制作秘話における自動車や鉄道車両の使用許諾の話
アニメ版「ジャイロゼッター」は、1945年にロゼッタグラフィーが出現して、今とは違った戦後史を歩んできた日本が舞台です。なのでアルカディアという世界随一の企業が存在したり、今ある自動車メーカーが存在していなかったりするのです。
2013-01-27 20:42:4620年前、マイトガインの監督をやるときに、「これ、JRに許諾とってるんですか?」と聞いたら「とってませんよ」と言われました。おおらかな時代でしたね。多分、トランスフォーマーも同じだったんじゃないですか? TFにホンダ車がある理由。
2013-01-27 21:02:28@takama2_shinji トランスフォーマーには「バイナルテック」と言う、ちゃんとメーカーの承諾を得た上で商品化しているシリーズがあるのですが、ホンダ車も出てます。ただこれは玩具のみでアニメとかメディア展開がないので、戦闘場面があるかどうかが許可の鍵だったのかもしれませんね
2013-01-27 21:11:02@takama2_shinji なるほど〜。そうでしたかぁ。昔は何事もおおらか過ぎましたもんねぇ(^◇^;)
2013-01-27 21:12:35@takama2_shinji ちなみにこのバイナルテックの海外版では、海外ホンダからのクレームにより武器の銃から銃身が取り外されてただの「センサー」と言う扱いになっています。おそらく、自社の車を元にした玩具に「戦いに関する要素」が入るのを嫌ったためと思われます。
2013-01-27 21:14:45企画が通って、はじめて監督としてタカラさんと会うことになるわけですが、ここまでは「パンチDEデート」状態で、お互いが見えない状態だったんです、で「ご対面〜」となったわけですが、ここで初めて玩具が「電車づくし」だと知るわけです(笑)
2013-01-27 21:29:55玩具がすべて電車だと判ってから、また改めて設定の考えなおしです。マイトガインは今までの勇者のように、エネルギー生命体が乗り物と融合したわけではなくて、人が作ったものであるという設定なので、ある程度、必然性がいるからす。
2013-01-27 21:34:22それで、旋風寺舞人の祖父、裕次郎が、20世紀末の突然の石油の枯渇の時代に、内燃機関に頼らない鉄道を世界中に引きまくり莫大な富を得たという設定にしました。まあ、めちゃくちゃなんですけどね(笑)
2013-01-27 21:40:21メインメカは、巨大な機関車を胴体に、2両の新幹線がそれぞれロボットと飛行機になるデザインだったので、ロボットの方をガイン、舞人の乗る飛行機の方をマイトウイングと名づけました。両方足すとマイトガインです。
2013-01-27 21:47:03舞人の年齢も、最初は高校生と考えていたのですが、もともとプリスクールの子供たちにに玩具を売る企画なのに、年々主人公の年齢が上がり、ドラマも対象年来が上がっていくことに警戒感を持ったタカラさんが難色を示しました。
2013-01-27 21:58:58これは、石田敦子さんのキャラクターデザインが上がってきた時に顕著になって、「これでは、アニメファンに人気が出るようなアニメになってしまう!」
2013-01-27 22:02:39ロコモライザーで思い出したので1つだけ。企画書に「世界のどこへでも3分で駆けつける」って書いたら、頭でっかちの企画室が「時速36万キロ」って書いてそれが公式になっちゃったけど、この世界の地球が小さいとか、平たくて淵から滝がどうどうと落ちているという事は考えなかったのか?(笑)
2013-01-27 22:29:29