美味しんぼ「福島の真実」 どこが問題?
ちょうど例に挙がっている毎時0.39マイクロシーベルトはヲイシンボの数字と同じなのだけの、ヲイシンボではバックグランド値はどうなっているのだろう?先週も特に差し引かずに高いといってた記憶がある。 / “線量限度について。 - 専門…” http://t.co/pU9CYEqe
2013-02-12 14:35:52引いていないのも問題ですが,これもちょっと変ですね.上乗せを把握するには(線量計で測れる)外部被ばく分のみを引くべきで,自然放射線全体を引くと引きすぎかと. RT @ohira_y バックグランド値は… “線量限度について。 - 専門…” http://t.co/bUNLjf02
2013-02-12 16:18:14孫引きになってしまいますが, http://t.co/0VJfXgln の 表4.3の外部被ばく合計0.63mSvを年間時間で割った0.072μSv/hは実感とわりと合います. @ohira_y
2013-02-12 16:28:48実際には線量計が測定できるエネルギー範囲の制限で全部が捉えられなくて低くなるので,自己ノイズの十分低い線量計のBGはそれより低くなり,自己ノイズのある線量計ではそこから上乗せが起こると考えると実情に合う感触をもっています. @ohira_y
2013-02-12 16:32:211Fからの風向で線量計の値が変化,というなら,最低でも以下は見ておいた方が良いよね→ 福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果 「発電所敷地内で採取した大気中に含まれる放射性物質の核種分析を行っております。」 http://t.co/5GyyGgRX →続
2013-02-12 18:32:52ページの下からアーカイブも辿れる. 2011年12月23日~2013年1月31日のアーカイブ http://t.co/GXVGuYRR 2011年12月22日以前のアーカイブ http://t.co/3dhNg9DT →続
2013-02-12 18:34:31例えば,2012年2月1日報告(pdf) http://t.co/sxFKkmDU を見ると,例のアレの取材(シナリオ)時期である2011年11月前後の分析結果の数値の推移も見られる. →続
2013-02-12 18:35:161F西門データを見ると,有意値の出ている日と,NDの日がある.西門方向への風向,あるいは再浮遊しやすい条件時には有意値が出て,それ以外は出ていないと推測できる(誰か風向き,風速との相関とってみてください). →続
2013-02-12 18:35:44この時期の最大値を採用し,1m^3中に含まれる放射性物質が全て塊として飛来し(ここはわざと極端な仮定),時定数が短い条件に設定された簡易線量計の検出器近傍を風に乗って通り抜けたとして)線量計の測定値に影響の出るレベルかと考えてみては? →続
2013-02-12 18:37:01事故の影響を見落さずに追っていくという視点に立って見ても問題だと思うのは,事故直後に放出され,生活環境の近傍にある桁違いに多い放射性物質の方が問題であるのに,「福島の苦しみの原因」を<原発からまだ放射性を放出が続いていること>の方にフォーカスをずらしてしまったことだと思う. →続
2013-02-12 18:38:32念の為言うと,(少なくとも当時)原発からの決して少なくない量の放射性物質の放出はあったでしょう.そのための建屋カバーであったし,放出量推定値の発表もあった(最新はいつだっけ?).だから放出の続く事実を書くことは間違いではない. →続
2013-02-12 18:39:39しかし,その根拠を「風向きにより線量が変化する」ところに求め(きっちりと相関をとったデータを私は見たことが無いです),「ガイガーカウンターで空気中の放射性物質が測れるのだ」という誤解を生むのは(それが必要かは別として)防護的な生活をする上でも有害では.
2013-02-12 18:40:28記事を読むと美味しんぼの取材時期は2011年11月12日~19日.この時期に福島県に入り,自らの目で見ている.あとは専門家の助言を受けて正しい記述として欲しいところ. 福島報告1 http://t.co/xmArjanK 福島報告2 http://t.co/Zeuk3Z0V
2013-02-12 20:52:30(メモ) 第二回福島取材 http://t.co/8eKAHLLA 福島報告 その1 http://t.co/FFeZs85F 福島、第3回目の取材 http://t.co/L4fxMp9R 福島の真実編 http://t.co/YRGZesrS
2013-02-12 21:00:59(擁護する義理はないのだけど)ざっと見たところ,3度にわたり福島県を訪れ,現地のものを食べ,ちゃんと見てくれている気がするのだけど.出たものをたたくのは簡単だけど,(関係者とかで)もうちょっと前向きな何かをできる人って居ないのだろうか.
2013-02-12 21:07:24美味しんぼ関連で,1~3号機原子炉建屋からの現在の放出量についての情報は以下 → 東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2013年1月31日付,pdf) http://t.co/zvUu0WnD の p.3/3
2013-02-13 00:25:35引用「1~3号機原子炉建屋からの現時点の放出量(セシウム:Cs-134 とCs-137 の合計値)を、原子炉建屋上部等の空気中放射性物質濃度(ダスト濃度)を基に、1号機約0.002 億ベクレル/時、2号機約0.02億ベクレル/時、3号機約0.03 億ベクレル/時と評価。」
2013-02-13 00:26:51引用続き「1~3号機合計の放出量は設備状況が変わらないこと等から先月と同様に最大で約0.1 億ベクレル/時と評価。この放出による敷地境界における空気中放射性物質濃度はCs-134 及びCs-137 ともに約1.4×10-9 ベクレル/cm3 と評価。」
2013-02-13 00:28:16今でも放出が続いていることを示す最も強いエビデンスは、東電資料 http://t.co/DcXdowpQ のp.3-49「セシウム溶液の大気中へのセシウム移行率確認試験」に有ります。沸騰していない汚染水の蒸気にも低濃度のCsが含まれることを示した実験です。 @clear_wt
2013-02-13 20:35:23この実験で得られた移行率と汚染水のCs濃度、崩壊熱から予想される蒸気発生量を使ってCsの放出率をざっと計算してみたことがありますが、東電が建屋上部でのダストサンプリング結果から推定し公表している放出率と矛盾しない値が出ました。 @miakiza20100906 @clear_wt
2013-02-13 20:36:53線量測定では値がばらついて当たり前!,と言う人で実際に自分で値のばらつき範囲を確認(計算)した人はどれぐらいいるのだろうか?やっている人は当たり前にやってるけど,実際に自分の手を動かして確認している人の割合は案外少ないのではないだろうか.
2013-02-14 12:50:03価格の割に信頼性の高い,TERRAシリーズ,RADEX等で使われているGM管SBM-20は60Coでの校正で132cpm/μSv/h(仕様値),137Cs較正や実際のフィールドでは条件にもよるけどおおよそ150cpm/μSv/hと言ったところ.
2013-02-14 12:51:49計算が簡単になるように,100cpm/μSv/h,すなわち1分間のカウント値を100で割るとμSv/hに換算できるとする(実際の値と違うのであくまでざっくりとした計算).
2013-02-14 12:54:23