えている目的から予測される結末が乖離してます。コレ、専門家のアドバイスです。
2013-01-18 20:07:19肉類を断ったり特別な食材を多用するような健康法を行う場合にはテキトーにやりましょう。真剣にやらなければ暴飲暴食をしていた時よりは健康になることでしょう。
2013-01-18 20:08:59最近、動物性食品の忌避がどれくらいの健康リスクになるか調べているのですが、欠乏しやすいアミノ酸やビタミンを意識した食生活(大豆でリジン補給など)なら問題がなさそうだという意見が結構あるようです。管理栄養士の目から見ると、その辺ってどうなんでしょうか @doramao
2013-01-18 20:12:03@KiNoCoNebula 一般論で答えます。現代日本での生活を考えれば、タンパク質必要量を満たし、必須アミノ酸も充足させる事はベジ食でも容易いです。問題はどうしても植物性食品では補えないビタミンB12と、どちらかと謂うと不足しやすいビタミンD、鉄、カルシウムの心配です。
2013-01-18 20:15:44これは何度も書いている事だが、ビタミンB12を食事から有効量を補充することが可能であると確認できているのは動物性食品だけです。ビタミンB12は肝臓で数年から10年ほど備蓄できるため、肉断ちしてもすぐには影響が現れない。これがキケンなのです。ベジ食の人は必ずサプリメント等で補給を。
2013-01-18 20:22:40@doramao 味付け海苔、焼き海苔が含有量多いみたいですが・・・ http://t.co/OuF78at5
2013-01-18 20:46:04@inside_out_out ビタミンB12には活性型とそうでないものがあって、微生物由来B12は人体で有効利用出来ないのですね。ところで、海苔はというと、活性型同様の作用がある、という意見とそうでないという意見があるのですが、有効な補給源だという実証は未だ為されていないのです
2013-01-18 20:49:25@doramao 他にも、多価不飽和脂肪酸とかも欠乏しやすいそうですね。ただ、例えばビタミンB12だったら海苔(本当に活性型なのか議論はありますが)など、補給できる食材のアテはあちこちで提案されているので気になりました。献立の制限は厳しそうですが…
2013-01-18 20:22:13@KiNoCoNebula 海苔で有効な補充ができるかは実証されていないんですよ。また、微生物の合成するB12もダメです。問題があまり顕在化しないのは、備蓄量がハンパ無い事と、そんなに長期間真面目に肉断ちする人が少ないからです。
2013-01-18 20:25:32@doramao 丁寧な解説ありがとうございます。やはり動物性食材以外にビタミンB12の活性型があるとはまだ言えませんよね。ベジタリアンでも健康に影響はないという根拠で、アメリカあたりの調査が引用されたりもしますが、それはやはりサプリメントあっての結果なのでしょう。
2013-01-18 20:29:34@KiNoCoNebula それにはダイレクトな話ではありませんが、必須微量栄養素の主な補給源として海藻を選択する事はかなりリスキーな行為です。海藻は有害な重金属を蓄積しやすい傾向があり、多食は過剰症の危険性を増します。肉食の害を気にするレベルではありません。
2013-01-18 20:33:15食事の主義とか拘りはヒトそれぞれで、尊重するのが大事でしょうという主張は分かるのだけど、ヒトそれぞれをはき違えているだろうという事をどらねこは批判して居るのだ。子供は自分の意思を持った個人であり、健康に影響があるだろう食事の主義を押しつけないで欲しい、それがどらの主張だ。
2013-01-19 19:12:23※補足
ビタミンB12はコバラミンと呼ばれる化合物群に含まれている。
生体内では、。アミノ酸や脂肪酸の代謝および葉酸の生合成に用いられている。
ビタミンB12の不足が起こると、DNAの合成が障害されるため、正常な赤芽球が産生されず異常な巨赤芽球が産生される貧血につながる。
他にも手足の感覚が無くなるなどの神経症状が起こるほか、脳と神経に深刻で不可逆的な障害をもたらしうる。
wikipedia より
http://ja.wikipedia.org/wiki/シアノコバラミン
メルクマニュアル医学百科 より
http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec12/ch154/ch154j.html