ショゴスの色は何色?

漠然と黒色と認識されることの多いショゴスについて、森瀬繚先生が、原作の文章や挿絵からその実態に迫ります。
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ダ・ヴィンチWeb @d_davinci

ニャル子さんだけじゃない! クトゥルフ神話ブームの拡大がとまらない! | ダ・ヴィンチ電子ナビ http://t.co/GvlXyAjN @d_davinciさんから

2013-01-29 11:35:54
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

@d_davinci漆黒の粘液状生物」ですか。読まないで書いてますよね。

2013-01-29 11:47:49
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp ショゴスの色については「狂気の山脈」中で2カ所言及されています。残された体液の「reflectively iridescent black slime(色の輝きを放つ黒い粘)」と--

2013-01-29 22:53:06
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp 「plastic column of fetid black iridescence(悪を放つ黒々とした虹色の可塑性のある柱)」。

2013-01-29 22:54:56
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp ということで、「黒」という色で解釈するのは特に間違いありません。粘液というのが出てくるのは、残された体液の話だと思われますが。

2013-01-29 22:56:21
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp その上で僕が「玉虫色」と通常表現しているのは、「狂気の山脈にて」が掲載されたASTOUNDING STORIES 1936年2月号の有名な表紙を意識しています。 http://t.co/hoi5AowB

2013-01-29 22:57:34
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp 基本、ショゴス並びに〈古きものの(今日、Elder thingと呼ばれるOld one)〉の外観描写などはこのASTOUNDING STORIES誌の挿絵に準拠しています。 http://t.co/voQEZ6BE

2013-01-29 22:58:53
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海法 紀光 @nk12

@Molice 虹色に輝くというと発光してるみたいだが、reflectivelyだから、重油みたいな感じで虹色の反射があるんだろうね。

2013-01-29 23:00:02
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp なので、色についてもこの表紙のものを優先しています。「虹色に輝く黒」ではなく、「黒々とした虹色」ということで、ちょい暗色の「玉虫色」。

2013-01-29 23:00:45
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

@nk12 粘液はまさに重油のイメージで描写されたと思われ。

2013-01-29 23:01:57
海法 紀光 @nk12

@Molice ま、faintly self luminousだから、かすかな発光もしてるわけだしね。

2013-01-29 23:03:34
立花圭一 @k1Tachibana

ふむふむ。画像検索を"Shoggoth"でググったところ、結構色々なバリエーションがあるもんだ。パッと見、暗緑色系が多い感じ。https://t.co/K0LHUnCZ

2013-01-29 23:11:07
黒扇娘娘的信使 @zealotofBW

@k1Tachibana 『クトゥルフ神話図説』だと、ショゴスの色はベージュ中心で、全身に浮いてる目もしくは膿疱のような器官が黒~濃い茶色っぽい色合いでした。TRPGの原ショゴス http://t.co/61EdxOB4 も茶褐色ですし、茶色系も一定の勢力があります。

2013-01-29 23:13:35
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp 補足。「暗い玉虫色」というのは僕の独自解釈です。実際のところHPLの想定では重油色なのかなと思えます。が、デザインをASTOUNDING STORIES挿絵から引っ張るのであれば、色も重視しないと嘘だろ、というのが僕のスタンス。

2013-01-29 23:22:20
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp 以前にもTweetしましたが、神話・伝説の「原典」は文字だけではなく図像や彫刻もあるんですよ、というお話に絡みますね。

2013-01-29 23:23:00
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp 無論、読者から完全スルーされた挿絵というのもいくらでもありましてですな。

2013-01-29 23:25:34
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

#cthulhujp ナイアルラトホテプの「闇に吠えるもの」形態。まあこれですね。 http://t.co/D68Ovn9S

2013-01-29 23:27:05
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

「それというものその生物には顔がなく、奇妙な円錐形の頭部があるだけで、石に刻まれていてもなお、ぞっとするような流動性を備えているように見えた。さらにその生物は、触腕状の付属器官と手の両方を供えているものとしてあらわされていた」(つづく) #cthulhujp

2012-06-10 19:07:38
森瀬 繚@R・E・ハワード、H・カットナー翻訳中 @Molice

綺麗にオチたところで、原稿書きにおでかけします。

2013-01-29 23:30:35
立花圭一 @k1Tachibana

昨晩のショゴス話に補足。『クトゥルフ神話TRPG』のショゴスの項目では、ラヴクラフトの「悪臭を放つ黒々とした虹色の可塑性のある柱」を含む文章が引用されるとともに、「玉虫色の悪臭」(Fetid Iridescences)というキャッチフレーズ?が付いている。 #Cthulhujp

2013-01-30 09:23:37
立花圭一 @k1Tachibana

『クトゥルフ神話図説』(『クトゥルフモンスターガイド』)では「ずるずると這いまわる多細胞性不定形の巨大な怪物で、普通は黒い色をしています」という解説文の一方で、.@zealotofBWさんもご指摘の通り掲載されているイラストはベージュ中心の茶色系。 #Cthulhujp

2013-01-30 09:30:34
立花圭一 @k1Tachibana

画像はこちら。黒い要素は目玉っぽい感覚器官とおぼしきモノにうかがえるくらいですかね。 #Cthulhujp http://t.co/RnfvLrjt

2013-01-30 09:35:40
立花圭一 @k1Tachibana

『エンサイクロペディア・クトゥルフ』のダニエル・ハームズによる解説文だと、「この存在は直径約15フィートの巨大な黒い塊で、表面は主人が必要としたある種の感覚器官と付属器官で覆われている」という描写。 #Cthulhujp

2013-01-30 09:39:59